憧憬☆カトマンズ

著者 :
  • 日経BPマーケティング(日本経済新聞出版
3.92
  • (83)
  • (127)
  • (80)
  • (10)
  • (2)
本棚登録 : 625
感想 : 156
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (236ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784532171070

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • まさにウルトラハッピーエンド!
    女子は媚びてなくてかっこいい、男子もいいおとこすぎる。
    底抜けに阿呆らしくてハッピー、でも悔しいけどときめく!
    黒真珠も野良女も読んでるので、3倍楽しめました。
    宮木さんの振り幅の広さは本当に素敵です。

  • 図書館本ですが…買うっ!笑
    大好きっ!!

    東京の僻地にあるバカ大学の学部卒だけど、仕事はできちゃう29歳な彼女たち。
    恋に仕事に、適度に奮闘(?)する二人のかっこよさに脱帽です。
    あっけらかんとした下ネタにも笑ってしまいます。

    そうなんです。
    今時世の中暗いんだからリアリティなんて言ってないで、ありえない位現実味のないハッピーエンドが読みたいんだよっ!!笑
    あとがきまで最高でした。

    宮木さんは『春狂い』みたいに暗い気分になるもの(宮木さんがそう言ってるw)と、憧憬☆カトマンズみたいなウルトラハッピーなものと、ギャップが激しかったです。
    『花宵道中』から入った私ですが、宮木さんの『セレモニー黒真珠』や『憧憬カトマンズ』みたいなウルトラハッピーもの、かなり好きです。
    もちろん、暗い系のも好きですがっ。

    図書館本 2012.2.28

  • 初めて読む作家さん。
    もっとどろりとした感じなのかな、という印象だったけど、
    全然そんなことなかった。

    とういうのも、あとがきでハッピーエンドな物語にしたかった、
    というようなことが書いてあってなるほどなって思った。
    確かにこれはハッピーエンドだわ。
    しかも女の子が楽しくなっちゃうようなハッピーエンド。
    そういうとこでは私も女の子なわけで面白かったです。
    漫画が小説になった感じ。
    漫画原作っぽいとかそういうことではないんだけど。
    ちゃんと小説で、だけどテンションはそんな感じ。

    それを踏まえるとこういう展開もなるほどなぁって思う。
    だってあんな素敵な展開そうそうないよ!
    テンポもよかったし、本に慣れてない人でも読み易そうだなー

    普通は暗い方から入るんだろうけど、明るい方を先に見たので、
    この人の書く暗い話はどんなんだろう、って興味があります。
    他の本も読んでみよう。

  • しっかり自分というものを理解していてまっすぐな感じが素敵。
    http://feelingbooks.blog56.fc2.com/blog-entry-829.html

  • 魅力的な彼女たちに私も背中押されて頑張れるぞ!っていう気になります。

  • 2011年、トップ5に入る爽快作。
    近年小説でこんなにスカッとした本はなかったので読んで良かった。
    主人公の2人と趣味も仕事も全然違うのに年齢は同じせいか考え方と物言いにいちいち共感した。
    特別なことが起こらないではないけど、静かでもない日常の話。
    凹んだら読もう。

  • あたしの好きな「切ない宮木作品」ではありませんので、比較的笑い転げて元気になれる作品でした。でも、端々に宮木さんらしいほろ苦さが現われていてよかったです。とんがっているようで、自己主張が激しそうに見えていて、実は素直なわかりやすい二人の主人公、どちらも魅力的でした。あとパティもカワイイです。

  • 帯に書いてあるように、ウルトラハッピーストーリーだった(^^♪
    テンポも良くて読みやすいし、痛快で爽快です!
    後藤ちゃんと中尾ちゃんに元気もらえました!!
    働く女子(特にアラサー女子)にオススメしたい(>_<)
    この本を教えてくれた友人に感謝です(*^_^*)

    確かにこんなこと現実にはありえない!って感じだけど、娯楽の読書くらい楽しいのが良いっていうあとがきに激しく同意です(^^)/

  • 日経ウーマンで連載。
    どうりでと思った。

    派遣の実態など、詳しいことは分からないか、今まさに旬のテーマではないだろうか。
    ワーキングガールたちのいい意味でのノリに脱帽。

    自分探しというのが一つのテーマではないだろうか。
    最後の相撲の話はコミカルで笑い転げてしまった。

  • 幸せー!

    楽しい。
    この勢い大好き。

    「これ絶対パロってますよね?」
    っつー所とか小気味いいし。

    潔い。
    カッコいい。
    好きだ、後藤ちゃんと中尾ちゃん。

    ふたりと宮木あや子さんにありがとうを言いたくなる。
    もっかい読む。

全156件中 101 - 110件を表示

著者プロフィール

1976年神奈川県生まれ。2006年『花宵道中』で女による女のためのR-18文学賞の大賞と読者賞をW受賞しデビュー。『白蝶花』『雨の塔』『セレモニー黒真珠』『野良女』『校閲ガール』シリーズ等著書多数。

「2023年 『百合小説コレクション wiz』 で使われていた紹介文から引用しています。」

宮木あや子の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×