- Amazon.co.jp ・本 (386ページ)
- / ISBN・EAN: 9784532171223
感想・レビュー・書評
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料理を通して、それぞれの夫婦・家族の在り方を描いた小説。
ファミレスとはファミリーレストランまたはファミリーレス(家族無し)という捉え方も「なるほど…」思いました。
作中に出てくるエリカ・ひなた母子の図々しさに終始本気でイライラしてしまい、本が分厚いこともあって何度かリタイヤしそうになりました。スイマセン。あと、前々から思っていたのですが、重松さんの描く若者の話し方がみんな同じような感じでちょっと気になりました。
いろんなかたちの家族・夫婦が何組か出てきて読みごたえはあるのですが、それぞれの話があっちこっちに行ったり来たり、忘れた頃にまた出て来たりするので、なんだかものすごく長く感じました。特に主人公と同世代の方々にとっては面白く読めるのかなぁと思ったり…。テンポの良い親父ギャグやら昭和の小ネタがチラホラ出てきましたが、たまにわからないネタがあったもので。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
今見てる朝ドラの「こちそうさん」とかぶっているような
いないような。
おいしそうなものがたくさん出るのは
主婦として参考にもなりいいのだけど
内容の割に長すぎるなぁ。
出だしの感じはよかったのに残念。 -
料理系でいいかな。
中身は重いところもあるけど、中年おじさんたちは大変だ。
奥さん側の意見もうなずけてしまうので、危ない本かも。 -
"おばあちゃん間違ったこと言ってる?"
確かに違わない。正しい。でも正しいけど優しくないよね。
↑重松さんらしいセリフだなぁ。
内容紹介
料理は、優しさなんだ。誰かのためにつくる時が、一番うまくなるんだ。
何気ない日常を軽快なコメディータッチで描きながら、現代人ひとりひとりの真の意味での自立と共生のあり方を見通す力強い作品です。
街なみも日常のくらしも、家族のかたちも変わる。だからこそ、変わらないものが生きる支えになる。手間ひまをかけるから美味しい。料理も、人生も。「これから」を生きるすべての人たちへ―おかしくて切なくて滋味に富む、震災以降の物語。一年ぶりの長編小説!
内容(「BOOK」データベースより)
妻と別居中の雑誌編集長・一博と、息子がいる妻と再婚した惣菜屋の康文は幼なじみ。料理を通して友人となった中学教師の陽平は子ども2人が家を巣立ち“新婚”に。3・11から1年後のGWを控え、ともに50歳前後で、まさに人生の折り返し地点を迎えたオヤジ3人組を待っていた運命とは?夫婦、親子、友人…人と人とのつながりを、メシをつくって食べることを通して、コメディータッチで描き出した最新長篇。 -
登録番号10642 分類番号913.6 シ
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結構、量が多いかなぁ?と思ったのに、展開が面白いので、さくさくと読める。
エリカ先生親娘の、マイペースぶりは面白かった!! -
いつもの重松節だったのですが・・・・。
どうなんでしょうね?飽きたというか、展開が読めるというか、ああ、こんなもんでしょうねってな感じで読み終わりました。
個人的には残念ですかね。 -
読めた事に満足
あっちこっち、最後にドタバタ、ここまで読んでこれかー(*_*) -
レシピが美味しそう
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泣けるほどの引力ではなかったけれど、家族との食事と料理は大事にしたいと思う。人生の核はどこにあるか、そこが一番響いた