ファミレス

著者 :
  • 日経BPマーケティング(日本経済新聞出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (386ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784532171223

感想・レビュー・書評

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  • [2014.04.05]

  • ひと手間かけて、旨そうだったなぁ。
    「ファミレス」ってそういう意味か?確かに今の時代はそうかもしれない。

  • ファミレスは、ファミリーレストランじゃなくてファミリーレス?
    そう考えたこともない、恵まれた状況にいる自分を幸せだと感じた。

    50間近の男たちの、なかなかアツい友情にクスリとさせられる。
    料理を通して、家族とか、子どもとのこととか、仕事のこととか、3.11のこととか
    いろんなことが絡まっていて、少し盛りだくさんすぎ感はあったかなー。
    でもさすが重松清さん、最後までおもしろく読めました。
    たくさんの料理のレシピが載っていて、試してみたいと思えるものいっぱいあった。
    なんとまお得感のある小説でした。

    世のお父さんたち、がんばれ。
    食べさせてもらってるのに、ろくたら感謝もせずわがままいって生意気いってすみません…高校生の自分に代わって、謝罪。

  • 子ども逹が独立し夫婦二人きりになった中学校の教師、子どものいない別居中の編集長、バツイチで移動のお惣菜屋さんを営む料理人、50歳前後の3つの夫婦のお話です。

    同世代の男の人が読んでも、女の人が読んでも共感できるのではないでしょうか?

    ドラマを見ているような感じです
    流石、重松さんの作品は気持ちの描写が丁寧で読みやすいです!
    あっ、でもかなりのボリュームです

  • ファミレスの新解釈に驚き。へぇ〜、そうくるか…。でも、それはそれで寂しいよな。/50才前後の夫婦3組、3組三様の関係を描いたお話。夫目線の部分が多いためか、妻たちがほったらかされているような気がするのが残念。 世のだんなさんたち、どんな思いでこの本を読んだのかな(笑)うちのだんなさんの感想も聞いてみたい←怖いもの見たさ(笑)

  • 3.11に合わせ再読。厚みがあるので読了は翌日に。妻と別居中の雑誌編集長と、息子がいる妻と再婚した惣菜屋の康文は幼なじみ。料理を通して友人となった中学教師の陽平は子ども2人が家を巣立ち新婚に。3・11から1年後のGWを控え、ともに50歳前後で、まさに人生の折り返し地点を迎えたオヤジ3人組を待っていた運命とは?夫婦、親子、友人…人と人とのつながりを、メシをつくって食べることを通して、コメディータッチで描く。陽平の息子が仙台の大学に行くところから始まる、子離れする熟年夫婦が登場する物語だけに心惹かれる作品。

  • 主人公の妻の態度があまりにも不愉快で読後感もすっきりにはほど遠く。相も変わらず震災を飯の種にしている点も興ざめ。どこが「コメディータッチ」」なんだか。二人の子供達に「離婚したらお母さんにつく」と言われる主人公の夫として、父としての過去の時間はいったい何だったんでしょうか。あまりにもむなしすぎる。

  • ファミレス→ファミリーレストラン→ファミリーレス。
    今まで気づかなかったけど、そう解釈することもできるんだ。
    重松清さんの著書は、他にも沢山読んだけど、心にすっと入ってくる感じ。
    あるあるって思う事やそうかなぁって事もあるけど、なんか考えさせられる。
    日曜日の朝は、目刺と味噌汁、土鍋でご飯を炊いてみたくなった。

  • 【ファミレス】 重松清さん

    ミヤちゃん、タケさん、オガさん。趣味としての料理、仕事としての料理、それぞれ料理の材料、作り方、シチュエーションにこだわりを持つ中年男3人。3人3様の熟年夫婦の様々な形態。



    重松清さんの本としては、物足りない。読んでいて間延びした印象を受けました。。次作に期待。。

  • 食べ物を扱った本やマンガが最近好きで、購入。
    読みやすいし、つまらない!ってほどではないけど、なんかごちゃごちゃした感じ。
    エリカ先生親子が図々しくて読んでてイライラした。
    図々しい人間が大嫌いなんで。

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著者プロフィール

重松清
1963年岡山県生まれ。早稲田大学教育学部卒業。91年『ビフォア・ラン』でデビュー。99年『ナイフ』で坪田譲治文学賞、『エイジ』で山本周五郎賞、2001年『ビタミンF』で直木三十五賞、10年『十字架』で吉川英治文学賞を受賞。著書に『流星ワゴン』『疾走』『その日のまえに』『カシオペアの丘で』『とんび』『ステップ』『きみ去りしのち』『峠うどん物語』など多数。

「2023年 『カモナマイハウス』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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