ノックがとんとん (わたしのえほん)

  • PHP研究所
4.13
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本棚登録 : 121
感想 : 16
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  • Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569686943

作品紹介・あらすじ

もりのそばに、ふるいちいさないえがありました。にわには、いろのはげたベンチがひとつありました。ながいことあきやだったので、おばけのボーボー、いぬのポンス、ねこのグルグル、おんどりのコースケ、かべのやもりのペーターがすみついたいえを、しゅうぜん、そうじした、おじさんのおはなし。4〜5歳から。

感想・レビュー・書評

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  • 長年貯蓄してやっと買った家に動物たちが住み着いていたことに腹をたてて、「このくそったれどもめ、とっととうせろ!」とおじいさんがキレるのですが(絵にも「くぉらーっ」というセリフがあります)、なかなかこども向けの絵本にはない怒りの表現で、父としては読み聞かせに力が込められますのでとても良いと思います。

  • 「もりのそばに、ふるいちいさないえがありました。にわには、いろのはげたベンチがひとつありました。ながいことあきやだったので、おばけのボーボー、いぬのポンス、ねこのグルグル、おんどりのコースケ、かべのやもりのペーターがすみついたいえを、しゅうぜん、そうじした、おじさんのおはなし。4〜5歳から。」

  • 面白かったー。
    絵もほのぼのとして、ちょっとおしゃれで。色彩から、外国の絵本かしら、と一瞬思いましたが、1940年生まれの日本の作家さんでした。

    一生懸命働いたお金で買った家に、誰も入れないぞと荒ぶるおじいさん。。。。
    でも、ある日
    とんとん!
    と、ドアをノックする音が。

    心がほっとあたたかくなるエンディングで、とてもよかったです。

  • んっ?
    この絵本は、「おじいさんと10ぴきのおばけ」シリーズの原作になるのかな⁈
    でも、やさしいおじいさんになる前の言動がなかなかのインパクトがあってちょっと引いたけど、
    この物語から「10ぴきの〜」が始まるのかと思うと感慨もひとしお。

  • 4歳11ヶ月男児。
    長い間、一生懸命働いて家を買ったおじいさんが、なんか他人のようには思えなくて、最後幸せになってくれてホッとした。

  • この本にある家にいってみたいなぁ。
    おじさんほんまにつよいん?
    最後は、(よかったね)と思いながらニコニコわらいました。

  • なんとかわいらしいおはなし!

    なんとステキなイラスト!


    もりのそばのちいさないえには、

    おはけのボーボー、
    いぬのポンス、
    ねこのグルグル、おんどりのコースケ、
    やもりのペーターたちがすみついていまひた。

    あるひ、ひとりぼっちのおじいさんがこの家をかって、やってきた。
    そしてどえぶつたちも、おばけも追い出してしまう。

    しかし1年がすぎると、すっかり元気をなくしたおじいさんのまとに、とんとん!と、懐かしいノックの音が…

  • 子供の頃に読んで、今になって再会した。
    大好きだったなぁって思い出した。
    心があったかくなった。

  • 人が訪問しない家は、ダメね〜

  • 3歳1ヵ月

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著者プロフィール

1940年、福岡県生まれ。絵本作家・画家。作品に『大だこマストン』シリーズ(ぎょうせい)、『ミイラくんあそぼうよ』『ノックがとんとん』(PHP研究所)、『おとうさんとさんぽ』『ツトムとまほうのバス』(教育画劇)、『こぐまと二ひきのまもの』(童心社)、『10ぴきのおばけ』シリーズ(ひかりのくに)など。『おばけとこどものおうさま』(PHP研究所)でボローニャ国際児童図書展エルバ賞、『ツトムとネコのひのようじん』(小峰書店)で第29回ひろすけ童話賞を受賞。

「2023年 『10ぴきのおばけのけんこうしんだん』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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