時代の“先”を読む経済学 (PHPビジネス新書)

著者 :
  • PHP研究所
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  • Amazon.co.jp ・本 (253ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569795607

感想・レビュー・書評

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  • 読後備忘録

    マクロを見通す鳥の目
    ミクロを見る虫の目
    潮の流れを見る魚の目

    現在は実質レートではまだ円安
    (商品、資源価格が上昇している)

  • ・鳥の目、虫の目、魚の目(流れを読む目)を持つことが大事。
    ・実はStill円安。US物価はこの15年で40%上昇
     日本は0%。⇒競争力という点では、円安という意味か?
     海外売上という観点からは当てはまってないのではないか? 
     ⇒日本製品は値上げできる?
    ・中国人民元切り上げは、輸出産業⇒自消産業にすれば問題なし。
    等の意見が新鮮であった。

  • 分かりやすいが、連載を新書に纏め直したということもあり、話題が切れ切れ。ニュースのまとめ的な位置か。

  • ★2011年18冊目読了『時代の”先”を読む経済学』伊藤元重著 評価B
    日経MJへの連載記事の寄せ集めであるため、内容がそれぞれ薄いし、話題に対する考察がごく一般的で当たり前。TVのコメンテーターのレベルとしか思えません。何冊か彼の著書は読みましたが、本当に一般的で優等生的。面白くないんですよねー。
    かなりの売れっ子教授ですが、この程度で稼げてしまう今の日本の経済学者は、楽だなあと思えてきます。うーん ブックオフの105円が妥当なVALUEです。

  • 目からうろこが1点。今、為替は円高ドル安が進んでますが、実態経済においては、円安ドル高。なぜならば、・・・・。

  • 時代の先をよむ!なんて大げさなタイトルが付いているのでどんなものだろうと購入。

    普段から新聞やニュースを見ている人ならどれも知ってはいることでした。ただ、ふと今問題となっていることはなんだろうと思い返したいときにパラパラとめくるといいような気がします。

    そのぐらいなのであまり深くはひとつひとつのテーマで掘り下げているものではないように思えました。

    TPP亡国論を読んだばかりなのでTPPに関する話題のところを読んだ時はその理由をもうすこし掘り下げてほしいと感じました。

    もっと深く掘り下げれば一つのテーマで一冊本が書けるところをあえて多くのテーマで新書一冊というのですから内容的に薄くなってしまっても仕方のない部分は多かったとおもいます。

    今度は一つのテーマで一冊!という本が読みたくなる、そんな新書でした。

  • 気分転換に手を取ってみたが、最初は経済学よりもマーケティングの話が多かったので当初選択を誤ったかと思った。
    経済が絡む諸問題の取っかかりが欲しい時には良い本。

  • サクサク読めるコラム集。
    最近のキーワード(LCC、タタ、TPP・・・)をワールドビジネスサテライトのコメンテーターとしてもお馴染みの伊藤元重氏が解説。

    良い点⇒サクサク読める。

    マイナス点⇒サクサク読める分、読み終わったあと内容をあまり覚えていない。結局、着意を持って読まないと、意味がないってことなのかな。

    読み返したい言葉⇒経済は三つの目で見る
    「鳥の目」経済をマクロで見る
    「虫の目」経済をマクロで見る
    「魚の目」潮の流れの変化を見る

    メモ⇒中長期的には円安方向へ
       実は国内市場が大きい韓国

  • 様々な分野について、書かれていたので良かったが、もう少し掘り下げて書いていてほしかった。

  • 東大の伊藤先生の本。

    新聞に連載するコラムをまとめたものなので、一つ一つの話が新書で3ページ弱という分量なので、ちょっとしたスキマ時間にも読みやすい。またその性質上、時事的というかトレンディなテーマが多いので、すぐに役立つ知識や経済学的に現代を見るエッセンスが身につく。

    学者の書いた本というと難解なものを想像する人もいるかも知れないが、テレビの解説などで見るように、伊藤先生の語り口は平易でソフト。経済の素養如何にかかわらず、誰にでもオススメできる一冊。

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著者プロフィール

東京大学経済学部卒。経済学博士。現職:東京大学名誉教授・学習院大学国際社会科学部教授。経済財政諮問会議議員、復興推進委員会委員長などを歴任。専門は国際経済学。著書に、『入門経済学』(日本評論社)、『ゼミナール国際経済入門』『ビジネス・エコノミクス』『ゼミナール現代経済入門』(すべて日本経済新聞出版社)など多数。

「2022年 『図解 はじめて学ぶ みんなのお金』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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