- Amazon.co.jp ・本 (367ページ)
- / ISBN・EAN: 9784575234992
感想・レビュー・書評
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103:大興奮のまま一気読みでした。「虫」のあぶり出しのシーンといい、ローラー作戦といい、確かに映像化したら映えそうですね!(映画は見てないのですが)余計なことを言わず、含みを持たせながらもすっきりと終わるラストシーンもですが、「犯人に告ぐ」というタイトルが素晴らしい……!
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誘拐事件を警視の巻島が担当したが、取り逃がしてししまう。解決せず過去の苦い経験が消えていない6年後、5歳ごろの子供4人が殺害される事件が発生する。テレビ報道を利用した情報戦や被害者家族との関係など、必ずしも綺麗な事だけではない背景も描かれている。
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2018.5.23再読了。
最初に読んだのはいつだったんだろう?
すごい作品に出会った!って、激しく興奮したのを覚えてる。
お腹の底が震えるような、なんとも言えない感覚。
2004年の初版から14年。
続編の存在を知り、そちらに手を伸ばす前に...と思い探しました。
「今夜は震えて眠れ」を思い出した時、自分の心も震えました。
巻島さんは、もう自分の中で豊川悦司さんでしかなく、今は朝ドラの影響もあり、イメージを切り替えるのが若干大変ではあったけれど。
ラスト100ページくらいは一気読みしてしまいました。
さぁ、続編はどうなのかな...? -
続編を読むにあたり、何度目かの再読。面白い作品は何度読んでも面白いですね。
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刑事ものの小説。
心理描写が秀逸だった。
特に凄いと思ったのが、巻島がマスコミの前で暴言を吐きまくるところ。
現実的な問題として、不祥事を起こしてテレビで不誠実な発言をしている人が多い気がするけど、背景にある心理状態はこうなってるのかと妙に納得させられた。
加害者の心理状態に注目している点も面白かった。
・[ワシ]事件の犯人→逮捕されなかったものの、後悔の念からか、自殺。
・巻島を刺した[ワシ]事件の被害者家族→自首
・元極悪人のトミさん→人格崩壊
結局犯罪ってのは、被害者にとってはもちろんのこと、加害者にとってもろくな事にならないんだなぁ思い、考え込んでしまった。 -
あー面白かった^_^!!
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バットマン。