僕の行く道

著者 :
  • 双葉社
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本棚登録 : 253
感想 : 56
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  • Amazon.co.jp ・本 (260ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784575235142

感想・レビュー・書評

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  • お母さんに会いたい。その気持ちからこの物語は始まります。
    長い間お母さんと手紙を交わすことしかできなかった大志くんはある日お父さんには内緒でペットの猫と一緒にお母さんのもとへ会いに行くことを決めました。小学生でここまで行動的なのには驚きましたが、沢山の人に支えらながら頑張る大志くんを応援したくなりました。
    とても切ないけど暖かい家族のお話です。

  • 小学3年生の大志が母に小豆島へ会いに行くことで色々な出会いの中で彼自身成長し、心温まる物語。

  • 小学3年生の男の子は、毎週土曜日に届く母からの手紙を楽しみにしている。
    母は、フランスにデザインの勉強に行っていると聞かされて育ってきたのだが、ある日、父の部屋で矛盾に気づいた。
    フランスにいるはずの母は、実は小豆島にいるのではないか。
    いや、いるに違いない。
    父や母にウソをつかれた悲しみよりも、母に会いたい一心で一人で小豆島まで行くことを決心した。

  • 母親はパリでデザインの勉強中と聞かされて育った八歳の大志君の寂しさを慰めてくれていたのは、優しく温かな笑顔で、そっと抱きしめてくれているアルバムの中の母の写真と定期的に届く母からの手紙でした。
    そんな或る日、偶然に父宛の手紙と写真を見て疑問を抱いた彼は、母を求めて愛猫ミュウと小豆島へと旅立つんです。

  •  主人公・大志は小学校三年生。父親と二人暮し。母親はファッションデザイナーで、パリに単身赴任中で、大志は2歳のときから一度も母親に会っていない。毎週土曜日に届く、母親からの手紙を楽しみにしている。大志は、寂しがりやだが、素直で、優しい。
    その大志が、母親が日本にいる証拠と思われる小豆島の写真を、父親の本棚から見つけてしまったことから物語が始まる。 母親に会うために、大志は旅に出ます。東京から小豆島まで、父親には内緒の、はじめての一人旅です。小豆島には母親が住んでいるんだと、大志は信じている。小豆島についたら、母親に会って、一緒に暮らしてくれと頼む、それが、旅の目的

  • 映画の予告編が面白そうだったので、原作本をチェック。
    僕はフランスでデザイナーをするママに一度も会ったことがない。
    ある日、去年ママが小豆島で撮影した写真を見つけた僕は、愛猫のミューと一緒に旅にでる。
    映画の予告編を見て、すっごい面白そうと思って読んだ作品。
    数多くの困難に合いながらも、母に会うために小豆島へ向かう姿は健気。話としては面白かったんですが、少しご都合主義的な部分が強かったかなぁと。ただこの単純さがこの本の魅力でもあるようです。

  • あっと言う間に読めてしまいました。
    ちょっと出来すぎてる気もするけど・・・。

  • 恋愛小説ぢゃないの読むの久々〜!家族愛?
    新堂冬樹さんの小説だったから買ってみた。

    なんか可愛くて癒される〜♪
    そして泣ける!!

    最近ヤなニュースばっかで人間って恐い(>_<)って思ってたけど、優しい人間もたくさんいるんだね〜(^^)

  • いろいろ考えさせられたなー

    話はすごく重いんだけど、すごくシンプルに描かれてて、すんごい読みやすかった!

  • なんか何もかも作り話すぎて途中から白けてしまいました。
    わたしにはピュアすぎました。

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著者プロフィール

1998年作家デビュー。2003年『忘れ雪』が大ベストセラーとなる。『ある愛の詩』『あなたに逢えてよかった』と続く“純恋小説”という新ジャンルを打ち立て、話題となる。著書に『動物記』『ブルーバレンタイン』など多数。近年、『虹の橋から来た犬』がスマッシュヒットとなる。

「2023年 『なごり雪』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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