バイバイ、ブラックバード

著者 :
  • 双葉社
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本棚登録 : 6302
感想 : 934
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  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784575236958

感想・レビュー・書評

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  • でました。
    強烈なキャラクター!

    チルドレンの陣内を女性にした感じかと思ったけど
    彼女の辞書に「正義」はありません。

    それぞれが個性的で、忘れられないキャラクターばかり。


    ポスタル小説ということで、毎回50人に郵送で届けられた小説だったそうです。
    なんて贅沢!

    勉強不足で太宰さんの「グッド・バイ」は読んだことがないのですが
    興味が沸きました。

    結局何が言いたいんだろう、とか、そういうことはもう全部いいから
    とりあえずこのちょっとやるせない感覚と、期待感が残る読後感に
    浸ればいいと思う。

  • 『バイバイ、ブラックバード』
    -伊坂幸太郎-



    5股をかけていた男が金銭絡みの末「あのバス」という行き先不明の乗り物に乗るはめになるのだが、その前に5人の女性に別れを告げる短編集。
    男の見張り役として繭美という女性が出てくるが、どうしても繭美がマツコデラックスとして思い浮かぶ。

    ジャンボラーメンの女
    子連れの女
    キャッツアイな女
    計算好きな女
    女優女
    1番好きだったのは最後の女優女。
    どの話にも繭美がいい味を出してくる。
    結局「あのバス」に乗ってどこへ連れて行かれるのか分からないままだったが、きっと繭美が助けたんだと思う。
    キック式のバイクで10回だけ蹴ってエンジンがかからなかったら…と決めていたが繭美はエンジンがかかるまでキックしたんだろうな。
    そう思えて仕方ない。

  • 多分二回目

  • 思ったこと
    バスは何なの?
    伊坂幸太郎の小説に出てくる女性はみんな少しサバサバしすぎな気がする。
    大女と主人公のやりとりがすき。

  • 伊坂さんらしいキャラクター設定、独特の言葉の言い回しがが絶妙です。大女がマツコ・デラックスにしか思えなかったのは私だけではないのでは(笑)。

  • うーん。伊坂幸太郎とわたしは相性が悪いのかも。
    面白いんだけど一回読んだら終わりって感じ。。

  • 個人的に読みやすく、面白かった


    5人の女性と付き合っていた主人公が、謎の外国人女性とともに一人づつ別れを告げに行くお話

    主人公と謎の外国人女性とのやりとりがすごい好きだった

  • もう、日本中が伊坂幸太郎読めばいいのに。

  • 「自分の価値をどうにか維持して
    ほっとしたいんだよ」

    その通りだ、と思う。

    でも全てが当てはまるわけではなくて。
    私はその例外を信じたいんだ。

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著者プロフィール

1971年千葉県生まれ。東北大学法学部卒業。2000年『オーデュボンの祈り』で、「新潮ミステリー倶楽部賞」を受賞し、デビューする。04年『アヒルと鴨のコインロッカー』で、「吉川英治文学新人賞」、短編『死神の精度』で、「日本推理作家協会賞」短編部門を受賞。08年『ゴールデンスランバー』で、「本屋大賞」「山本周五郎賞」のW受賞を果たす。その他著書に、『グラスホッパー』『マリアビートル』『AX アックス』『重力ピエロ』『フーガはユーガ』『クジラアタマの王様』『逆ソクラテス』『ペッパーズ・ゴースト』『777 トリプルセブン』等がある。

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