家族の言い訳 (双葉文庫) (双葉文庫 も 12-1)

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  • 双葉社
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  • Amazon.co.jp ・本 (301ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784575512465

感想・レビュー・書評

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  • 家族のわだかまりやすれ違いを扱った短編集。
    どのストーリーも刺さった棘がスッキリは抜けないまま終わるような感じ。。

    「良く夫婦を戦友に例える人がいるでしょう。僕はちょっと違う意見なんだな。妻は一緒に戦ってくれなくてもいいんです。戦いは僕がしますから。だからその代わりにせめて味方でいて欲しいんですよ」
    という言葉がちょっと胸に残りました。

  • ありがちでベタ。でも泣けました。
    おかあちゃんの口紅はとくに。

  • さらさらっと読める。
    あまり印象には残らない。

  • あまり印象に残らなかったかな。歌謡曲の歌詞みたいな短編集。

  • 作者は、もともと小説家ではなく作詞家だそうです。
    短編八話の作品集です。

    どの話をとっても心温まる物語で、心を動かされます。
    取り分け、僕は「おかあちゃんの口紅」に感動しました。

    この小説を読んで、感動の涙を流しても悲しい涙は流さないと思います。流石、作詞家だけのことはあるなと感心しました・・・生意気な言い方だけど!

    良書だと思います。

  • 家族、恋人、友人。
    距離が近い故に、見えなくなってしまうことがあり、
    ふとした出来ごとや他人の存在によって
    その大切さ、温かさを気付かされるのでしょう。

    そんなことを感じた一冊でした。
    出来過ぎ感は否めないけれど、まぁ、小説ですから^^;

  • 身の回りにありそうな、なさそうな・・家族の中の、少しの後ろめたさとわだかまりをほぐしていく、いい話。

  • 家族になるとどんどん言葉にして伝える労力を惜しみ出す。けれど些細なことに愛が潜んでいて、それは言葉より私たちを幸せにする。
    家族っていいなと思う。

  • 誰もが一番身近な家族をテーマに繰り広げられる短編物語集。それぞれにリアリティがあり、「おかあちゃんの口紅」父子の「粉雪のキャッチボール」は特にほろっときてしまった。

  • 短編集。ヒット曲の作詞家さんがこんなにもよい本を書くとは知らなかった。どれも心にジーンとくる話ばかり。親孝行も子孝行もその時は忙しかったり、照れ臭かったりで後回しになりがちだけど、その瞬間に思ったことを伝えるだけでも違うのかもしれないと思った。

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著者プロフィール

作詞家、小説家。放送作家を経て1983年より作詞家を始める。作家・脚本家としても活動。

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