誰かが足りない (双葉文庫)

著者 :
  • 双葉社
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本棚登録 : 1610
感想 : 170
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  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784575517170

感想・レビュー・書評

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  • なんだろう。
    ちょっとした一言に,泣かされた。

  • ひとつの洋食屋さんに向かう何組もの人々の短編集。行ってみたくなるなぁ。

  • ハライってどんなとこ?行ってみたいなぁ〜
    一話一話良かったです。

  • 美味しいと評判のレストラン「ハライ」に同じ時に訪れた6組の客の物語。

    レストラン。そこは美味しいものを食べる、ただそれだけの場所じゃない。訪れるまでのいきさつ、そこでのかつての思い出、人それぞれ色々な思いがある。

    「ハライ」というレストランが舞台かというと、そうでもなく。一つ一つの短編の最後がハライに通じている。

    気持ちとしては「ハライ」にもっと焦点を当てて欲しかったかな。描写が少なかったからなんとなく架空の店みたいな感じで消化不良。

  • 最後のシーン、全員が出てくるような安っぽさがない
    上質な物足りなさが、ちょうどよい

  • レストラン「ハライ」を軸とした6人の物語。
    誰かが足りないというか、皆自分のなかに足りないものを探してハライに向かう。
    願わくば望んだものがみつかりますように。
    続きはあなたの心のなかで・・・。
    続きが読みたい。

  • 2017-5,01.12 オムライス。

  • そこにはもういない人。そこに、いて欲しいと願う人。
    足りない誰かを待つレストランの風景、そこに至るまでのそれぞれの物語。
    内容はともかく、文章に癖がないので読みやすい作家だなと思う。

  • 足りないを抱えている人達の物語なので、どこか辛く切ない。
    皆がハライに集っていく、そこには先が決して暗闇では無い未来の約束があって救われます。

  • 寂しいけどあったかい
    寂しいけど優しい
    寂しいけど笑顔になれる

    そんな、旋律のような作品

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著者プロフィール

1967年、福井県生まれ。上智大学文学部哲学科卒業。2004年、第3子妊娠中に書いた初めての小説『静かな雨』が、文學界新人賞佳作に入選。07年、長編小説『スコーレNo.4』がロングセラーに。13年4月から1年間、北海道トムラウシに家族で移住し、その体験を『神さまたちの遊ぶ庭』に綴る。16年、『羊と鋼の森』が本屋大賞を受賞。ほかに『太陽のパスタ、豆のスープ』『誰かが足りない』『つぼみ』など。

「2018年 『とりあえずウミガメのスープを仕込もう。   』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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