京都寺町三条のホームズ (双葉文庫)

著者 :
  • 双葉社
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本棚登録 : 1737
感想 : 134
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  • Amazon.co.jp ・本 (312ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784575517750

感想・レビュー・書評

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  • 2年前、仕事の都合で烏丸御池に住んでいたことがあり、京都には格別の思い入れがあります。なので、本作を手に取らないわけにはいかないし、楽しめないわけがなく……

    寺町三条や知恩寺、鞍馬など、観光で寄ったところや通勤で足しげく通った道などが登場するだけで、ノスタルジックな気分(ほんの2年前ですがw)に浸れて最高です。

    舞台だけでなく、骨董や古典を扱ったミステリというのが新鮮で良いですね。これまであまり興味を持つことが無かったジャンルなので、本作をきっかけに少しだけ興味が湧いてきました。

    軽快にテンポよく読める、良い意味でカジュアルな作品なので、今後も気軽に手に取りやすそうなのも良い感じでした。

  • 京都府内の私の地元とご縁のある作家さん。市民だよりで紹介されていたので、読んでみたいと思っていた作品。

    京都を舞台にした、骨董品にまつわるライトミステリー。和歌や掛け軸に描かれた絵、その他骨董品の由来を読み解いて謎を解いていくストーリー。

    ミステリー要素は本当に“ライト”だけど、気軽に読める楽しい内容です。主人公の恋模様も含め、人間関係も面白い。恋の進展が気になるので、続編を読みたいです。

  • 京都が舞台のライトミステリー。骨董品ネタが楽しみだったので、もう少し要素が強かったらなと思う。軽い内容でさらっと読めました。ホームズさんのキャラがなかなか素敵。京都へ行きたくなりました。

  • ミステリー?には分類されないかと思うほどライトな推理小説。
    あまり登場人物には感情移入できない。
    京都に土地勘があるので親しみやすい。

  • 読みやすくてサクサク読めた(*^^*)方言って素晴らしいなー(笑)
    京都に行きたくなってきた!

  • かくとだに えはや伊吹の さしも草
    さしもしらじな 燃ゆる思ひを

    に対して、

    夏の夜の 夢ばかりなる きまぐれに
    かひなく立たむ 名こそ惜しけれ 

    と返す、ホームズが、いけず過ぎる!笑

    かっこ良いね、シリーズ物なのがわかりました。

  • さくさくっと、漫画のように読めます。若い人や、あまり難しい本は…という向けかな。良いリラックスになりました。作者があとがきに書いているように、京都に行きたくなる本なのは確か。

  • 中学生の娘から借りて読了。
    気軽に読める感じ、絵が浮かぶようで楽しく読んだ。

  • 望月麻衣の作品をなぞり中
    ホームズのあだなは伊達じゃない
    主人公の葵は遠距離恋愛の彼氏を親友に取られ、旅費を稼ぐ為に家にある骨董品を持ち込み鑑定・買い上げを試みるものの、店のオーナーの孫に導かれ、店でアルバイトしたお金で上京(東京)する事になる
    店には様々な相談事が持ち込まれて・・・

  • 京都本大賞第4回大賞

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著者プロフィール

北海道出身、現在は京都在住。2013年にエブリスタ主催第二回電子書籍大賞を受賞し、デビュー。2016年「京都寺町三条のホームズ」で第4回京都本大賞を受賞。「京都寺町三条のホームズ」「京洛の森のアリス」「わが家は祇園の拝み屋さん」「満月珈琲店の星詠み」「京都船岡山アストロロジー」シリーズなど著書多数。

「2023年 『京都 梅咲菖蒲の嫁ぎ先』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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