パレード

著者 :
  • 平凡社
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本棚登録 : 770
感想 : 168
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  • Amazon.co.jp ・本 (84ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784582829969

感想・レビュー・書評

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  • 『センセイの鞄』のアナザーストーリーなので、先のにそちらを読まないとよくわからないかもしれない。私はかなり前に『センセイの鞄』を読んだのですが、すぐにこの二人の雰囲気に引き込まれまれて、懐かしい、心地よい感じでした。「ツキコさん、昔の話をしてください」とセンセイが言い、おなかいっぱいでお昼寝から覚めたまだぼ〜っとした状態で、不思議なハナシをツキコさんがします。本当のことなのか、嘘なのかはわからないんですが、それがまたちょうどいい感じです。

  • 「センセイの鞄」サイドストーリーです。あの世界観をもういちど味わいながら、それでいて独立したちいさな物語。小さくても感じられることは大きかったです。

  • 「センセイの鞄」のツキコさんとセンセイの日常のふとしたやりとりを本にしたもの。
    ツキコさんの子供の頃の話が主。

    あの2人どうしてるのかな、とふと思うことがあるのでなんとなく懐かしい友人に会っ
    たみたいな感覚だった。ツキコさんとセンセイの会話も懐かしい。

  • 「センセイの鞄」のサイドストーリー。お風呂に浸かって読むのに最適な本です(笑)。

  • 大学

  • ありそうでない、いい話。
    どちらかというと途中の畳とかが魅力的。

  • 短編で絵が多くて絵本のように読めました。天狗、とかそうめん、とかモチーフの使い方が川上弘美はとても好きです。ゆるゆるしていて、かつ、そんなこともあるかも、と思ってしまいます。

  • すごくあたたかい。

  • 『センセイの鞄』続編。さらりとしたおとぎ話。前作とはあまり繋がりませんが、センセイとツキコさんのまったりとした日常は素敵です。

  • 「センセイの鞄」の番外編。本編と同様、ほのぼのしている。こんな時間を一緒に過ごしてきたんだろうなぁと想像できる。

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著者プロフィール

作家。
1958年東京生まれ。1994年「神様」で第1回パスカル短編文学新人賞を受賞しデビュー。この文学賞に応募したパソコン通信仲間に誘われ俳句をつくり始める。句集に『機嫌のいい犬』。小説「蛇を踏む」(芥川賞)『神様』(紫式部文学賞、Bunkamuraドゥマゴ文学賞)『溺レる』(伊藤整文学賞、女流文学賞)『センセイの鞄』(谷崎潤一郎賞)『真鶴』(芸術選奨文部科学大臣賞)『水声』(読売文学賞)『大きな鳥にさらわれないよう』(泉鏡花賞)などのほか著書多数。2019年紫綬褒章を受章。

「2020年 『わたしの好きな季語』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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