- Amazon.co.jp ・本 (214ページ)
- / ISBN・EAN: 9784591097243
感想・レビュー・書評
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【引用】
海を臨む病院に入院して、ディスクジョッキーになったチビでヨワムシな少年。
毎日届くリクエスト、病室に響く懐かしいメロディ、個性的な医師や入院患者たちとのゲストトーク…少年のお昼の放送は、病院全体を明るくあたたかな空気で満たしていった。
そんな日々も束の間、やがて病状が悪化し、お昼の放送ができなくなってしまう。
そして少年は11歳の誕生日に、ある決意をして、街に飛び出した。尽きせぬ想いが、ラジオから聴こえる―海辺の病院で紡がれる、小さなディスクジョッキーの初恋ものがたり。
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途中わっけわからんところありましたが、
物凄く泣きました。
たろう健気、、、 -
白血病の少年の物語。
白血病については思い入れがあるので真剣に読んだ。定番な感じはあるが、なかなか感動した。
小さい子でも「死」を受け入れるまでにどんどん大人になっていくんだなあ・・と思う。
最後、瀕死の状態なのにDJを続けるところは本当に感動した。 -
品川駅の本屋さんで大きく取り上げられていて目に留まった本。泣けました。純粋で温かくて泣ける本を探している方は是非読んで下さい!
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涙。なみだ。
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野球少年だった主人公太郎が代打で初ヒットを日に、鼻血を出して倒れてしまう。検査の結果、白血病であったことが発覚――病院生活を余儀なくされた太郎は、自分の夢であるDJの仕事を院内の昼の放送で実現することによって、仕事人間の父親との和解や病院内での友人を得たり、初恋を経験することによって、元気を取り戻してきたのだが・・・(2008.9.13)
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白血病にかかった太郎が病院の昼の放送でDJをする話。悲しい話ですが清々しくなったような感じがしました。爽やかな後味が残る感じです。ぜひ読んでみて下さい。
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序盤から「死」を匂わせる文章に、ああまたお涙頂戴ものかと、半ばうんざりしかけたのだけど
読み進めると、切ないとか哀しいとか、そういう感情よりも、ただ温かいなぁと、思った。
小さなDJのひたむきな姿に、こっちまで励まされ、その可愛らしい恋を応援したくなる。
ラストの終わり方も好きだな。そしてクラッチ。なんておいしい役なんだ。最初はなんて残酷な言葉を吐くガキかと思ったけど、良い奴になっていくんだという事はわかっていたよ。
神木くんで映画化か。ちょっとでかいけど、彼なら許す。 -
2.3時間で読み終われる本。
でも、内容が薄いわけではないと思う。 -
太郎の頑張りに涙!
自分の気持ちを言うのってすごく難しいことだと思う。
それをやりきった太郎は偉い!!
自分も!っと前向きになれます。
大先生や周りの人の人柄もすごくいい。
お父さんの気持ちもなんとなくわかる気がする・・・
映画も見たい!