Little DJ: 小さな恋の物語

著者 :
  • ポプラ社
3.62
  • (60)
  • (86)
  • (135)
  • (13)
  • (4)
本棚登録 : 612
感想 : 119
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (214ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591097243

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み


  • 【引用】
    海を臨む病院に入院して、ディスクジョッキーになったチビでヨワムシな少年。
    毎日届くリクエスト、病室に響く懐かしいメロディ、個性的な医師や入院患者たちとのゲストトーク…少年のお昼の放送は、病院全体を明るくあたたかな空気で満たしていった。
    そんな日々も束の間、やがて病状が悪化し、お昼の放送ができなくなってしまう。
    そして少年は11歳の誕生日に、ある決意をして、街に飛び出した。尽きせぬ想いが、ラジオから聴こえる―海辺の病院で紡がれる、小さなディスクジョッキーの初恋ものがたり。

  • 途中わっけわからんところありましたが、

    物凄く泣きました。


    たろう健気、、、

  • 白血病の少年の物語。

    白血病については思い入れがあるので真剣に読んだ。定番な感じはあるが、なかなか感動した。
    小さい子でも「死」を受け入れるまでにどんどん大人になっていくんだなあ・・と思う。
    最後、瀕死の状態なのにDJを続けるところは本当に感動した。

  • 品川駅の本屋さんで大きく取り上げられていて目に留まった本。泣けました。純粋で温かくて泣ける本を探している方は是非読んで下さい!

  • 涙。なみだ。

  • 野球少年だった主人公太郎が代打で初ヒットを日に、鼻血を出して倒れてしまう。検査の結果、白血病であったことが発覚――病院生活を余儀なくされた太郎は、自分の夢であるDJの仕事を院内の昼の放送で実現することによって、仕事人間の父親との和解や病院内での友人を得たり、初恋を経験することによって、元気を取り戻してきたのだが・・・(2008.9.13)

  • 白血病にかかった太郎が病院の昼の放送でDJをする話。悲しい話ですが清々しくなったような感じがしました。爽やかな後味が残る感じです。ぜひ読んでみて下さい。

  • 序盤から「死」を匂わせる文章に、ああまたお涙頂戴ものかと、半ばうんざりしかけたのだけど
    読み進めると、切ないとか哀しいとか、そういう感情よりも、ただ温かいなぁと、思った。

    小さなDJのひたむきな姿に、こっちまで励まされ、その可愛らしい恋を応援したくなる。
    ラストの終わり方も好きだな。そしてクラッチ。なんておいしい役なんだ。最初はなんて残酷な言葉を吐くガキかと思ったけど、良い奴になっていくんだという事はわかっていたよ。

    神木くんで映画化か。ちょっとでかいけど、彼なら許す。

  • 2.3時間で読み終われる本。
    でも、内容が薄いわけではないと思う。

  • 太郎の頑張りに涙!
    自分の気持ちを言うのってすごく難しいことだと思う。
    それをやりきった太郎は偉い!!
    自分も!っと前向きになれます。

    大先生や周りの人の人柄もすごくいい。
    お父さんの気持ちもなんとなくわかる気がする・・・

    映画も見たい!

全119件中 41 - 50件を表示

著者プロフィール

著者・鬼塚 忠(おにつか・ただし)
鹿児島市生まれ。大学在学中から世界放浪の旅を始め、四〇ヵ国を巡りながら世界各地で働く。帰国後、海外著作の版権エージェント会社に勤務したのち、独立する。

著作に『Little DJ』(2007年映画化)、『カルテット!』(2012年映画化・ミュージカル化)、『僕たちのプレイボール』(2010年映画化)、『花戦さ』、『恋文讃歌』、『鬼塚パンチ!』などがある。

「2017年 『風の色』 で使われていた紹介文から引用しています。」

鬼塚忠の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×