- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784591126578
感想・レビュー・書評
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2012年11月25日読了。
以前聞いた藤原さんの講演と同じことを言っている。確かに、50代位の方がターゲットになっているが若い人も早いうちにこの考え方には触れた方が良い。答えがない成熟社会は、それぞれ一人という時代。そこでの安易な拠り所に頼るのではなく自分の幸せな人生をマネジメントしていく上で哲学を持って生きることが大事。パリの人は心の拠り所のツールとして宗教を捉えているというのは発見。
メモ。
タテヨコの関係だけでなくナナメの関係が大事、自分でストーリーを付与する、5年おきに自ら危機を演出する、コミュニティを複数持つ(土曜の寺子屋ドテラ)、大事なことは相談しない(責任を自分で)、パートナーとの時間を大事にする、もともと二人は分かり合えない人物(いかに、それを分かって寄り添えるか)。 -
今年の一冊目は、藤原和博さんの著書から。
「定年を迎え、いざその時地域に加わろうとしても入っていけない。」
には同感。特に男性は。
あとは家族、特に妻との関係や会社は自分の能力研鑽場であるというのにも、なるほど。
まだ先だけれど、そろそろ私も定年が坂の上に見えてきたかな。
13/01/03-1 -
和田中の民間出身校長を務められた藤原さんの著書ということで読んでみたけど、まだちょっと早かったかな。
坂の上の坂、というのは年代のことを言っていて、定年退職後、しっかり坂を登り切ったあとで待ち受ける坂をどうするか、ということなので、もちろんいつかはその時が来るのだけど、20代でそこを見据えるのはなかなかしんどい。
とはいえ、同期など同世代とはちょっと違う生き方をしている自分にとっては、共感できるところが多かった。
25の時ぐらいから悟っているのが、「結局幸せは自分にしか決められない」ということ。国際的なリーダーになることが幸せと思うならそこを目指せばいいし、仕事は平凡でも家庭第一にしたいならそこを目指せばいい。そういうことなんじゃないかな。 -
人生80年の時代の現代は、退職後の生き方が問われる時代でもある。
その時を見据えて、何をどのように準備すればよいのかを書いている。 -
坂の上の坂は、いわば第二の人生。どんな坂の上の坂を迎えるかを考え、準備しておくことが必要ということ。
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この本石巻に持ってきたのも何かの縁かもしれない!!
定年まで登りつめて、その後は下って行くのではなく、また登り、最高な人生の締めくくりを迎えられるか。
平均寿命も伸び、定年迎えても何十年も生きる現代。その時を迎えるに当たって、きちんと準備ができているか?考えさせられることが多くて、すごく面白かった!
オススメしてくれた人に感謝だし、読んだことない人にはさらにオススメしたい!!
ちなみに、なんで石巻持ってきたのを縁と感じたかというと、藤原さん自身が震災復興支援で、石の生産が盛んな石巻の雄勝地方の支援をされていたから。雄勝の石を使った時計を製造販売し、その収益金を使って雄勝の文化を元に戻す取り組みをしたり。
大学の頃は意味もなくボランティアに燃えていた頃もあったのに、最近すっかり遠のいたその世界。
新たなコミュニティに入りたいなーって思うようになったから、何か探してみようと思います。 -
読書は読み手のその時の状況によって、得るものが違うと思う。
この本は、40代でいいか、というのと、中身はあくまで著者の具体例に基づいたアドバイス集。その前提で読めばいい本です。自分には相入れない部分も多数。