山手線探偵 まわる各駅停車と消えたチワワの謎 (ポプラ文庫)

著者 :
  • ポプラ社
3.30
  • (27)
  • (96)
  • (142)
  • (29)
  • (14)
本棚登録 : 1081
感想 : 124
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591129685

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • ドラマでやりそう…とか思ってしまった。
    シホと雨の出会いが気になります。

  • 家賃が払えなくなって、山手線を根城にして探偵をして居る。些細な事件から殺人事件まで、次から次へと事件が起こる。気がつくと真相に迫っていき、あらゆる事件が繋がって行く事とは思わなかった。なかなか面白く、続編を読むのが楽しみでした\(^o^)/

  • 2012.06

  • 山手線の社内をオフィスにする探偵と,自称ミステリ作家と小学生女子が日常の謎から殺人事件までも解く話。
    表紙とタイトル通り,全体的にはゆるい雰囲気だけど,この作者はところどころにエグさを出してくる。

  • 意外と面白かった
    展開が少ないと思っていたらアレヨアレヨと
    最初のエピソードにつながった
    続編も楽しみ!

  • 山手線に現れるという探偵と助手兼広報担当の小学生と自称ミステリ作家の三人組によるミステリ。この著者の他の作品に比べればマイルドになっている。その分、小中学生でも読みやすいと思う。
    内容はある大学生がビデオを回していると小学生がホームに転落するところから始まる。最初は「え?」と思ったが、話が進みにつれ重要なエピソードだとわかる。山手線探偵三人組の事件の始まりは痴漢の冤罪を着せられた男を推理で救う。そこから話が膨らんでいく。最後に最初のエピソードの真実がわかる。いつものアクの強さがないので少々物足りなさもあるが、安心して読めるという点で星五つ。小学生のシホが殺人事件の重さを中和している。

  • 日本屈指の有名路線のひとつ"山手線"。

    その電車内で探偵稼業を行っている霧村雨と助手のシホ、
    仲間の三木幹夫の3人組が、事件と出会い、解決していく物語。


    文章も軽快で、殺人事件を扱いつつも殺伐とした雰囲気は一切なく、
    全体的にほのぼのとした内容となっている。


    本作は、リアルよりも推理過程を楽しむ作品なのだろう。
    そして、
    ターゲットも大人…というよりも、子供たちなのではないだろうか。
    (ポプラ文庫は全体的にそうなのだろうか??)


    なぜなら、本作には、
    どこにも本当の意味での悪人がおらず、
    どこにも本当の意味での悲しみが描かれていない。


    そのためか、全体的に薄っぺらい印象が拭えないのだが、
    そこは、ライトノベル的推理小説と認識し、
    推理小説入門書だと思えば許容範囲だろう。


    ただ、、、
    犯人の犯行のすべてが明らかにされていない点、
    事件の解決も偶然の要素が強い点、
    ライトノベルとして重要なキャラの個性がいまひとつ、
    というのは、残念である。


    まだ1巻目なので、次巻以降に期待といったところだろう。

  • 6年男子に借りた5冊目。

  • 読みやすかったけど、特に印象には残らない作品で、まるで中高生が読むライトノベルや赤坂次郎のようだった。

  • ホームレスならぬオフィスレス探偵。
    山手線の中に居座って、クライアントからの接触を待つ受け身営業の探偵。

    痴漢の貶め屋から端をなし、過去の殺人事件を解決する、というもの。
    あまりキャラがまだなく、これからの展開を期待する。

全124件中 51 - 60件を表示

著者プロフィール

1969年、静岡県生まれ。第8回『このミステリーがすごい! 』大賞・隠し玉として『死亡フラグが立ちました! 』(宝島社)で2010年デビュー。
他の著書に「ドS刑事」シリーズ(幻冬舎)、「山手線探偵」シリーズ(ポプラ社)、「バリ3探偵 圏内ちゃん」シリーズ(新潮社)など多数。

「2023年 『全裸刑事チャーリー』 で使われていた紹介文から引用しています。」

七尾与史の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
三浦 しをん
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×