つむじダブル

  • ポプラ社
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感想 : 156
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591130698

感想・レビュー・書評

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  • 最初はハラハラして、兄かっこいいなーとか、理想な家族だなとか思った思ったけど、だんだん展開が読めてきた。
    つまらなくなって、こんなことあるのか?と白ける自分がいたりして。

  • 読みやすい。
    末っ子のまどかちゃんと、長男の由一くん2人の視点から捉えた文章です。
    一部ズレが生じて、嗚呼これさっきの続きか!となりましたが、素直なまどかちゃんと家族を大事にしている由一くんの言葉たちが、とても読みやすい。

    文章は、まどかちゃんサイドが宮下さんで、由一くんサイドが小路さんなのかな。そういった分け方で書かれているのかな。その点気になるな。あとで、調べておこう。

  • 出来すぎ感、たっぷりです

    兄・由一と妹・まどか
    ふたりの視点を通して
    なんもないと
    平和と思ってた
    家族の秘密

    解きほぐされるのも
    優しさや思いやりが満ちていて
    良かったです

  • 宮下さんの作品をまだ余り読んでいないのでなんともいえませんが、小路さんは小路さんらしかった。
    素敵なリレー小説。みんないいひとだ。

  • あらすじは途中からわかってしまいましたが、登場人物がみんなしっかりしてる人達で、安心します。

  • つむじダブル。兄妹それぞれの視点から描かれていて、年齢による捉え方の違いがおもしろかった。大人への階段を登る2人のこれからが気になる!

  • 宮下奈都さんが大好きで。
    女子、ではなく少女の視点で書いてるのは、読んだことないと思う。新鮮。
    子どもっぽく振舞ってるの、ってとこが可愛い。かわいい。
    お兄ちゃんは、ちょっと完ぺきになりすぎて、うーん。
    見栄えがよくて、才能があって、爽やかくんで、美人の彼女がいて、って。
    きらきらしすぎてるのに、抵抗があるの。
    醒めてしまう。ひねくれてるかな?

  • 男女2人の作家によるコラボ小説。

    男視線、女視線
    女心、男心
    それぞれが自分の性別の人物を担当するという面白い企画作品。

    ストーリーはライト。若い人向き。

  • リレー小説でありますが。
    正直、妹ちゃんのパートのが好。
    お兄ちゃんのパートは面白いっちゃ面白いんだけども、万事、上手く行きすぎ。恰好よくて、歌うまくて、ああそうですか、よくありますよねー、という所。

  • 大好きな作家二人の共作はやっぱり素敵でした♪ヽ(´▽`)/
    温かい空気に包まれた心休まる作品です。
    父、母、祖父、兄、妹の5人家族をお兄ちゃんと妹の視点で書き綴られた物語。
    お兄ちゃんのパートを小路さんが、妹のパートを宮下さんが書いています。

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著者プロフィール

1961年、北海道生まれ。広告制作会社勤務などを経て、2002年に『空を見上げる古い歌を口ずさむ pulp-town fiction』で、第29回メフィスト賞を受賞して翌年デビュー。温かい筆致と優しい目線で描かれた作品は、ミステリから青春小説、家族小説など多岐にわたる。2013年、代表作である「東京バンドワゴン」シリーズがテレビドラマ化される。おもな著書に、「マイ・ディア・ポリスマン」「花咲小路」「駐在日記」「御挨拶」「国道食堂」「蘆野原偲郷」「すべての神様の十月」シリーズ、『明日は結婚式』(祥伝社)、『素晴らしき国 Great Place』(角川春樹事務所)、『東京カウガール』『ロング・ロング・ホリディ』(以上、PHP文芸文庫)などがある。

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