東京23話

著者 :
  • ポプラ社
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感想 : 61
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  • Amazon.co.jp ・本 (203ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591146118

感想・レビュー・書評

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  • 図書館で借りたもの。

    東京23区(と武蔵野市と東京都)が語り手。
    それぞれが短いから読みやすいけど、少し物足りなさも感じた。
    東京の歴史を知ることができた。

  • 東京で生まれ育ったけど、知らないことが沢山あって面白かった。
    北区の旧古河庭園に行ってみたい。練馬区の大泉サロン…。なんて素敵なことがあったんだ、と。

  • 東京23区が、それぞれに自分の区を語る物語。
    名古屋16話とは、少し違う組み立てですが、
    どちらも、区の紹介物語ですね。
    東京23区は、歴史も学べてなかなか興味深かったです。

  • 東京、かわゆす。
    しかしサンシャインが巣鴨プリズン跡地とは知らなかった‼︎

  • 代官山蔦屋書店で見かけて。

  • まず読み始める前に23区を全部書き出せるかやってみたら、自分は3つの区が出てこなかった。
    結構行っていたりするのに思い出せなくて、その区に悪いことしちゃった。

    「ここは退屈迎えに来て」を読んだばかりで、それは自分には面白くなかったので、この作家さんの本かあ…とちょっと思ったのだが、本作は面白かった。
    東京生まれ東京育ちの作家さんにではなく、東京に住んでたった8年の作家さんに書いてくれと頼んだ東京新聞も随分と思い切ったことをしたものだなとも思うが、東京のスピーディな変容っぷりを考えると、別にそれでも、かえって良かったのかもしれない。
    2015年2月までの連載をまとめて8月に発行されたものだが、その間の4月に変更になったことがちゃんと新しい名称で書かれていて感心した。
    しかし著者もおっしゃっているが、もうこの中に書かれていることと違ってしまっている事象もあるだろう。
    常にめまぐるしく変わって行く東京を書くというのはそれだけ難しいと思う。

    渋谷区と中野区の語り口が面白くて好き。

  • 東京23区が一人称で自らの区のことを紹介します。
    生まれた時から東京に住んでる生粋の都民ですが、自分の区のことは知っていても他の区は未知の世界なこともあり笑。
    初めて知ったことも多くてなんか新鮮だった。
    どんどん、変わっていく東京。
    東京オリンピックが開催されるし、また進化しそうですが楽しみ!
    おもしろく読み終えました◎

  • 2016 1/25

  • 23区がそれぞれ擬人化されて、語っていくおはなし。
    知ってる街は「ああわかるわかる!」と共感できる部分多数。
    知らないエピソードもあり、楽しめた。
    東京都民だから楽しめた?かもしれない。

  • 東京23区を擬人化して一人称で書いたエッセイ という設定がまず、すごいですね。
    区がしゃべるんですよ、しかも自分の各区の名所などをユーモアたっぷりに紹介してるのです。
    面白かったです。

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著者プロフィール

山内マリコ(やまうち・まりこ):1980年富山県生まれ。大阪芸術大学映像学科卒。2008年「女による女のためのR-18文学賞」読者賞を受賞し、12年『ここは退屈迎えに来て』でデビュー。主な著書に、『アズミ・ハルコは行方不明』『あのこは貴族』『選んだ孤独はよい孤独』『一心同体だった』『すべてのことはメッセージ小説ユーミン』などがある。『買い物とわたし お伊勢丹より愛をこめて』『山内マリコの美術館はひとりで行く派展』『The Young Women’s Handbook~女の子、どう生きる?~』など、エッセイも多く執筆。

「2024年 『結婚とわたし』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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