([ほ]4-6)活版印刷三日月堂 小さな折り紙 (ポプラ文庫 ほ 4-6)
- ポプラ社 (2020年1月4日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (331ページ)
- / ISBN・EAN: 9784591165874
感想・レビュー・書評
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20201124読了。
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本作も泣けた。1番好きだったのは「二巡目のワンダーランド」。
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あわゆきちゃんのファースト名刺の話がすごく好きだったんだけど、その広太の父親の小学校時代からつづられる「二巡目のワンダーランド」が良かった。
いろんな人たちがどんどんつながっていくのが、東京バンドワゴンのようで見守りたくなる。 -
三日月堂シリーズもこれでおしまい
アナログを再発見出来る物語でした -
慎重派、っていうか、自分のペースを乱されるのが嫌なタイプでしょ?自分の思い描いた通りにいかないと落ち着かない、っていうのかな。
できる人とできない人がいるわけじゃなくて。人間やらなきゃならなくなればけっこうできるものみたい。
だから、仕方がないんだよ。仕方がないことってあると思うんだ。生きていればね。
思い出は心のなかにあるから大丈夫だって。強いからね、あの人は。
うまくいくかわからないけど、はじめなければはじまらない -
どの短編も本編で登場した人々が主役になっていて懐かしい。真っ直ぐな、素直に良いなと思える話ばかりで心温まります。
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2020/06/09 読了。
図書館から。
これにて完結。
三日月堂のその後の話がかかれていて、
シリーズ物の嬉しいところですね。
悠生さんと弓子さんの結婚前の話とか
読んでみたかった気もするけれど、
金子さんと小穂さんの話があったので、それで満足。
周りの人の話も少しづつ成長が分かるように書かれていて、
楓ちゃんの話もよかった。
久しぶりに温かく泣けるシリーズだったので、
終わってしまって残念ですが、
綺麗な終わりでもあるので、この先は読者の余白ですね。 -
終わってしまうことが残念という気持ちは勿論あるのだけれど、始まりを感じられる素敵な終わり方は本作品らしいのかもしれないですね。
改めて、このシリーズに出会えて感謝。
自分にとって宝物となる本です。
ありがとうございました。
近々、全巻間をあけずに読み通してみようと思います。