秘密―トップ・シークレット (2) Jets comics

著者 :
  • 白泉社
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感想 : 69
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (260ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784592132356

感想・レビュー・書評

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  • そう言えば夢野久作の「ドグラ・マグラ」なんかも、読み終えると発狂する…とか言われてたっけ…。途中で悪酔いしたみたいになって断念したけど。
    視覚に訴えられるってのはもっとキツイのかな…引きずりこまれるみたいに。猟奇的犯罪を犯す人が描いた絵って怖いの多いもんな。これ以上読むと怖い夢見そうなので、断念。

  • 天地に脳を返すって・・・あんな単純には戻せないのに、あのメルヘンな世界であんな返還方法(笑)。そして、あの二人は凄いほのぼのとしていて和んでしまいました。
    それから、私はBLの読みすぎでしょうか。どうしても薪サンは魔性の男で、青木はその虜になっている男としか見えないのですが。これは普通に上司と部下の信頼関係でちゃんと納まっているんですか?私の思考がおかしいのかしら。

  • 生皮剥がされちゃったり、内臓はみ出しちゃってる絵なのに、何故綺麗に見えるんだろう?話も複雑で面白い!

  • 面白い。
    気持ち悪いのに読んでしまう。

    ゲス野郎、と青木を罵った女の子が
    一言ではあらわせない魅力を持ってる。

  • 映画の中にもでてきた絹子のエピソード。
    映画での絹子は理解不能な嫌な女だったけど
    原作ではきちんと背景が描かれている。

    表紙の薪さんの綺麗さ…たまりませんな。

  • 佐藤優子「本のフルコース」つながりで。「第9」に配属された新人女性が無断欠勤したと思ったらある日彼女の脳だけが「私の身体を探して」という紙片とともに送り付けられ…。一家惨殺で死刑執行された男の脳をスキャンしてみると…。という2編。脳をスキャンすることで加害者と被害者しか知りえない情報が得られる斬新さと、被害者が意識を失っていれば得られる情報が限定されるという限界、多くの人から自分の脳を死後にスキャンされることの可能性に対して嫌悪感・反感を持たれている現状。裁かれることなく逃げおおせた殺人者の放つ、人の秘密をのぞきみるゲス野郎という悪罵。上に制作あれば下に対策ありで、脳をスキャンされないように頭をつぶすような犯罪、頭を撃ち抜く自殺が増えるんだろうな、という予感も含め。自分がこの世界に置かれたらどうするか、と思いを馳せてしまう。

  • 再読。初読時はそうでもなかったのに、今読むと天地さんのユメが切なくてたまらない。

  • <THE TOP SECRET>
      
    装丁/末沢瑛一

  • 脳が露出したり、全身の皮膚をめくったり…

    グロいシーンも書き手によっては、美しく見えてしまう。

    まさか、動物の脳までスキャンできるとは思わなかった。

  • 譁ー莠コ螟ゥ蝨ー縺ョ隧ア縺ィ縲?愆蜿」螳カ諠ィ谿コ莠倶サカ縲

  • 何度読んでも、世界が美しくて泣ける。

  • 内臓の絵が美しい。でも実際は脂肪とかついててこんなにきれいじゃないんだろうなとも。

  • 2巻まで読んだけど、これ年1連載だったのか……。
    それで12巻て……。
    まあ、このレベルで重くてグロイ話をハイペースで描き続けるのは、作者の精神状態が危ぶまれるけど……。
    とりあえず続きが気になる。
    が、一話完結なので、まあまあ。

  • オカルトな後輩・天地いいキャラだったのになんてことだ‥。
    死ぬ直前の画に泣いた。
    人って日常の充実が一番望んでる幸せなんだよね。

    一家惨殺事件も恐ろしい。

  • 新人女性・天地の第9に送られてきた脳の話、一家惨殺の死刑囚、生き残りの娘の話、の巻。両方とも読んでいて、胸が締め付けられるし、いたたまれないし、やるせないし、相変わらずグロいしで眉間のシワが深くなる

  • 殺人事件の被害者や被疑者の脳を解析し、「視界」を再現する近未来ミステリの第2巻。hontoストアで期間限定無料。あくまでもSFではあるんだけど、他人のプライバシーを除くことに対する捜査陣の葛藤が繊細に描かれており、とてもリアリティがある。

  • 2016.4.23-24

  • 天地、脳、解体
    男性不信、犬の脳

  • レンタル本

  • 再読。二つの事件が切なすぎ。
    青木の後輩、天地が殺されてしまう事件。その前日、天地の失敗をとり戻すのに余裕がなかった青木は彼女に冷たく当たってしまい、結局それが彼女との最後の会話になります。天地の脳だけ取り出されて“第九”に送られてくるのですが、天地がみた夢が普通のことだけに、つらさ倍増です。
    それとZIP。ZIPは飼い犬で、飼い主の少年と一緒に事故で死んでしまうのですが、事件を疑う青木は少年の脳を見せてもらおうと遺族にお願いするのですが、彼は全盲でした。あきらめかけた青木はZIPに気付き… という話。飼い主の平井くんを見つめるZIP。 彼のみた世界は本当に美しい。

  • 重いっ!
    グイグイ引き込まれて(というか、怖いもの見たさで目が離せず?)読んでしまうのだけれど、これがまだまだ続くのかと思うと…。第九の新人になった気分。連続して読んだら精神のバランス崩しそうだわ…。

  • 親しき者の記憶を知ることは

    【内容】
    配属されて間もない新人の脳が送られてくる。
    捜査のためにその記憶を取り出すのだが・・・

    【感想】
    正直、近しい人の記憶はあまり覗きたくないですね。やっぱり。

    (2013年12月24日読了)

  • 夢の世界の描写で、パンズ・ラビリンスやDr.パルナサスの鏡を思い出しました。鮮やかな色合いで少しシュールで重力を無視したような世界。
    とても綺麗だけれど、悲しい世界。

    もし、は考えても詮ないけれど、もし天池が生きていたなら、たぶん青木も薪も他の人たちも、みんな違う未来になったんだろうな、などと考えてしまった。

  • 「秘密2003」は、犬が好きな人、犬を飼ってる人にはたまらなく胸に迫るものがある。
    事件の本題ではないのに、強烈に焼き付く数ページのエピソード。
    あの数ページで、号泣した。

    エグい事件ばかり起こる毒々しい世界と
    優しさと「だいすき」にあふれた優しい世界が
    嘘のようだけどおなじ世界。
    そんな揺るがない事実を改めて見せられた。

  • 初版:2003/06/03
    第8刷:2007/03/31

  • 嗚嗚...豋場後超快的出場的...精英集團「第九」團隊的唯一女性天地...

  • シリーズ2冊目。中編2作から成ります。

    「秘密2002」初の女性の同僚が事件に巻き込まれ。。。
    事件そのものの解決よりも同僚の想いに重点を置いた作品。彼女の気持ち、正直私と同じ。一人で泣き崩れました。
    彼女の望みは、私には些細な事とは思えません。

    「秘密2003」ある死刑囚の死刑執行後の事務手続きが思わぬ展開に。
    飼い犬ZIPの見た世界の、余りの美しさにやはり泣き崩れました。これは清水さんの絵だからこその効果。珍しく読後感の悪くない作品でした。

  • 浅草などを舞台とした作品です。

  • (2011-05-28L)(2020-07-04L)(2023-09-15L)

  • 物語的には良いのだけど、どう見ても男性が女性にしか見えない造形はちょっとなぁ…それが少女漫画と言うことなんでしょうか?扱う事件が悲惨すぎるからバランスで美男子がいるって事??

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著者プロフィール

十文字学園女子大学名誉教授。桐朋学園大学(ピアノ専攻)卒業後、NHKラジオ幼児番組「ピッポピッポボンボン」、教育テレビ「ふえは歌う」などにピアノのお姉さんとしてレギュラー出演。現在は後進の指導をはじめ、朗読ミュージカルのピアノ演奏、雑誌等での音楽あそびやリズムダンスなどを発表し好評を得ている。

「2022年 『保育のうたあそび決定版-ワクワク☆春・夏のうた-』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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