はじまりの樹の神話: こそあどの森の物語6 (こそあどの森の物語 6)
- 理論社 (2001年4月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
- / ISBN・EAN: 9784652006160
感想・レビュー・書評
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こそあどの森シリーズの中では少し長編映画。
真夜中の魔女の秘密にも繋がる、きつねがでてきたり、タイムトラベルの伏線回収があったりワクワクする物語だった。
また、人間社会で生きてる中では気づけなかった、大切なことをたくさん教えてくれた作品だった。
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本が苦手な私が唯一小学生の頃から好きだった本。
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"金属がひとを殺すんじゃない。ひとを殺すのはひと" p.303
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児童文学。はじまりの樹の神話がどうやって成り立ったか、今の人たち(?)がどんな風に関わったのか、最後の伏線回収も含めて面白く読めた。
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先が気になり、どんどん読み進めました。この物語の世界観が良くて読み終わるのがもったいないくらいでした。
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はじまりの樹の神話 岡田淳 理論社
こそあどの森の物語6
壮大なロマンあふれる創世記から現代への物語
縄文のような自然の中の一員として暮らす 純朴な狩猟採集時代から
知識という悪魔の所有意識と 天使の補い合う解放意識との両面を相対させることで
物質と精神・有限と無限・部分と全体などの
相対関係を通して 自分の心と頭脳を磨き出す暮しへと成長していく
満ことのない所有欲は競争原理を思い込み 永久の真理を求める解放欲は摩擦の体験を糧とする
切磋琢磨によって集合意識とつながる成長へと飛躍し
相乗効果を生み出す
お互いに
殺すことと生きること
奪い合うことと補い合うこと 疑い合うことと信頼し合うこと
この両面を理解することで 出合いを選択し続けろ冒険と発見の旅をしていく 後ろを振り返れば不安恐怖にまみれ
その体験も逆手に取って学びへと咀嚼し
視野を広げることで部分の具体的な情と 全体観の抽象的な愛を兼ね備えた調和へと 成長していく後ろ姿をこの物語に見て 読者となる子供たちは日々出合う判断の土台を 身に着けていけるだろう 勿論大人にとっても 人生という永遠の成長の旅に役立つ物語である -
みんなと一緒にハラハラして、
ドキドキして、ほろっとした。
みんないい人たち。
しばらく余韻に浸ります。