シャーロットのおくりもの

著者 : E.B.ホワイト さくまゆみこ

• あすなろ書房 (2001年2月10日発売)

感想・レビュー・書評

[ちゃと♪さんの感想 · 2008年11月3日]

本が読みたい夜があってもいい。

こういう可愛い本で子供だけのためじゃないよね。

毎日硬い活字ばかりで疲れた心にすっと入ってく。


物語自体は正直微妙だけど。（だってクモ気持ち悪い）

この話を考えたのが毎日ブタ小屋で過ごした少女とかだったりしたら素敵やな。

だって、動物たちって絶対コミュニケーションしてるやん。

人間がわからないだけで。

子供の中にはそういうお話をできる子がいるのかもしれない、って信じたくなる。


ただねー、豚はやっぱり食べるために必要な生き物なんだよ？

って教えてあげないと！！

しかし、シャーロットの言葉はかっこいい。


「生きるってどういうことだと思う？

生まれてきて、少しばかり生きて、死んで行くんでしょう。」


「あなたを助ければ自分の一生がちょっとはましなものになるって思ったのかもしれないわ。」


助けることに意味があるんだねー。じ〜ん

[霞ひのゆさんの感想 · 2008年7月2日]

「シャーロットのおくりもの」を読み終わりました(T_T)
シャーロット…！ すてきなお母さん！
これはまだ映画は見たことがないのですが、主演（主演はウィルバー？）がダコタちゃんなので、いつかレンタルして見たいです。
予想外にジーンとしました(>_<)幼児向けだとあなどってた！
こういう物語を子供に読んできかせるべきよね。
命の大切さをやさしくちょっと悲しく教えてくれます。
皆さんもぜひ！

[Pipo＠ひねもす縁側さんの感想 · 2008年5月16日]

ねずみの「スチュアート・リトル」の作者で名文家でもある、E.B.ホワイトの作品です。身体が弱くて処分されそうになった子豚のウィルバーと、ウィルバーが生まれた家の女の子、ファーン。ウィルバーはよその農家にもらわれていくのですが、そこで出会ったのは…とお話が動きます。ウィルバーはどうでもいいんだけど（笑）、もう、シャーロットが素晴らしすぎます。知恵にあふれ、勇気もあって優しく、悲嘆にくれるウィルバーをたしなめ、励まし、生きていける道を見つけたりしてくれる…「素敵」だけではくくれない女性です。今でもマイ憧れの女性（笑）。昨年だったか、映画でリメイクされていますが、あれはダメだー。ワーナーのアニメ版の、青紫色のちょっとセクシーなシャーロットがいいのですー！もとの飼い主のファーンの描きかたも素敵です。ファーンはシャーロットをはじめ、ウィルバーのお友達のことがわかるのですが、親御さんには「不思議ちゃん」と思われてお医者さんに診せられたりしてしまう（笑）。でもとても感受性豊かですてきな女の子。干し草置き場の鴨居に縄をつるしてブランコをつくり、高く積んだ干し草の上からそれに乗ってぽーんと空高く上がる姿はひたすらうらやましかったものです。ずっと続くのかな…と思われたウィルバーとシャーロットの関係も冬が近づくにつれて変わっていきます。そこがしんみりと哀しいです。でも、春が来て…という展開がまた素晴らしく、大甘のハッピーエンドとは違った終わりかたながらも、子供だった私にも納得できました。原題「シャーロットの巣（web）」を邦題に訳した訳者さんの優しい感覚が好きなのと、今読んでもほわりとしたいい気分になるのでこの☆の数です。

[Katieさんの感想 · 2008年1月22日]

面白かったです。
気軽に楽しめます。
でもやっぱり子供向けだったのか、少し物足りない気が…(これはしょうがないけど)

[ゆめさんの感想 · 2007年12月4日]

やさしい

[norabookさんの感想 · 2007年11月7日]

感動的な友情と奇跡のお話し。どちらかと言えば女の子向け。

[春生姜さんの感想 · 2007年8月29日]

スチュワート・リトルの作者E.B. ホワイトが送る、子ども向けの良質なファンタジー。この人が描くファンタジーの世界には「死の世界」とか「漆黒の闇」というものは出てこない。

[日曜日のさくらんぼさんの感想 · 2007年8月20日]

子ブタとシャーロットのかけがえのない友情を描いた児童文学の最高傑作!19か国、1000万読者に愛され続けるロングセラー。

[葦書房さんの感想 · 2007年7月15日]

▼児童文学らしい児童文学。▼シャーロットの自己犠牲が素敵。いい児童文学には、いい生き方をするキャラクターが出てくるものですね。(2007.1.7)

[kuu☆さんの感想 · 2007年6月3日]

題名だけは知っていたけど、読んだことがなかった本です。こんなにおもしろかったとは！子どもの時に読んでおけばよかった。どのキャラクターも素晴らしいです。クモが子豚の命を助けるなんて奇想天外な話だけど、すんなりと受け入れられる素敵なお話です。