真夏の焼きそば　食堂のおばちゃん（５） (ハルキ文庫 や 11-6)

著者 : 山口恵以子

• 角川春樹事務所 (2019年1月11日発売)

感想・レビュー・書評

[mame-shibaさんの感想 · 2022年12月3日]

一子さんがいつまで元気で続けられるか。

[かずはさんの感想 · 2022年12月2日]

美味しいご飯と下町人情噺。箸休めの読書にぴったり。

[いぐいぐさんの感想 · 2022年10月8日]

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海老フライ、大根バター醬油、餡かけの茶碗蒸し、ニラ玉豆腐、ホウレン草と豚バラの酒鍋、焼きそば……。
姑の一子と嫁の二三に、今や大きな戦力となった万里の三人で営む「はじめ食堂」は、今日も常連客の笑顔がいっぱい。
そんなある日、二三の娘・要が、最近毎日のようにランチに現れる男性を見て
「四和ビル爆破事件の逃亡犯に、そっくり」だと言う……。
心も身体も幸せになる、続々重版の大人気人情食堂シリーズ、第五弾。文庫オリジナル。
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久しぶりにおいしいごはんが出てくる本が読みたくなって、食堂のおばちゃんシリーズの続きを借りてきました。
毎回思いますが、こんなにあったかい食堂が近くにあるなんて、こんなにおいしそうなランチや夜ご飯が食べられるなんて！なんて素敵なんだろう・・・
そしてそんな素敵な食堂に集う人たちも、とっても素敵で。
私もおいしいごはんが作れるようになりたい。と自分の料理に対するモチベーションも上がりました。

[ゆずさんの感想 · 2022年9月8日]

万里くん、このままずっとここにいてくれるのかなーー。いてくれるといいなー♪#読了

[メカアザラシさんの感想 · 2022年9月8日]

相変わらずの美味しい一冊。
相変わらずの良き人たち。
少しづつ進む時間、動く環境がまたいい感じ。

[やびくさんの感想 · 2022年8月15日]

良い定食屋探したい欲と自炊欲という相反する気持ちが毎回生まれる笑
いつまでも続いてほしいほっこり感

[Funyaさんの感想 · 2022年6月12日]

　佃の食堂兼居酒屋「はじめ食堂」を舞台にしたヒューマンドラマ。シリーズ５作目。５話からなる。
　表題作は第１話に配され、万里がはじめ食堂に新風を吹き込んでいく展開になる本巻のプロローグになっている。

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　さあ、万里はどうするのだろう。読み終えて最初にそう思いました。
　次々と新メニューを考案し、一子や二三には「若頭」と呼ばれるほど頼りにされるようになった万里。もはやはじめ食堂にはなくてはならない人材なのですが、実はまだ万里の腰は定まってはいませんでした。

　料理人の道に進む決心はついていない。小説家への未練は断ち切れていない。そして食堂の１人娘・要への想いには万里自身も気づいていない。
　ないない尽くしの万里ですが、最終話でその万里の前に何やらいい感じの女性が現れます。

　桃田はな。
　気が強く行動力もある男勝りな女性なのですが、はにかみつつ手作りのパウンドケーキを万里に手渡しにくるような可愛らしさも持っています。

　そのはなと進路について話し合い、取りあえずは調理師の資格をとることにした万里ではありますが……。
　料理以外では優柔不断な万里のこと。今後の展開が気になるところです。

[1392972番目の読書家さんの感想 · 2022年6月5日]

「精一杯やれば、悔いは残らない。後悔がないから、納得できるんですよ、きっと」万里君へのエールの言葉に涙が出ます。面白かった。次巻も楽しみ。

[旭川医科大学図書館(公式)さんの感想 · 2022年3月8日]

【OPACへのリンク先】https://lib.asahikawa-med.ac.jp/opac/opac_details/?lang=0&amode=11&bibid=2000118138

[近藤真弓さんの感想 · 2022年2月3日]

文章が美味しい。
なんて食欲をそそる文章を書ける方なんでしょうか？
空腹時、要注意です。

著者プロフィール

1958年、東京都江戸川区生まれ。早稲田大学文学部卒業。松竹シナリオ研究所で学び、脚本家を目指し、プロットライターとして活動。その後、丸の内新聞事業協同組合の社員食堂に勤務しながら、小説の執筆に取り組む。2007年、『邪剣始末』で作家デビュー。2013年、『月下上海』で第20回松本清張賞を受賞。その他の著書に「婚活食堂」「食堂のおばちゃん」「ゆうれい居酒屋」シリーズや、『風待心中』『ゆうれい居酒屋』『恋形見』『いつでも母と』、共著に『猿と猿回し』などがある。

「2023年 『婚活食堂９』 で使われていた紹介文から引用しています。」