真夏の焼きそば 食堂のおばちゃん(5) (ハルキ文庫 や 11-6)

著者 :
  • 角川春樹事務所
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  • Amazon.co.jp ・本 (245ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784758442282

感想・レビュー・書評

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  • 今回も美味しそうなメニューがいっぱい。茶碗蒸しの餡かけ、蓮蒸し、小鍋もこれからの献立の参考にしよ〜っと。
    指名手配犯も刑事もハラールの人達もみんなはじめ食堂のトリコ。万里かどんどん成長してきた。次も楽しみ。

  • 安定の幸せな日々が綴られる。マンネリしそうだけどあきずに読んでいられるのはなぜだろう。いろいろ出てくるメニューがあきさせないんだろうか。いや、それ以上にやっぱりはじめ食堂に集う人たちの心意気のよさに触れられるからだろうな。
    今巻では万里くんに恋や旅立ちの萌芽が? そうだよね。いつまでも同じ人たちばかりが集うはじめ食堂というわけではないはずで、ちょっと寂しいけれどそれが世のなかってものだもん。

  • おばちゃん2人がメインキャラクターだけど、2人とも感覚が若い。新しいものにも目を向け耳を貸す。納得出来れば採り入れる。これからはこういう高齢者が当たり前になっていくのだろうな、と感じる。そして自分も頑固なばーさんではなく、こんなオトナなおばちゃんになりたいと思う。
    周りのおじさん、若者も面白いキャラが揃っていて、この食堂の常連になりたい!と思ってしまう。

  • はじめ食堂のお話も第5弾。万里もそろそろ一人前。

  • 少し動き出した感じがありました。将来を見据えたというか。

  • 2019

  • 食べ物の話ばっかし、楽しく読めるな。
    家庭料理を出す定食屋兼居酒屋。旅行に行くなら、こういう、地元の人たちの毎日のご飯になっているような店でご飯を食べたい。

  • 懐の大きい暖かい内容。
    万里がどんどん成長して行ってるのが頼もしい。

  • 毎回思うが、「はじめ食堂」徒歩圏にあったら毎日行ってる!忘年会は絶対(笑)
    今回も人情たっぷり、ホクホクあったかい読了感。
    万里くんのその後に期待!

  • 何の変哲のない食堂兼居酒屋の「はじめ食堂」常連さんはもちろんの事、ご新規さんが喜ぶ食事を提供します。
    読んでいると美味しい食事が食べたくなります。
    変わらない日常を描いているけど、万里に調理師免許を取るよう勧めたり、少しずつ変化が起きていますね。

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著者プロフィール

1958年、東京都江戸川区生まれ。早稲田大学文学部卒業。松竹シナリオ研究所で学び、脚本家を目指し、プロットライターとして活動。その後、丸の内新聞事業協同組合の社員食堂に勤務しながら、小説の執筆に取り組む。2007年、『邪剣始末』で作家デビュー。2013年、『月下上海』で第20回松本清張賞を受賞。その他の著書に「婚活食堂」「食堂のおばちゃん」「ゆうれい居酒屋」シリーズや、『風待心中』『ゆうれい居酒屋』『恋形見』『いつでも母と』、共著に『猿と猿回し』などがある。

「2023年 『婚活食堂9』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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