- Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
- / ISBN・EAN: 9784761272272
感想・レビュー・書評
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この手の本を定期的に読んで、自分のモチベーションを上げているのかもしれない。
「ぼくたちに、もうモノは必要ない」でミニマリストに感化され、少しずつモノを減らしていったが、しばらくすると又、モノを増やしている。そしてこの手の本を読んで、持ち直す。その繰り返し…
でもやっぱり、ミニマリストには興味があり、この本を読んで再びモノを減らそうとモチベーションは上がった。効果はあった。
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ミニマリズム系の本は読み尽くしてきた感があるため新しい知見はなかった。
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必要なものだけで暮らす、アメリカミニマリストの第一人者の本。
読みながら片づけたくなるモチベーションをあげるのにちょっと良い本。
少しお説教臭いなとは思ってしまうが、心からの善意でそう思っているのがわかる。
大体のミニマリスト関連片付け関連の情報がまとめられているので、そういった意味でもいい本。 -
本文を読む限り、ミニマリストの元祖の人の本のよう。
新しい本だけれど、内容に真新しいものなし。内容は、本人が書いている片づけ本やミニマリストのブログに掲載されているようなことと重複するものがほとんど。
情報をまとめて本として読みたい人にいいかも。 -
借りたもの。
ミニマリストについてまとめたもの。
何故、ミニマリストがよりよい生活に繋がるのかを実体験と理論的に紹介。
ミニマリストとは、単純に物を手放し少なく生きることではなく、「自分にとって不要なものを手放し、自分にとって必要なものを選択してゆく」自由である。
それは自己との対話、人生の見直しをすることでもあった。
(※牧野智和『日常に侵入する自己啓発: 生き方・手帳術・片づけ』( https://booklog.jp/item/1/4326653930 )でも、片付けに男女差はあれど自己実現の一端であることを指摘していた。)
それを理解するために、現代のものであふれかえった消費主義社会がいかにして生まれたのか……世代間の文化、価値観の変化――世代間の消費傾向――から紐解いてゆく。
大衆消費社会への反旗だった。
ミレニアル世代と呼ばれる世代が、一番ミニマリストとしての生き方を受け入れやすい(というか、牽引する世代)。なぜなら物を所有するだけでは幸せになれない事をよく知っている。
では、どの様にミニマリストを目指すのか、その方法も提案。 どれも実践的な話ばかりだった。
いきなり捨てるのではなく、“実験”する――捨てるかどうか迷ったら一旦保留にする、1週間、それを使わずに生活できたなら、それが無くても生きられる……
そうした“実験”の積み重ねが“習慣”となり、実践につながるという。
子供にミニマリストの良さを伝える方法――高価なものは自分で買わせる、など。
他の収納や片付け、ミニマリストの本は数多ある。
この本はロジカルにそれをまとめている。
著者ブログ:『ミニマリストになる』(English)
http://www.becomingminimalist.com/ -
この手のミニマリズム本をいくつか読んでみてわかったのは、
「自分はこんなに成功していた、こんなにデキる人間なのにそれでもミニマリストになりましたよ」的な、
要はただの自慢かよ!みたいな本が結構まぎれこんでいるということ(笑)
でも本書はそういう自己顕示欲みたいなのは薄くて、本当に読む人の助けになりそうなことを書いてくれている。
また牧師さんらしく、聖書からの引用をベースにしていたりするのも興味深かった。
ま、軽い読み物として。 -
断捨離、ミニマリスト初心者が読むには良い本だと思う。色々な事例が載っているので、画一的な禅僧のようなミニマリストではなく、自分はこれくらいのタイプでいこうと思えるのは良いところ。一方、そこまで具体的な捨て方などが書いてあるわけではないので、そういうことは別の本で。
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ミニマリストになるということは、何のために生きるのかを見つめることにつながる。
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ミニマリストとは物をなくす事ではなく、物質主義に背を向ける事なのだろう。物を減らして気づいたのは、欲しいものがなくなってくる事だ。
本書ではテレビの悪影響も伝えている。常に流行に乗らなければならないという強迫観念が物質主義的になりやすいのだろう。
本書はミニマリストの本というよりかは、反物質主義とキリスト教の愛の本だ。
本書での健康のために必要以上の見た目重視はやめろという言葉はあまり納得出来なかった。
物を手放して豊かな人生を送る。本書の大事なテーマだ。しかし本書がベストセラーとなっているのはよくわからない、そこまで新しい見方はない、聖書の精神世界は日本人には馴染みがないし。単純にミニマリストの本を手に入れて本棚に入れて満足するだけでは??