より少ない生き方 ものを手放して豊かになる

  • かんき出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784761272272

感想・レビュー・書評

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  • 最近流行り❓のミニマリズムの代表本らしいです。極端に少ないモノで生活するのではなく、ホントウに必要なモノは残し、その効果で時間、お金の流れを変え人生を豊かに暮らすという内容。ちょっと、人生の流れを変えたいと思っていたらオススメです。気にする程ではありませんが引用などで若干、宗教色があります。

  • ものを手放すことで人生をもっと豊かにしようという主題に対して、著者の関わった多くの人々の実例を交えながら著者の考え(哲学と言った方がいいかもしれない)について紹介している本。

    もう少し抽象的な意識についての話がメインかと思ったが、ものを捨てづらい時は写真を撮ってから捨てる等ミニマリスト実践方法まで書いてある。

    引っ越しが近づいてきているので、引っ越しを機に荷物を捨てたいと思ってこの本を読んだが、読んでいるうちからもう身の回りのものを捨てたくて仕方がなくなってくる。

    物を手放したいと思ったときにミニマリスト心の起爆剤として使える良書。

  • 2019年はミニマリストになりたい!
    本当に大切なものだけまわりにあればいい。丁寧な暮らしに憧れる。

  • ☆CM 化粧品、掃除用品、車、テレビ→本の中では要らないと説明→テレビでミニマリストが取り上げられないのはスポンサーのせいか?

    ものがあり過ぎると幸せから遠ざかってしまう ガラクタの山の片づけ→よりよい暮らし

    メリット 時間とエネルギー→モノを買わないので増える お金 人のために金を使える モノの奴隷(精神的・肉体的・経済的) ストレスが減る→散らかってストレス 環境にやさしい 高品質のモノを持てる 人と比べなくなる 物質的な所有は絶対に心を満足させない

    少ないモノで暮らすと人生が変わる

    ミニマリズム→一番大切にしているものを最優先にして、その障害になるものはすべて排除する。

    ×整理整頓→モノの並び替え、一時的な解決策

    心が豊かになる 人はそれぞれの目標のために生きている→自分の本当の使命に集中できる→もし必要ならば旅を続けながら使命を見つけることもできる(モノを全部処分しバックパッカーで世界へ)

    家の片づけに時間を取られるよりも家族、友人と過ごす時間の方がいい☆実家ではムリか?
    一番大切なことをいつも後回しにしている(家族、健康、教会、老後の資金…)→犠牲にして贅沢な暮らし
    ただモノを減らすことが目的ではない。人生から不用品を取り除き、もっと多くのことを達成できるようになるのが本当の目的だ。

    自分なりのミニマリズムはそう簡単には見つけらないだろう。時間がかかることは覚悟しておいてほしい。

    自分だけの生き方を見つける
    ①どんな経験が人生を決めてきたか?いい経験悪い経験→高校時代の兄
    ②過去の大きな成功の共通点→大きい成功なしか?
    ③世界の問題で何を解決したいか?→日韓、日中
    ④お金に関係なく一番魅力を感じる仕事は?
    ⑤諦めたことで一番後悔していることは?→予備校時代早大受験せず
    ⑥後世に何を残したいか?→結婚、子ども
    ⑦尊敬する人、マネしたい個所→?

    消費社会の罠 誘惑を断ち切るのは簡単なことではない→見返りは大きく努力する価値は十分にある。
    広告業界 幸せと消費が同じ意味 過剰な消費は私たちから自由を奪い、買わないと焦りを生む。→残るのは後悔だけ

    広告業界の手口 ポイントカード クレカ タイムセール おとり価格設定 客寄せ特売品
    郊外のアウトレットモール→客にとって小旅行であり、客に行動を起こさせる構造上の工夫☆コストコ…

    アマゾンで買い物→買ったことも忘れていたが4年間で100万円以上買っていた

    安心と快適を混同してモノを集める もっと働いてお金が必要→子供「親が仕事で家にいない」→家やモノに価値はあるのか?
    家や所有物→安心感を与えてくれない
    車、ファッション→見栄を張ることが普通→車を所有する贅沢を当たり前と考えていることを恥じるべき
    服がない、リフォームしていない家…普通とされることの基準を変える→物欲から解放

    夫のモノ、子供のモノ→×捨てるのが難しい→できることが見えていない
    なぜ少ない生き方を目指すのか考える→家族の幸せのため☆家族で揉めたら意味なし
    不用品の基準 こんまり=ときめき ウィリアム・モリス「家の中にあっていいのは役に立つものと美しいものだけだ」

    タオルは1人につき2枚で十分 タオルを減らすだけでワクワクしないだろうか?
    →家の中のどこを見ても一番好きなものしか目に入らない→1つ1つのモノを大切にする→シンプルな暮らし

    本の詰まった本棚→見栄を張りたかっただけ、本好きと呼ばれたいだけ→人生が余計なガラクタに浸食(本=知的なガラクタ)
    人は持っている本では決まらない。

    紙類がたまる原因→物事を先延ばしするクセ、何を取っておけばいいのか分からない…
    入ってきたらすぐ処理するという単純なシステム

    家族との思い出の品→ベストのものだけ とりあえず半分だけ取っておく・写真を撮って手放す・もう一度命を与える(他人へ)
    ☆処分するとき写真でグーグルフォトへ

    小さな家の暮らしやすさ 管理が簡単・経費が小・家族の絆・売るのが簡単

    迷ったら一時保管→29日後に処分するかどうか決める。 洋服、インテリア小物、キッチン用品…

    過剰に持つことの実験 ソロモン王・マキシマスとの実験→実験で虚しさを発見した

    掃除を楽にする10箇条
    ①朝ベッドメーク
    ②食後すぐ食器洗い
    ③ゴミの日 たくさんゴミを出す☆モノがないはず・矛盾している?
    ④クローゼットに空間を保つ☆スーツ(ポールスミス、global works、花菱、サルトリア、azabu 5着で十分・買わないこと)→R030206現在globe、花菱2、azabu2で5着回せるので十分
    ⑤平らな表面には何も置かない
    ⑥すぐ終わること1、2分その場で作業 先送りが原因
    ⑦新聞雑誌はすぐに処理
    ⑧郵便物すぐに処理
    ⑨服はすぐしまう☆洗濯物の整理動線をつくる
    ⑩使ったら元の場所へ

    モノを買わないとお金のやりくりから解放される
    買わないルールづくり 1年服を全く買わない☆プライベート用の服は買っていないかも?

    浪費の元凶テレビを見ない→人生を変えるもっとも簡単な近道
    物欲から解放されると新しい習慣 毎日片づけ、一定期間買わない習慣、テレビ見ない…

    家族全員がモノの少ない生活を楽しみにする→犠牲を強いるのではなく愛情表現

    パートナーの所有物を許可なく処分してはいけない→人間は自分のガラクタよりも他人のガラクタのほうが目につく。

    子供も自分で「本当に必要なモノはなんだろう」と考える→限度の概念→限度を守ったご褒美は何か楽しいことをする(家族で体験 海、テーマパーク、小旅行…)
    親が限度を決めないと子供はずっと欲しがる→子供の幸せが「次に買ってもらうおもちゃ」の中にある状態 モノを持ちすぎることの弊害を教わらないまま大人になる
    広告業界=生涯にわたって続く消費の習慣を植え付けようとしている。
    広告の裏を見抜く力をつけさせる☆コーラに入っている砂糖と同量をなめさせる体験 異なる世界(貧しい国)を見せる。

    スーパーの駐車場で車にキズ・当て逃げされた→車は高い買い物だったのに! イエスの言葉「あなたの宝のあるところに、あなたの心もある」Matthew 6:21 まず宝があり、心が宝の場所に行く。多くの人が間違った宝に心を結びつけてしまっている。
    “For where your treasure is, there will your heart be also.”

    ×不用品を売る→労力、手間がストレス 〇慈善へ
    指輪の寄付→アフリカの村へ食糧
    お金を手放してお金のありがたさを知る。
    時間を手放して時間のありがたさを知る→ボランティア活動

    不健康な生活 体力を使う冒険をするチャンスを逃してしまう。
    必要以上にモノを買うと身軽で自由な人生を生きられない。

    時間とお金に追われる忙しさ どうでもいいことで忙しがっている→心を落ち着かせる時間、集中力を妨げるものを排除(スマホ、ネット…)

    見た目よりも健康状態を大切に 化粧に多くの時間だが不健康な食事、運動なし
    食事、水分、運動、ジャンクフード絶ち

  • ミニマリズムの入門書。
    一言でミニマリズムといっても、ただ物を減らすだけではない。
    必要最低限だけを持つ生活、一切の無駄を排除したライフスタイル。
    ものを減らす方法、減らすことで得られるメリット、数々の実践者の事例を紹介されている。

  • アメリカの牧師一家が、あるときガレージの掃除をしていて気がついた。物があまりにも多いことに。それからものを手放して豊かになるよう進めていくと、シンプルになったという内容。アメリカの文化や価値観と、日本ではちょっと違うところもある。そもそも日本の家にはガレージなんてないし。寄付も一般的ではない。でも、日常を振り返るにのには役だった。

  • あまり今まで意識したことは無かったけど、共感できる考え方だし、これからは少し意識していこうと思う。

  • ある程度他の本を読んだりしてミニマリズムに知っていたので、知っていることしか載っておらず物足りなかった。
    ミニマリズムを知らないが興味のある人であれば、哲学的な部分含め理解できて面白いと思う。

  • 飛ばし読み。ミニマリストとしての登場人物が牧師ということ、外国人であることが気になって
    感情移入でしきない。
    ミニマリストとは、なんぞやという入門には読んで良いと思う

  • ミニマリストの哲学が書かれている本。

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