- Amazon.co.jp ・本 (236ページ)
- / ISBN・EAN: 9784773099959
感想・レビュー・書評
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清泉学院シリーズ第三弾。恋愛と同じくらい、学院の行事イベントにストーリーを割いているのがこのシリーズの良さなのだが、今回はわりと未消化なのが目立つ。前生徒会との確執など、カタルシスを味わえそうなシチュだったのにもったいない。だからというわけではないが、攻はともかく受の弾正はちょっと魅力が不足していた。
けれど、前作、前々作のカプが顔を出しシリーズファンへのサービスは充実。ムクさんの挿絵も素敵です。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ゆるふわな印象
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アホなワンコのフリして意外に・・・な副会長が萌えといえば萌え・・・・だったかな?
しつこく書かれているほど垂れ流しフェロモンが感じられなかったのが残念。こりゃにーちゃんの方が面白くなりそうだな、とw
んで会長さんはそうやって絆されてどんどん可愛くなっちゃいなさい! -
★4.3
シリーズの中で、このお話&カプが一番好きかも!(流星〜未読;)全てがツボだった〜っ!一冊丸々この二人のお話が読みたかったー><弾正が普通の男の子なのがすごく良い。二人の関係が段々変化していく過程にきゅんきゅんしたwゆっくりと育まれていったんだなぁと。男子校・寮生活とかいう設定はやっぱり萌える(笑)というか、この二人は既刊2冊のキャラたちの先輩にあたるんですね。既刊を改めて再読したくなりました。(その前に流星〜読みます;) -
男子校でムダにフェロモンを垂れ流しているイケメン堂本。生徒会副会長にスカウトされた彼が条件に挙げたのは弾正が会長になること。
それまで堂本と接点のなかった弾正はワケがわからず堂本に理由を尋ねると「前からオマエの尻が好きで・・・」とワケのわからない返答が・・・。
ナニゲに天然肉食系の堂本がたまらんです。もう弾正はほだされたってカンジがありましたね。頭の悪い大型犬に。イケメンのくせにどっかおっとりな堂本が、それでも弾正に関してだけは慎重に距離を詰めていくカンジがまたたまらんですな。
後ろに短編2本。堂本×弾正のその後と峰たちや楠ノ瀬たちのちょいネタです。 -
3連作の中で一番好き。弾正が受々しくなく男前なのもとてもいい。
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空色スピカと同じ清泉学院が舞台。第三弾。
攻め:堂本櫂
受け:弾正忍
会長・副会長は容姿重視‐‐清泉学院生徒会の独特な任命方法で、フェロモン垂れ流しの堂本が副会長に推された時、その堂本が「会長には弾正を」と指名されてしまう。
ほとんど付き合いのない堂本が何故自分を?と問いただす弾正に堂本はあっさり告白してきて。
空色スピカでの主人公カプ達の1学年上が峰秀一、その1学年上がお祭り男・柏木、更にその上の学年が今回の主人公カプ。
堂本がフェロモン垂れ流しの牡設定描写なんだけど、小椋先生の絵からその男臭い色気は漂ってこなくて、むしろ話し方から弾正が攻めかと最初は勘違いするほど。
なので、イマイチ空色カプ達に対するように感情移入出来なかった。
高校生のピュアな感じはもちろん出ていたのだけど。
きゅんきゅん度は少なかったかな。
同時掲載に、堂本から見た時の初Hと堂本が自分のマイノリティを意識した、兄・湊の部屋の話『雨降りヒアデス』と
楠ノ瀬が新聞部から頼まれて峰にインタビューする様子とその後の峰と衛守のHまでの話の『純情バニラ』。
衛守×峰カプの『流星シロップ』未読なので早く読みたい。