- Amazon.co.jp ・本 (184ページ)
- / ISBN・EAN: 9784774407760
感想・レビュー・書評
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グーグルだけが、調べるツールでは無い。一流の調査人が活用するさまざまなレファレンスを解説している。
知られざるその道のプロのノウハウ集的な一冊。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
3.4
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調査という署名にひかれて読んだが、司書またはそれに準ずる人用のマニアックなチップス(コツ)が書かれていた。私には及び出なかったかもしれない。
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論文執筆や仕事、趣味で調べものをする際に、調査をどのように行うのかが詳細に解説されています。
国会図書館で長年レファレンスサービスに従事した著者が、実践的な技術を公開。
見える化されてこなかった考え方や知識、さまざまなコツなどを、暗黙知の部分も含めて解説してくれます。
プロのリサーチは凄いです。 -
東京新聞2023121掲載 評者:栗原裕一郎(文芸評論家)
読売新聞2023129掲載
東京新聞2023218掲載 評者:喜多あおい(テレビ番組リサーチャー,ズノー執行役員) -
週プレ 2023年2月27日号 著者インタビュー
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第1講 「ググる」ことで、我々がやっていることーー世界総索引でアタリをつける
第2講 答えを出す手間ヒマを事前に予測するーー日本語ドキュバースの三区分
第3講 現に今、使えるネット情報源の置き場ーーNDL人文リンク集
第4講 ネット上で確からしい人物情報を拾うワザーー人物調査は三類型で
第5講 見たことも、聞いたこともない本を見つけるワザ
第6講 明治期からの新聞記事を「合理的に」ざっと調べる方法
第7講 その調べ物に最適の雑誌記事索引を選ぶには
第8講 索引などの見出し語排列で落とし穴を避ける
第9講 Googleブックスの本当の使い方
第10講 NDL次世代デジタルライブラリーは「使える」--その注意点とともに
第11講 「として法」--目的外利用こそ玄人への道
第12講 答えから引く法
第13講 パスファインダー(調べ方案内)の見つけ方
第14講 レファ協DB の読み方ーーレファレンス記録を自分に役立つよう読み替える
同じ魔法が使えるようになるためにーーあとがきに代えて -
調べもののノウハウ(レファレンス・チップス)を紹介した図書。ちょっとしたコツをしっかり名付けて、技として紹介している。無意識にたまに行っていた探し方も、言語化してくれているので、技術をきちんと自分のものにできると思う。調べものの際、手に届くところに置いておきたい。
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調べ物をするときに座右に置いておきたい本。
此処にこんな調べ方があったな、こんなコツが書いてあったな、と思い出しながらページをめくりたい。