お金が貯まるのは、どっち!?

著者 :
  • アスコム
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  • Amazon.co.jp ・本 (223ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784776208228

感想・レビュー・書評

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  • きゅうふり口座を変えるメリットについて書いてある。
    自分の生活も省みれた。

    P35 クレジットカードは2枚にしぼり、決済口座はともに給料振込の口座にすべきです。
    自分の信用状態をみたい人は、個人で信用情報を調べる事もできます。

    P40 給料からの天引き預金を収入の15~20%、ほかにはたとえば、住宅費(家賃)は収入の25~30%、保険料は5~7%、通信費・光熱費は7~10%、食費は10~15%、交際費は5~7%、雑費は3~5%と決め、残りを臨時支出などにあてる。

    P41 最大のポイントは将来、自分がお金を借りる予定の銀行で積み立てること。若いうちから意識しておいてほしいことは、銀行はお金を預けたりおろしたりするだけの場所ではなく、「お金を借りる場所」だということです。

    P52 信用金庫・・「きゅうふり口座」をつくる。月々の積み立て、公共料金やクレジットカードの引き落としなどは、すべてこの口座でおこなう。
    メガバンク・・すぐにお金を引き出さないといけないときのための口座。5万円、10万円などと金額を決めて、つねにこの金額だけを残しておく。つかったら、補填する。

    P77 わかいうちから1000万円保障の「終身保険」に入るべき。

    P101 財布は長財布を使う。丁寧に扱う。

    P180 若い独身の人ならば、都心では中古で1500万円くらいのマンションが妥当です。そのくらいであれば、頭金やボーナス払いがなくても、月々の支払いは4万5000円程度ですみます。

  • 【結構勝負してます】
    一般的?なインデックス投資家と考えが異なる部分は、保険と家の部分でした。

    著者の意見では、保険は掛け捨てになる定期ではなく、貯蓄の意味合いもある終身の方が良いということです。

    これはわたしも同意見でそれほど大きな保険金を求めているわけではないので、終身でも振り込む掛金は大きくなりません。掛け捨てにならない終身保険がよいと感じます。

    終身保険反対派は投資効率が悪いということです。確かに投資としては機能していません。保険の付いた預金と変わらないので、投資と考えた場合よくないですが、ひとつの安全資産と考えればいいのではと考えています。

    もうひとつ家に関して、著者は持ち家派です。ただ、投資と考えての持ち家ということです。つまり、不動産としての価値が下がらないあるいは上がる不動産を購入しろということです。

    ただ、不動産はサラリーマンが所有する資産からすると高価で、不動産を取得すると資産のほとんどが不動産ということになり、分散投資ができなくなります。分散投資をする必要はないという意見もあるかもしれませんが、リスクを減らす(当然リターンも減ってしまいますが)うえでは分散投資が重要です。

    ちなみに、香港人は一点に集中投資しなければ、資産を築くことはできないともいいますが、これはハイリスク・ハイリターンの考え方です。

    著者の考え方は起業家の考え方で、銀行からお金を借りてそのお金で資産を増やすということです。銀行からお金を借りて家や車を購入し、その借金を返済することとは異なります。

  • まずまず。
    信用金庫となかよくして、お金を借り、優良不動産を購入して、資産を増やす、ということか。

  • ①お金を引き寄せるには?
    ・コツコツが銀行に信用される
    ・信用金庫に1000万入れて得意客になる
    ・4大固定費(住宅、保険、自動車、教育)を収入の50%以下に
    ・通常の保険⇒家を買って、団体信用生命保険
    ・折り畳み⇒長財布(お金を大切に扱う)
    ・週or日で支出を管理
    ・スイカは月々、定額をチャージ

    ②気づき
    ・松居一代さんは財布に布団をかけて、毎日「大好き」と言う
    ・仕事ができるかどうかは、靴に現れる
    ・お金持ちの家は、例外なく、きちんと整理整頓されている
    ・住宅ローンを活用する
    ・昔のニュータウンや新興住宅地は同世代が一斉に入居しているため、時が経つと、街自体が高齢化⇒ゴーストタウンに
    ・歴史があって、いろいろな年代が住んでいるところがよい
    ・お金を稼ぐ力と管理する力は違う
    ・字が汚い人、空欄が多い人は、延滞する人が多い
    ・高学歴の人は自分より頭のいい人が嫌い

  • 銀行員の立場がわかった。

  • 3.5位。
    元銀行員だけあって、銀行員側の事情について書かれているのがとてもためになる。
    お金の貯め方に関しては、すごく納得、実践せねばな所が多いですが、お金の増やし方についてはそうは言っても難しい…とかいってるからお金持ちにはなれないのかな〜

  • 信用金庫に、がぜん興味がわいた。

    以前読んだ「年収1000万円の貧乏人年収300万円のお金持ち」で、住宅に関して「賃貸」と言い切っていたことが、自分には、なんとも腑に落ちなかったが、

    この本で、もう少し広い視野で受け止めることができて、よかった。

    保険に関しても大枠の考え方が知れて、とてもよかった。

    銀行員から見た意見や感覚が、新鮮で、参考になった。

  • 元、銀行員で脱サラした著者が書いた一冊。お金との向き合い方を、銀行の経験を通して書かれている辺りは、他の書籍と違う趣旨も感じます。読んで損はない一冊かと思います。

  • 元メガバンク支店長の著者は、48歳で銀行を退職後、企業してアパート経営者として6棟のオーナーとなる。また、田園調布にカフェをオープンさせ、人気カフェとした実績をもつ。

    銀行との上手なつき合い方や、用途に合わせた銀行の選び方、信用金庫とのつき合い方について書かれてあって、今後、融資を受ける可能性のないメガバンクを利用するよりも、支店が少なくて多少不便でも地元の信用金庫を利用して、VIP待遇を受けたほうが、のちのち有利になる。

    また、お金が貯まりやすい人の生活習慣と、貯まりにくい人の生活習慣が比べてあったけど、ここはまあ他のよくある本とあまり変わらない。

    次に住宅の選び方。
    賃貸派か持ち家派かはよく議論される話題で、自分的には、生活スタイルや周辺環境に合わせて立地や間取りを考えて引っ越せるし、修繕の必要も最小限で済むので賃貸派だったけど、出口も考えたうえでのいい住宅を購入することは、資産形成や家族の幸福度を上げることにつながるなと思った。
    また、その際の長期借りれて低金利の住宅ローンの有利さも紹介してあった。

    いろいろと考えさせられる内容だったことと、自分とは違う意見だけど説得力のある内容だったこと、勉強になったということで星4つ!

  • 金融初心者向け。できれば結婚したり家を買ったりする前の若手社会人のうちに知っておきたい内容。将来家を買うことを考えたり不動産経営に興味がある人には特によいと思う

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著者プロフィール

1983年、三井銀行(現・三井住友銀行)に入行。個人・法人取引やプロジェクトファイナンス事業に従事。2003年以降、支店長を歴任。48歳のときに銀行を退職。起業し、アパート経営を始める。現在は、10棟70室のオーナーとして、年間6000万円の不動産収入がある。また2012年から8年間、東京でカフェを開き、お金に関するさまざまな相談を受けた。銀行員としてお金を「貸す側」、不動産賃貸オーナーとしてお金を「借りる側」、どちらの視点も持っていることで安定した定期収入を築く。講演やセミナーでも一躍人気講師に。本書では、そうした経験から得た、一生お金に困らない方法を紹介。著書『お金が貯まるのは、どっち!?』(アスコム)はシリーズ51万部突破のベストセラーに。テレ朝「庶務行員 多加賀主水シリーズ」をはじめ、銀行を舞台にしたTVドラマの銀行監修を務める。報道番組や情報番組などにも、お金の専門家として出演。

「2020年 『一生お金に困らない! 新・お金が貯まるのは、どっち!?』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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