- Amazon.co.jp ・本 (223ページ)
- / ISBN・EAN: 9784776208228
感想・レビュー・書評
-
詳細をみるコメント0件をすべて表示
-
【結構勝負してます】
一般的?なインデックス投資家と考えが異なる部分は、保険と家の部分でした。
著者の意見では、保険は掛け捨てになる定期ではなく、貯蓄の意味合いもある終身の方が良いということです。
これはわたしも同意見でそれほど大きな保険金を求めているわけではないので、終身でも振り込む掛金は大きくなりません。掛け捨てにならない終身保険がよいと感じます。
終身保険反対派は投資効率が悪いということです。確かに投資としては機能していません。保険の付いた預金と変わらないので、投資と考えた場合よくないですが、ひとつの安全資産と考えればいいのではと考えています。
もうひとつ家に関して、著者は持ち家派です。ただ、投資と考えての持ち家ということです。つまり、不動産としての価値が下がらないあるいは上がる不動産を購入しろということです。
ただ、不動産はサラリーマンが所有する資産からすると高価で、不動産を取得すると資産のほとんどが不動産ということになり、分散投資ができなくなります。分散投資をする必要はないという意見もあるかもしれませんが、リスクを減らす(当然リターンも減ってしまいますが)うえでは分散投資が重要です。
ちなみに、香港人は一点に集中投資しなければ、資産を築くことはできないともいいますが、これはハイリスク・ハイリターンの考え方です。
著者の考え方は起業家の考え方で、銀行からお金を借りてそのお金で資産を増やすということです。銀行からお金を借りて家や車を購入し、その借金を返済することとは異なります。 -
まずまず。
信用金庫となかよくして、お金を借り、優良不動産を購入して、資産を増やす、ということか。 -
①お金を引き寄せるには?
・コツコツが銀行に信用される
・信用金庫に1000万入れて得意客になる
・4大固定費(住宅、保険、自動車、教育)を収入の50%以下に
・通常の保険⇒家を買って、団体信用生命保険
・折り畳み⇒長財布(お金を大切に扱う)
・週or日で支出を管理
・スイカは月々、定額をチャージ
②気づき
・松居一代さんは財布に布団をかけて、毎日「大好き」と言う
・仕事ができるかどうかは、靴に現れる
・お金持ちの家は、例外なく、きちんと整理整頓されている
・住宅ローンを活用する
・昔のニュータウンや新興住宅地は同世代が一斉に入居しているため、時が経つと、街自体が高齢化⇒ゴーストタウンに
・歴史があって、いろいろな年代が住んでいるところがよい
・お金を稼ぐ力と管理する力は違う
・字が汚い人、空欄が多い人は、延滞する人が多い
・高学歴の人は自分より頭のいい人が嫌い -
銀行員の立場がわかった。
-
3.5位。
元銀行員だけあって、銀行員側の事情について書かれているのがとてもためになる。
お金の貯め方に関しては、すごく納得、実践せねばな所が多いですが、お金の増やし方についてはそうは言っても難しい…とかいってるからお金持ちにはなれないのかな〜 -
信用金庫に、がぜん興味がわいた。
以前読んだ「年収1000万円の貧乏人年収300万円のお金持ち」で、住宅に関して「賃貸」と言い切っていたことが、自分には、なんとも腑に落ちなかったが、
この本で、もう少し広い視野で受け止めることができて、よかった。
保険に関しても大枠の考え方が知れて、とてもよかった。
銀行員から見た意見や感覚が、新鮮で、参考になった。 -
元、銀行員で脱サラした著者が書いた一冊。お金との向き合い方を、銀行の経験を通して書かれている辺りは、他の書籍と違う趣旨も感じます。読んで損はない一冊かと思います。
-
金融初心者向け。できれば結婚したり家を買ったりする前の若手社会人のうちに知っておきたい内容。将来家を買うことを考えたり不動産経営に興味がある人には特によいと思う