- Amazon.co.jp ・マンガ (172ページ)
- / ISBN・EAN: 9784778320140
感想・レビュー・書評
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初老のおじさまばかりが働くリストランテ・パラディーゾ。こんなレストランがあるなら、ちょっと行ってみたい。お給仕されてみたい。
田舎から出てきたニコレッタ。実はオーナーの奥さんオルガの娘。オルガが好きになったオーナーさんはバツイチはNGとのことで、子どもを両親に預けて自分をかえりみなかった母親への復讐…ってそんなオトナげない話ではなく。
みんな素敵な人(オルガもその親友のひとも)たち。とても居心地いいのだろうな。ぶっきらぼうだけど、孫大好きなルチアーノが気になる。
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近所にこういうお店があったらいいな、と思う。
あと、こんな人が身近にいたら楽しそうだな、と思う。
それが感想のすべてである。
読んでいて大学時代に友人に連れられて行ったタルト専門の喫茶店を思い出した。
定年後に3人の男性が開いたお店で、タルトを焼くのも、紅茶を淹れるのも、接客してくれるのもその3人のうちの誰かという感じで、とても楽しそうな雰囲気だったのを覚えている。街中にあるのにとても落ち着いたお店だった。
自他ともに年を取ったと思うような年代になっても、このように楽しく生活できたら良いな、と思った。 -
さらっと沁みる。
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雰囲気がしっとりしていてとてもいい。
画風もおしゃれでとてもいい。
ストーリーも大人のアンニュイな感じがぐっときてとてもいい。
大人の漫画って感じでとてもいい。
女の強い部分、弱い部分、娘と母の複雑な関係、兄と弟の関係、いろいろ。 -
味わいのあるお話。
でもちょっと絵は苦手かも…(^_^;) -
まさかのジジ推しです
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私が、オノナツメさんにはまるきっかけとなった一冊。
言わずと知れた「老眼鏡紳士萌え漫画」。
萌え…しかも老眼鏡って…
と敬遠してたら、本当にもったいないです。
確かに登場人物の半分以上は
40~50台ですが
そんなことを感じさせないほど魅力的なひとたちばかり。
こうやって、一つ一つ魅力を重ねて
年をとっていけたらな、と思います。
食べ物が美味しくて、お洒落なイタリアに行ってみたくなる漫画です。
私は…
実際に行ってしまいました。笑 -
★3.5
あまり好みの絵柄ではなく、初めはリストランテの面々の区別がつかなかった。が、読み進めるにつれて個性が見えてきて、いつの間にやら紳士たちの虜に。中でも、カメリエーレのルチアーノ、ソムリエのジジがお気に入り。二人とも不愛想だけれど、そういう人が見せる違う一面にグッとくる(笑)。そして、主人公ニコレッタの真っ直ぐさも可愛いし、ニコレッタとクラウディオのあれこれも面白い。また、自分勝手な印象しかなかったニコレッタの母オルガも、何だかんだと娘のことを想っていて憎めない。番外編シリーズも是非読んでみたい。 -
評判良さげだったので軽い気持ちで手に取ってみましたが、私にとって意義のある1冊でした。
ナイスミドル…いや、ナイスシニアと言っても良さそうな紳士達に囲まれた空間。
普段はあまり萌えとしては目を向ける事が少なかったですが、この年齢層に感じる魅力・味わいが染みてくる作品ですね!
新たな扉が開かれそうになった。というか開かれた。
萌えの守備年齢範囲が完全に拡大してしまいました、どうしてくれましょう。(≧∇≦)♪♪
こういう漫画もっと増えてほしいです! -
老眼鏡紳士という設定が、
いいポイントになっている。
大人の男の優しさみたいな物が、
それぞれの個性と一緒に、表現されている。
個人的には、ルチアーノと、
仲間達の関係性に憧れる。
素敵な気配りの仕方が、
大人同士の距離感という絶妙なバランスの中で、
保たれている。
クラウディオとガブリエッラの関係、
指輪を外さないクラウディオが、
指輪を外す時...。
カッコよすぎ。