だって、女子だもん!!: 雨宮まみ対談集

  • ポット出版
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感想 : 40
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  • Amazon.co.jp ・本 (201ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784780801903

感想・レビュー・書評

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  • 凄い面白かった!特に小島慶子さんの章は何度もうなってしまった。「女はレースをしたがる」という解釈には、なるほど!とパーっと眼前が一瞬明るくなりました。
    改めて、女とはそういう生き物なのだ、と再認識。これからもレースに参加する事なく、うまくこじらせ過ぎずに生きて行こうと思った一冊。おかざき真里さん、湯山玲子さんの章も必読です!

  • 昔は、恋愛したら結婚したらこじらせは治るものと信じてたけど、
    ……結婚しても、な お ら な い!
    処方箋は、どこにあるの!??まじで!

  • 前作に引き続き面白かった。特にこじらせ女子の人生の先輩として、湯山さん小島さん辺りは参考にしたい。

  • ところどころ名言がたくさんあって、一気に読めてしまった。「Charaってあらためてすごく良いよね」っていうのが印象に残った。自分の少女性や女性性を否定するでもなく、けれど一般的な女性らしい服装とか表現にすり寄るわけでもなく。私も10代の頃から憧れだった/おかざき真里さんの「男の人ってもれなく母親が理想の女性像である」って話も印象に残りました。

  • インタビューというよりは、対談ですね。
    こじらせているという実感があったけれど、これを読んで確信に変わり。
    とはいえ、ここまででは。という猛者の話もあって、楽しめました。
    若い女の特権みたいなものを使おうと思えば使えたかもしれないのに、意地を張ってというか、そんなものは私にはないとか邪道だとか正しくないとか、もう面倒くさいことを考えて、うまく暮らせていなかった、現在も暮らせていないなあと思う。っていうか、そろそろ若くもないしなあ。
    女子であることに迎合できている人っていうのがどこにいるのかよくわからないけれど、なんか幸せそうに見えるというか、ラクしているように見えるというのが、そもそも幻想なんだろうなあ。でもどこかにいるような気はまだする。からこじらせているんでしょうねきっと。

  • 雨宮まみさんが大好きな作家のおかざき真理先生と対談だなんて読むしかない!!!
    と思って買った本だったんですが、全員との対談がすごく面白くて・・・!大好きな本になりました!
    本の内容的には仕事と恋愛のバランスのことや子育て結婚のことも書かれてて、きっと自分が年を重ねればこの問題にぶつかるんだろうなって思いました。30代になってふと自分何してるんだろうって思うことはあるんだろうな、など。
    峰さんのヒエラルキー図は衝撃的でしたが、すんなりとあぁーこれあるわーと自分に入ってきました。

  • 女子をこじらせているという意識がないまま大人になってしまったので、共感できる部分とできない部分があった。
    湯山玲子が勉強しなさいと言ってたことは信じて、いろいろ吸収しながら年を重ねていきたいと思った。

  • 【新刊情報】だって、女子だもん!! 367.2/ア http://tinyurl.com/bnts4ux 女子力のなさ、劣等感、非モテ…。同じコンプレックスを乗り越えてきた女性たちが考える、“こじらせ女子”の幸せとは?峰なゆか、能町みね子、おかざき真里らとの対談を収録。 #安城

  • 自分の内臓をやわらかくえぐられる感じです

  • 女子というくくりではない私が読むのもなんですが(汗)内容が面白そうなので読んでみました。最近、おこちゃま問題をとりあえげていますが、女子問題も似ているというかとっても大変ですね。

    最近では生き方が性別問わず多様化してきたとはいえ、女性っていうのは選択肢が多いようにみえるけど、実際はその選択自体意識できなくて(時間的に限りがあることなのに知識がなくてチャンスを逃し、選択がある事自体知らなかったという場合も)人生ぐちゃぐちゃになる場合もあるし、愛されないと生きている価値があんまり
    ないんだよ(モテの概念もそうだ)っていう偏見?縛り?人の目&自分の目もあって、なかなか大変なわけです。

    おこちゃま問題とも重なりますが、女は愛嬌!という言葉もあるように、女はものを知らなくていいんだ!という教育を実際にしてきた親御さんの世代もあるわけで、女の子はおこちゃまのほうがいいんだ!!!って真剣に思っている人たちもいます。それが悲劇を招くのに。別に知らなくてもいいでしょ?かわいい方がいいでしょ?
    ってなわけで、分別やら識別能力やらを身につけることも奪われたり、自分でもそのチャンスを「いらな~~~いっ!」ってやっちゃうパターンも多いです。

    とはいえ自分で自分を知らないと生きづらく、年齢があがればあがるほどかわいい!きれい!では乗り切れなくなるので、自己と向き合うことになります。この本ではレベルの差はあれ(対談相手によって話のレベルが違ってますね。自己分析がはっきりできている人と途中の方がいらっしゃるので)自分とどう向き合うか?わからなくてどんなイタい経験をしたか?こういうものの考え方で自分は乗り切ってきた!などの話がたくさんされています。自分の中の悪感情をどういうふうに考え、どういうふうにしてきたか?ということをわかりやすく語っている対談がとくに秀逸だと思いました。この対談相手の本は買ってみようかと思います。

    ただ、途中、正直言ってエロが苦手な人にはびっくりしちゃう対談もあるので(内容がエロいわけではないですが、身も蓋もなく語ってくださっているのであけすけエロ話が笑えない人にはしんどい
    でしょう。わりとはじめにあったりするので、読むのやめちゃわないでね、嫌いでも。でも、それが嫌いな人は雨宮さんの本は買わないと思うけども)気になる読むのをおすすめします。

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著者プロフィール

ライター。エッセイを中心に書評などカルチャー系の分野でも執筆。著書に『女子をこじらせて』(幻冬舎文庫)、『まじめに生きるって損ですか?』(ポット出版)など。

「2016年 『愛と欲望の雑談』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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