- Amazon.co.jp ・本 (332ページ)
- / ISBN・EAN: 9784794210067
感想・レビュー・書評
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もはや古典の域
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なぜ中国ではなく、欧州が覇権をおさめたのか。
その点に関する考察をもう少し詳しく行って欲しかった。 -
資料番号:010116549
請求記号:204ダ -
上巻に引き続きタイトルをキーワードに人類史の謎に迫る本。
・栽培化や家畜化の候補となりうる動植物分布の違い
・(情報や技術や政治制度の)伝播速度、地形による伝えやすさの違い
・異なる大陸間での伝播要因の違い(異文化に触れ合う機会)
・大陸の大きさ、総人口の違い
筆者は大陸ごとに異なった発展を遂げた理由を以上の4つにまとめる。
もちろんこれだけでは不十分だし説明できないことがあることを認めてなのだが、そう考える理由はこの長い上下巻を読んだ人なら納得がいくのではないだろうか。 -
非常に興味深い内容が多く、新たな知識を得ることができた。
特に、人類の科学技術の発展については非常にサクサクと読み進めることができた。
ただ、少々長すぎてたまに辛かった。
(人類史がテーマのため仕方が無いけど。) -
上巻にまとめました。
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上下巻読むのに疲れました。そして、自分って歴史も科学も政治も何も、知らないことだらけだなーと痛感させられた本。
ふと食卓に目をやると、陶食器も金属のカトラリーもガラスの器も、肉も野菜も穀物も調味料も、それらを調理したガスも水も電気も、先人たちの途方もない試行錯誤で完成されたものなんだなーと思うと、一層有難い。
下巻は日本が殆ど出てこない。でも今のような文明を築いているのは積極的に変化していく民族性、良いものを取り入れいていく好奇心と受容性だったんだなと理解。
今では保守的な民族みたいになってるけど、稲作を取り入れる、漢字を取り入れる、宗教を取り入れる、銃器を自分たちで作れるようになる、同じ状況下でもそれを行わず興味も示さず今も先史時代と変わらない民族がいることを考えると、とんでもなく好変化の国!なんて思っちゃったり。
ピューリッツァー賞一般ノンフィクション部門受賞作品。 -
なるほど、そういうことなんだと、
知的好奇心を刺激させられつつ楽しく読了。
でもちょっと長い。
1998 年 ピューリッツァー賞一般ノンフィクション部門受賞作品。 -
文字と社会体制が終わると、オーストラリア、中国、アメリカ、アフリカなどの個別事例に移ってしまい、正直ちょっと退屈だった。とはいえ、上巻に続き発展の格差が生まれた原因を広い視点で書き進めており、面白い。