コスプレ幽霊 紅蓮女(ぐれんオンナ) (『このミス』大賞シリーズ)

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著者 : 上甲宣之
  • 宝島社 (2006年5月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (349ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784796652759

コスプレ幽霊 紅蓮女(ぐれんオンナ) (『このミス』大賞シリーズ)の感想・レビュー・書評

  • 辺倉史代は、頭はいいのに陰気な性格で、友人も恋人もいない孤独な三十路の女。職業は小学校教師。人づきあいに臆病で内気な史代は、生徒はおろか同僚の教師の間でも「やる気のないダメ教師」というレッテルを貼られ、敬遠される存在である。そんな彼女の生きがいは、ちまたの噂で有名な「紅蓮女」と呼ばれる幽霊の変装をして、人を驚かす事。夜な夜な、オーダーメイドでしたためた豪勢な「紅蓮女」の仮装に身を包み、怪奇スポットや自殺の名所を徘徊、その場に居合わせた人々を怖がらせる事に甘美を感じているのだった…。口裂け女、都市伝説パーティー、生き神信仰、呪いの手紙、電話男—さまざまな怪奇スポットで遭遇する事件に、「紅蓮女」が立ち向かう!
     内容は奇抜で、とても異色な作品だと思った。でもホラーあり、アクションあり、恋愛ありで、楽しい時間をすごせた。主人公の「違う人物になりたい」という願望はすごく理解できるし、雪国で出逢った美少女や口裂け女の女装男など、ひとつひとつの話にでてくるキャラクターがとても印象的。ただ、紅蓮女の使う炎技がすごすぎて、本当にこれが人間に出来るのか?と思った。少しずつ成長していく主人公がとても可愛らしい。

  • 紅蓮女という自分の作り出した幽霊の格好をして、夜な夜な人を驚かせるのを趣味としている主人公が、
    ほかの幽霊や都市伝説のようなものに出会い、戦っていく(!?)という短編集。(と思いました)


    主人公の生き方はとても哀しいけど、どこかうらやましくもあった。
    紅蓮女になって人を驚かせるのは褒められた行為ではないけれど、
    そこに自分の居場所を見つけられた、ということは幸せだったのではないかと、少し思う。

  • 陰気な性格の主人公・辺倉史代が、自己を開放する為に作り出した【紅蓮女】。
    都市伝説とまでなった【紅蓮女】が、口裂け女や呪いの手紙など、色々な相手(?)と対決をしていく。
    【紅蓮女】としての史代が編み出した、火炎技の数々や、それにきちんとカッコイイ名称がついてるのが面白かった(笑)

    2007.10/16〜10.18。

  • 小学校教師の史代は頭はいいが陰気な性格で友人も恋人もいない。
    そんな彼女の生きがいは、ちまたで噂の
    「紅蓮女」と呼ばれる幽霊の仮装をして人を驚かせること。
    怪奇スポットを徘徊する彼女は
    そこで出会った様々な事件に立ち向かう

    最初は女教師のイジイジっぷりがイラっとしたけど読んでくうちに少しずつあれ?ホラーじゃなくていい話?って感じにまとまって読後は安心感みたいなホッとした感じでした(笑)

    連作短編で、前作の【地獄のババぬき】の登場人物がでてきたり、愛子としよりも少しですが出てきます♪

  • 今回も想像以上にどうしようもなかった。
    都市伝説を絡めた様々な事件が起こり、それを「紅蓮女」に変装した主人公が解決していく。
    主軸となるストーリーはいいとして、問題は文章と構成の下手さ。
    最後は半笑いで読み切りました。

    絶対ハズレだとわかっているのに読んでしまう作家さんのひとり。
    なんでだろう。嫌い嫌いも好きのうち?

  • 表紙がかわいくて購入。おもしろかった。けど…やっぱ軽ぅ〜いよ〜

  • 自分の考えを口にできない引込思案の小学校教師の趣味(というよりライフワーク)は『紅蓮女』という自ら作り上げた都市伝説のバケモノにコスプレして人を驚かすこと。
    誰にも相手にされない欝憤を晴らすため、紅蓮女となって出没を繰り返す日々に、事件が起こる。
    ・・・という内容なのだが話は都合よく飛躍するし、どうしてそういう展開になるの??とありえないことのオンパレードで意味もわからない。
    やたらに「っ」を使用する文章も微妙すぎて欝陶しい。
    ラストはこんなオチになっちゃうの?と、呆れを通り越してしまった。

  • コスプレする事で自信をもち夜の街を徘徊する女性の話

    人を驚かせるためだけにいろんな技を編み出します

    なにもそんなことしなくてもっていう感じありますが、面白いっすw

  • 最近読んだ中で一番のヒット作。
    紅蓮女が徐々に成長してゆく姿も良いし、なんと言ってもラストが気に入りました。
    この作新については語らないほうがいいと思う。
    実際に読まないとその雰囲気が伝わらない。
    ホラーっぽいですが、まったく怖くない。でも大好きです。

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コスプレ幽霊 紅蓮女(ぐれんオンナ) (『このミス』大賞シリーズ)の作品紹介

辺倉史代は、頭はいいのに陰気な性格で、友人も恋人もいない孤独な三十路の女。職業は小学校教師。人づきあいに臆病で内気な史代は、生徒はおろか同僚の教師の間でも「やる気のないダメ教師」というレッテルを貼られ、敬遠される存在である。そんな彼女の生きがいは、ちまたの噂で有名な「紅蓮女」と呼ばれる幽霊の変装をして、人を驚かす事。夜な夜な、オーダーメイドでしたためた豪勢な「紅蓮女」の仮装に身を包み、怪奇スポットや自殺の名所を徘徊、その場に居合わせた人々を怖がらせる事に甘美を感じているのだった…。口裂け女、都市伝説パーティー、生き神信仰、呪いの手紙、電話男-さまざまな怪奇スポットで遭遇する事件に、「紅蓮女」が立ち向かう。

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