大聖堂 (上) (ソフトバンク文庫)

  • ソフトバンク クリエイティブ
4.03
  • (144)
  • (135)
  • (114)
  • (5)
  • (3)
本棚登録 : 1381
感想 : 132
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (600ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784797332568

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 「お、これは……」
    と思える大ボリュームの小説です。

     1冊約600Pで、(上)(中)(下)の3巻=約1800P。
    それでも、連休などで一気に読んでほしい作品です。
    読後の達成感がすごくありますよ。
     
     
    舞台は12世紀のイングランド。
    大聖堂の建築に関わる人達、
    そして大聖堂を取り巻く様々な愛憎劇を描いています。

    上巻は、主役級の出自や、時代背景、舞台設定、人物関係の
    説明が主。

    建築職人・神父・伯爵令嬢。一見なんの繋がりもなさそうな
    3人の人生が、少しずつ交わっていきます。

    翻訳の方が上手なせいか、
    海外作品ながら非常に読みやすい。
    上巻が違和感なく読めれば、
    (中)(下)で怒涛の展開が待っています!

  • 上巻の半分ぐらい読んだ。
    登場人物のモラルのなさが、どうも自分には合わない。
    BOOKOFF行きの予定。

  • いつかこの手で大聖堂を建てたい――果てしない夢を抱き、放浪を続ける建築職人のトム。やがて彼は、キングスブリッジ修道院院長のフィリップと出会う。かつて隆盛を誇ったその大聖堂は、大掛かりな修復を必要としていた。折りしも、国王が逝去し、内乱の危機が!十二世紀のイングランドを舞台に、幾多の人々が華麗に織りなす波乱万丈、壮大な物語。
    (裏表紙紹介文より)

    ***

    NHKの大聖堂建築番組を観たあとなので、色々想像しやすかったです。
    ↑の番組を観たときから思っていたのですが、大聖堂って良いなぁ。
    現代のような大型の機械もないなかでどんな風に建てたのかとか、建物にまで込められた神への信仰心とかに想いを馳せると、なんだかロマンを感じます。

    物語は上巻ということもあってかまだまだ導入部分、という感じなのでこれからが楽しみです。
    …でも、読んでて気分が悪くなる描写が多いです。
    時代も国も違うのだから仕方ないことですが、共感はできない物語かな。。。

  • NHKのBSあたりで放映してる海外ドラマ原作。ベストセラーになるわけだわ。先が知りたくて仕方がない。同じ中世だけど、日本の勾玉シリーズとは自然や文化だけでなく、空気が違う。ちょっち悪人が多めで淀み気味。大人向けだもんなぁ。

  • イギリスの中世が伝わってくる

  • 12世紀ダークエイジのイングランドっていうのがわたしには勉強不足。しかし、登場人物たちのキャラが立っているおかげで面白く読めている。上巻ではレディ・リーガンが印象に残る。ヒョウ柄のドレス姿を思い浮かべてます^^;

  • 自らの采配で大聖堂を建立するのが夢の石工の親方一家の話と、イングランド王家の跡目に纏わる話。餓死も目前というどん底一家と王族とが様々にリンクしながら進んでいく壮大な物語。上巻(全体の三分の一)を読み終わっても未だ登場人物の紹介が終わってやっと事件が動き始めたところ!

  • 2011年1月21日読み始め 2011年1月28日読了。
    ずーっと前から積んでたのだけど、NHKがドラマを放送するということでやっと読み始めました。
    12世紀のイングランドを舞台に、建築職人トム、修道士のフィリップ、伯爵家のお姫様アリエナなど複数の視点から物語はすすんでいきます。とにかく長い作品ですが、複数視点、それに描写も細かく、これは全3巻になっちゃうだろーなーと思いました。しかしドラマ化するならもっとすっきり削れるかもしれません。
    出生の謎や陰謀、愛情などが絡んだ物語は先が気になってグイグイ読ませてくれます。
    でも、ちょっとこう…俗っぽいというか、勧善懲悪ものっぽさがありますね。それが読み易いといえば読み易いのですが…。

  • 中世イギリス。
    大聖堂建設に熱意を燃やす人々を描きます。
    最先端の技術に更に工夫して、買ってない高さと美しさを持つ大聖堂を作ろうとがんばる職人達。
    権力争いもあり、ロマンス有り、ドラマチック!
    NHKBShiで、リドリー・スコット監督の8時間ドラマが近く放映されます。

  • 実は読み終わってない。残り十ページあまりで、断念。視点・語り手の切り替えがなじめなかった最大のポイント。この調子であと2巻はきつい。

全132件中 71 - 80件を表示

著者プロフィール

Ken Follett
ケン・フォレット
1949年、ウェールズ生まれ。新聞記者、出版社勤務などを経て1978年にスパイ小説『針の眼』を発表、アメリカ探偵作家クラブ(MWA)賞を受賞。1989年に発表された『大聖堂』は全世界で2000万部を超える大ベストセラーに。その後、続編『大聖堂-果てしなき世界』、「百年三部作」の『巨人たちの落日』『凍てつく世界』『永遠の始まり』を執筆、さらにはキングズブリッジ・シリーズの『火の柱』および本書を書き継いでいる。最新刊は『ネヴァー』。


〈扶桑社ミステリーのケン・フォレット作品〉
火の柱(上・中・下)
ネヴァー(上・中・下)

「2022年 『大聖堂 夜と朝と(下)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

ケン・フォレットの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×