なぜ、「できる人」は「できる人」を育てられないのか? (ソフトバンク文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784797373240

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  • ■問い
    できる人を育てる為に必要な思考・行動は何か?
    ■結論
     できる/できないは現在の状態。違いを受容した上で事実と可能性を分け徹底し行動を起こす
    ■感想
    現在の状態に至った事情(自己認識/人生観/周囲の目)を受容する事ができる人を育てる起点と理解した。
    相手を受容する為には感力を発揮し相手の非言語からも事情を汲み取る事、
    相手に対する思いは伝わる事を欲したメッセージを発信する事が必要という事で、
    For youの精神で在る事が重要と思う。
     
    とはいえ、企業にとって人材育成が一義的な活動ではないのでそこははき違えず、成果と育成の両輪を回す事を念頭に、長期的に見て重要な行動を取り込みたいと感じた。

  • できない人の考え方のくせや、できない人視点のできる人の見え方や感じ方が書かれてあり、ネガティブな本だと感じた。なぜ「できない人」は「できない人」のままなのか?という内容に思え、できない責任をできる人に押しつけているように感じた。
    できる人とできない人の違いはセルフコーチングが出来ているかいないかの違いだと思った。できる人は自分のコーチングが出来ているのであって、他人のコーチングの難しさに躓く人が多いのだと感じた。他人は経験や考え方が自分とは違うので、難しくて当たり前だと思う。
    できない人にコーチングを通して自分で気づかせることも重要だが、そのことの難しさが分かったので、コーチングがうまくいかない時は、自分で育つ環境を創ってあげることがいいと思った。

著者プロフィール

一般社団法人マインドフルリーダーシップインスティテュート(MILI)理事。関西大学社会学部卒業後、ビジネス誌の編集・記者等を経て独立。1000名超のビジネスリーダーをインタビューする傍らリーダーシップ論やコーチングを学び2000年にドリームコーチドットコムを設立した。著書に「なぜ、「できる人」は「できる人」を育てられないのか?」(日本実業出版社)、「心に静寂をつくる練習」(WAVE出版)など。共著に「世界のトップエリートが実践する集中力の鍛え方」(日本能率協会マネジメントセンター)などがある。

「2017年 『「手で書くこと」が知性を引き出す』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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