インフラ/ネットワークエンジニアのためのネットワーク技術&設計入門
- SBクリエイティブ (2013年12月26日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (416ページ)
- / ISBN・EAN: 9784797373516
感想・レビュー・書評
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Kindle版
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各レイヤー毎に説明されていてわかりやすい。
個人的には初めて名前を聞くプロトコルばかりで勉強になりました。 -
後半少し置いてきぼりを食らった印象。それなりの前提知識が必要なんだろうな、と言ったところ。入門にはややハードルが高い、かな。
もう少し関連知識を得た上で再読したい。 -
オンプレミスで外部に公開するサーバ環境を構築する際のネットワーク設計について。冗長性や高可用性に焦点を当てながら、現在スタンダートとなっているネットワーク技術を解説している。合わせて、実際にネットワーク設計を行う際に注意すべきポイントを述べている。現在のネットワーク技術について入門的概要を知ることができる。とてもまとまりがよく書かれており、分かりやすい。対象は初級のネットワークエンジニア、サーバエンジニア、サイト管理者といったところ。私自身はPMOの役割で関わっているプロジェクトで調達や設計の進捗、障害報告でネットワークの話題が上がる時があり、心許なさを感じていたので読んだ。極めて有益だった。
内容はOSI参照レベルに沿って、物理層から順々に解説される。その層で使われている技術や、冗長性や高可用性を確保するための方法がそれぞれ述べられる。様々なプロトコルがどういう仕組みで動いているのか、しっかり分かりやすく解説されている。内容は現在主流となっている技術、また過去に主流であっていまでもしばらくは残っていそうな技術について。最新の技術や、今後の動きなどの紹介はあまりない。例えばHTTP/2やSDNといった話題は無い。
様々な機能を兼ねるように進化しているファイアウォール(UTM: Unified Threat Management)や、負荷分散機能の概要などが現在の自分にはタイムリーに役立った。ネットワークに関わる人なら、エンジニアであろうがなかろうがまず読んでおくべき一冊だろう。 -
内容は初歩的ではあるけれど、実践的な内容を学べるんでオススメ。ネットワークスペシャリスト取るよりこっちの方が良いと思う。多種多様な技術や歴史をただ並べるのではなくて、きちんと重み付けして価値ある部分を重視してくれるので。良書です。
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仕事がネットワークの運用から構築に変わって今に至るが、
運用時代になぜこういう構成の設計なのかという疑問を持っていた部分もあったが本書で理解できた気がする。
レイヤーごとに技術や仕組みが説明されていて読むだけで基本的な知識は身に付けられると思う。
設計する上で必読だと思う。 -
ネットワークの設計に関する基本が原理を含めて記載されているため、入門者のみならず、中級者にも役立つと思う。
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ネットワークに関わる仕事をしているなら必読。
教科書に書いてあることが実際にどう使われているか、使われるのかがよく分かる。
簡単なことも難しいこともレベルを合わせて整理されており、すごく読みやすい。
構成、章立て、論理展開の全てにおいて隙が無い。
ようやくスイッチの世界も理解しましたぜ。 -
<a href="http://mediamarker.net/u/akasen/?asin=4863541333" target="_blank">インフラエンジニアの教科書</a>の次に読むべきインフラ本。序盤から光ファイバのコア径とか載っけられてどうしたもんかと思ったが、情報処理技術者試験のネットワークスペシャリストよりもよっぽど実践的。(僕は)めったに使わないSFPモジュールとコネクタの接続の話からワンアーム・インラインの構成設計の話、MAC・IPアドレス・VLANなどの当たり前なところもやりつつvMotionとARPの関係みたいな細かいところも抑える。基本的には知っておいて当然の所だなーと思いつつ、細かい注釈のところで「そうそうここは迷った!」みたいなのもあったりするのでなかなか読み飛ばせない。
、アプリ屋やインフラはじめに読むべきは<a href="http://mediamarker.net/u/akasen/?asin=4863541333" target="_blank">インフラエンジニアの教科書</a>だが、インフラ屋としてやっていくならば把握しておくべき一冊。