コンサル一年目が学ぶこと 新人・就活生からベテラン社員まで一生役立つ究極のベーシックスキル30選

著者 :
  • ディスカヴァー・トゥエンティワン
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  • Amazon.co.jp ・本 (281ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784799315323

感想・レビュー・書評

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  • コンサル1年目に限らず、ひろく社会人が基本的におさえておくべきことが書かれています。ロジックツリーの研鑽は自分もどなたかへお願いしたいです。クリックする前に考える、ということも癖付けたいです。
    チームは上司も部下も分業である、という考え方は、ずっと忘れずに持っていたいです。

  • いい本でした❗
    「コンサル1年目が学ぶこと」というタイトルですが、内容的にはどこの業界の人でも使える「考え方」や「問題への取り組み方」など、普遍的に役立つスキルのリストが書かれていました。
    ぜひぜひ、みなさんも読んでみてください❕

  • 仕事をすすめる上で大事なことを書く本
    特にすごいことを書いているわけではない、でもそれをちゃんとやろうとすると難しい。
    まあ何個か意識しておけばいいか。後はできてないのを考える。

    結論から話す、考える。事実を数字で示す。相手の土俵に合わせる。期待値を把握する、下げる。
    確認する点①背景目的②成果イメージ③クオリティ④緊急度

    作業設計書を書く。ロジックツリー①論点を整理分解②数値分析③項目のお重みづけ④アクションに落とす。
    事実、解釈、アクションを区別する。意見を持って接する。

    最終アウトプットの枠から作る。課題管理表①担当者②期限③方向性、

    価値ある提案を出せているか、リスクを早めに開示する。約束したことを守る。コミットメント力が高い人①仕事内容に納得している②コミットメントが高い組織にいる。全員が価値を発揮してプロジェクトに貢献する。

  • 【Summary】
    新卒でコンサル会社に入社してからコンサルでの働き方についてリマインドするために購入。実際上司から指摘される内容の多くがこの本に書かれていた。プロジェクトでは上司が指摘はするが、「なぜこうすべきか」という理由についてまでは教えてくれないことが多いので、それが書かれているこの本では自分にとって有益であった。
    【自分用メモ】
    ■Talk Straight
    上司に悪い報告をするとき、Yes/No(終わった/終わってない)で答える。言い訳はしない。そこから前向きに対応策を考える。
    ■数字・ファクト
    若手はそこでしか戦えない。(意見は封殺される)
    世界・世代共通なものである。
    曖昧さがあると批判の矢が来る隙を与えてしまう。筋が通っていないと若者コンサルの話など聞いてくれない。
    ■期待値のマネジメント
    ・クライアントの求めていることを正確に把握し、その点のみに注力する(他に無駄なことはしない)
    ・上司から仕事を依頼されたら、その期待を確認する。主に、背景・目的、成果イメージ、クオリティと工数、優先順位の確認。(この調査には○と×と△が必要なので、3枚ほどのスライドでまとめようと思うが良いか。他作業より優先すべきか、等。)
    ←これをするためには、作業依頼されたときに、ざっくりとどんなことをしなきゃいけないかをイメージしなければいけない。
    ■作業の考え方
    ・作業にまず取りかかるべからず。全体から作業を設計し、仮説思考、ロジックツリーによる網羅的洗い出しによって作業を進めていく。
    ・常に自分の意見を持つ(そのために電車内でもトレーニングする)
    ■資料作成
    ・議事録作成は決定事項がベース。追加で次回持ち越し項目と確認事項、次回までのToDo。さらにキーパーソンの会話の流れ。
    ・パワーポイントはワンスライドワンメッセージにより、シンプル化・精緻化だけでなく、再利用可能、差し替え可能になる。
    ・最終成果物(パワポストーリー)から先に作り、最後細部にこだわる。(全体から攻めるやり方は共通)
    ・調査は必要なキーワードのみでドキュメント全部は読まない(無駄なことはしないというやり方は共通)
    ←仕事を楽しいと思うと読みふけてしまうから、逆にこれはジョブだと思っていかに早く最低限のことをやるかを意識することが大切なのかもしれない。
    ■Valueを出す
    ・クライアントはコンサルに1万円/h以上のお金をかけていることを忘れない。
    ・なので会議で発言しない人はいるだけ無駄。何も話さないひな壇芸人は番組に呼ばれなくなる。
    ←発言出来ることが少ない新人として、これがなかなか難しい。そのためにこの領域については自分が話さないとというのを1つ1つ作って行かないと。
    ■Quality
    ・多少汚くとも早く出す。
    ←これは上司による。だいたい上司は部下の資料にいちゃもんつけるので要事前確認。
    ・3時間かけて何も得られなかった場合、すぐ報告。すぐ得られなかったこと自体が価値になる。時間かけるほど上司の期待が上がってしまう。
    ←いつ何時でも、今こういった意図で作業をしていて、こんな状況ですと言える状態にしないといけない。
    ■Commitment
    ・どんな状況でもやり切ることが前提。
    ←Can Do精神とは、遣り切ってやるという前提に立ち、そのためにどうすれば出来るかを考えることである。
    ・自分1人でやり切った場合と、他人の力を借りた場合、どちらも評価は同じ。あくまで成果主義。
    ←資料で分からないことは分かる人に聞くことが早く答えにたどり着くキー。ただし、人に聞くときは仮説を持って聞く。丸投げはなし。

  • タイトルは「コンサル一年目が学ぶこと」であるが一般のビジネスマンにも有用な内容
    いくつか職場で実践したい

  • コンサルじゃないし関係ないかなぁと読まずにいた本。自分がバカでした。

    すごくタメになる。
    目からウロコが落ちまくった。

    今までコンサルタントって申し訳ないけど、胡散臭さしかなかったのだけど、この本読んで若干印象変わった。自分がバカでした。

    コンサルに入ったら徹底的に叩き込まれることを「話す技術」「思考術」「デスクワーク術」「プロのビジネスマインド」に体系立てて説明してあって、非常にわかりやすい。
    財務分析やマーケティングの中身ではなくて、汎用的な内容になってるので、自分ごととして読める。

    特に会議の議事録の取り方、パワポのワンスライド=ワンメッセージなどなど、すぐにでも使えそうな知識が盛り沢山。

    さあ、仕事しよう!と言う気になれる良書!

  • コンサルに勤めてる人以外にもなるほどと思える内容
    フレームワークというよりは、仕事のマインドに関するものが多かった
    自分の能力でチームに貢献する、なるほどなあ、、
    得意なことを磨いていこうと思った

  • 結論で始め結論で終わる、と本書にある通りに書いていてとてもわかりやすかった。
    時々読み返したいと思える本

    以下メモ



    Point =結論 Reason =理由づけ Example =具体例 Point =結論の繰り返しで締める
    Talk Straight =駆け引き抜きに、率直に、簡潔に、端的に話す
    寝坊したとか、トラブルがあったとか、そういうことを言うのは、現地に到着してミーティングなどすべてが終わってからにすべき

    経験のない一年目の唯一の武器が、数字。それもほかでは得られない、独自に集めた数字が有効。

    アドバイザリーの奥井潤さんも、「新人ならば、まず、論理を優先して話すことを身につけなさい。感情や熱意で押していくことは、ベテランになってからでも間に合う」

    「ビジネスというのは、突き詰めると、相手の期待を、常に超え続けていくことにほかならない。顧客や消費者の期待を超え続けていくこと。上司の期待を超え続けていくこと」
    まずは、相手が何を期待しているのかを正確に把握する。相手が期待する中身がわかったら、それを絶対に外さない。そして、相手の期待値以上の成果を出す。常に出し続ける

    指示を受ける側も、出す側も次の4つのポイントを明確にする。 ①その仕事の背景や目的 ②具体的な仕事の成果イメージ ③クオリティ ④優先順位・緊急度

    いきなり作業に入るのではなく、どのように進めたら求めている答えに行き着くことができるのかという「アプローチ」「考え方」「段取り」の部分を最初に考える。

    ロジックツリーによる問題解決の基本 1  論点を整理・分解する 2  各論点について数値分析をする 3  項目の重みづけをする 4  アクションに落とし込む

    ビジネス能力を向上させるのは、情報量ではなく、考えることです。本や、テレビ、新聞、インターネット、なんでもいいですから、情報に接するときには、必ず自分の意見をもって接することです。

    ・ビジネスの議事録 →決定事項や、次回に持ち越す事項など、何が決まって、何が決まらなかったのかを確認し、決まったことについては関係者の間で認識違いがないかどうかを証拠に残すための議事録。

    どんなことでも最終アウトプットから逆算して考えるクセをつけておくべきです。

    大事なのは、何が重要で何が瑣末なことかについて、自分なりの判断をもつこと。それがわからないと、捨てる勇気ももてない。

    他人に対する貢献ができ、相手がそこに価値を感じてくれたとき、その仕事には、ヴァリューが生まれる。

    ます。相手がしてほしいと思うこと、相手が期待すること、それに応えるのが仕事になります。自分が何をやりたいのか、ではなく、相手が何を欲しているのか、どうしたら満足するのかを考えなくてはいけません。
    学生 =対価を払う消費者
    社会人 =対価を受けとる生産者
    社会人になっても、消費者目線のままでいてはいけない。
    社内の会議であっても、人件費は発生している。出席したからには、自分の時間単価に見合った仕事をしているか?

    仕事にも応用できる「守破離」守 =師匠の一挙一動を真似る破 =師匠と違ったやり方を覚え、幅を広げる離 =師匠のやり方を超え、独自の技を生み出す




  • 社会人1年目の心得がすごく端的にまとまっている。私が社会人になった時に読みたかった…今でもできていないと思えることがあったため、実践していきたいと思った。
    最初に完成をイメージしてから行動する。や、旅行に行きたいと思うなら、あらかじめプランを調べておいて、休みが取れたらプランを当てはめるなど。目から鱗だったため、試してみようと思った。

  • これができると、確かに他の業界でも十分に通用するスキルとなる。
    忘れた頃にまた読んで、少しずつ前進していきたい。

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著者プロフィール

ビットコイナー。2013年よりフルタイムでビットコイン及び暗号通貨の事業に関わる。ブロガーとして暗号通貨の技術を噛み砕いて紹介。Ethereumを日本で初めて一般むけに紹介し「イーサリアム」と翻訳した。暗号通貨の普及と、技術の育成を目的に活動している。(社)日本デジタルマネー協会理事、(社)日本ブロックチェーン協会アドバイザーほか、エンジェル投資家としてウォレットやクロスチェーン等の事業へ複数投資している。1975年生まれ。慶応義塾大学卒、外資系コンサルタント会社、起業等を経て現職。著書に『コンサルタント1年目が学ぶこと』(ディスカヴァー21)『3分でわかるロジカルシンキングの基本』など。

「2018年 『これからを稼ごう』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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