- Amazon.co.jp ・本 (221ページ)
- / ISBN・EAN: 9784806142393
感想・レビュー・書評
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物語式でマーケティング戦略について書いた本。この手の本はいろんなものがあるが、理解しやすい反面、理論の真相が浅く、「わかった気になって終わり」という感じが否めない。個人的にはこの類の本は卒業としたい。この本については後輩が貸してくれるとのことだったので読んでみたのだが、読まなくてもよかった。
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三分の一読んだとこから、学べる
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小説仕立てで読みやすい本。
何かを学ぼうと思って、この本を手にするような人には物足りないのではないか。。
マーケティングやロジカルシンキングの考え方に気づく
といった導入レベルの本に思える。
「もしドラ」と同じような類の本。 -
マーケティング初心者むけ。
商品開発の担当者を主人公にした小説仕立てのマーケティング解説書。
だが、フィリップ・コトラーからマイケル・ポーター、キャズムのジェフリー・ムーアなどのマーケティング・セオリーを駆け足で紹介しており、たとえ話がわかりやすいものの、解説そのものは浅い。
「100円のコーラを1000円で売る方法」とは、高級ホテルのリッツカールトンではコーラを1杯1000円で売っているってこと。『コーラという液体ではなく、サービスという目に見えない価値を売っている。』
『顧客中心主義とは、「顧客が言うことは何でも引き受ける」ということではなく、「顧客の課題に対して、自社ならではの価値を徹底的に考え、提供する」ということです。』
バリュープロポジションとは『”顧客が望んでいて”、”競合他社が提供できない”、”自社が提供できる”、価値のことです。』 -
個性的なタイトルで目を引きますが、
真っ当なマーケティングを物語でフランクに学べる本。
会計ソフトの会社が企業に会計ソフトを売り込んでいく際に、
主人公がマーケティングの知識を使って
商品企画を成功させるというお話。
ページ数も少ない中、コンパクトに重要なことが詰まっている。
その分、物語性はあまりない。。が、
そこは仕方ないかという感じです。
肝心のマーケティングに関する記述では、
市場機会の特定→STP→4Pの流れを頭に入れながら読むと、
「今は個々の部分を述べているのか」とより理解が深まりました。
個人的に良かったのは、最初の章に
昔の有名論文「マーケティング近視眼」の説明が入っていたこと。
アメリカの鉄道会社が何故衰退していったのかを例に取って、
顧客の求めていることと自分の事業領域を
きちんとリンクさせる重要性を述べた論文ですが、
自分の理解がやや浅かったので、
「そういうことかー」と腑に落ちました。
(ちょうどその論文を読んで勉強したので、タイムリーでした。)
他にも巻末にその章ごとの参考文献も載っていて、
合わせて読めばより理解が深まりそうです。
何冊か気になる本もあったので、
ちょっと読んでみようと思います。
こういう勉強がどんどん広がっていく本は好きです。 -
ストーリー仕立てになっているマーケティングの本。
色々な例や、過去の事例なども話の中に織り交ぜられており、マーケティング初心者の私でも分かりやすかった。
安易に値段を下げない、他社のサービスとの差別化はもとより、顧客の言いなりになるだけではいけないというようなことが取り上げられている。
実際に顧客満足度を上げようとすると顧客の言い分を全部叶えるやり方を思いつくが、その認識は間違いだったという気付きを貰った。(必ずしも間違いではなく、顧客が間違っている言い分には訂正と提案が必要だということ) -
営業から商品企画に移った主人公がマーケティングのイロハを学ぶ物語形式で、わかりやすい。
特にカスタマーマイオピアからの脱却について学べた。 -
とても読みやすい。
実感を持ってマーケティングの重要性が理解できる。 -
ストーリーでわかるマーケティング。
タイトル回収はかなり後で。社長や経営者向けの本って感じ、と同時に企画開発部門も読みたい本。っていうのをわかってヒラが読んでも面白い本。
具体的な例や流れがあるのでポイントはわかりやすいが、自身に転換、落とし込むのは難易度高い。わかってても実践できない。そんな気がする。もうワンクッションほしい(読みたい)。マーケティングってこうするんだなぁっていう導入で使えそう。色々マーケティングの本読む中の一冊になりそう。