実践 行動経済学

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  • Amazon.co.jp ・本 (416ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784822247478

感想・レビュー・書評

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  • 社会全般の良識と判断をいかに経済的に結びつけながら実践行動していくか? アメリカのブッシュ時代の国内情勢への批判及び評価をしている点が読みづらかった。

  • お勧め。
    実験経済学でも、人々の行動のほとんどは積極的な選択の結果ではなく、習慣によって自動的に決まることが確かめられている。人々がそれを変えて意識的に選択するのは、今までの習慣ではうまく行かない新しい事態が生じたときだけだ。

  • h10-忠生図書館2017.12.20 期限1/10 読了1/6 返却1/9

  • 前半は行動経済学に関連した内容、後半はリバタリアンパターナリズムを軸としたナッジの具体例の説明。個人的に行動経済学に興味が深かったため前半は楽しんで読めたが、後半は確定拠出年金や社会保障、環境問題など、公的な内容にシフトするため少し興味が薄れた。

  • iNcentive
    Understand mappings
    Defaults
    Give feedback
    Expect error
    Structure complex choices

    本書によってナッジとリバタリアン・パターナリズムの関係性、政治の対立を超えて人々を守るための仕組みとしてのナッジの立場があることが分かる。また、リバタリアニズムとパターナリズムについても知るきっかけになった。
    一般人に実践は無理だろうと思うが、単なる心理学実験の延長としてのナッジではなく、主義としてのナッジを知るにはよい本だと感じた。

  • 行動経済学とは、合理的でない人間の行動や判断を解明する学問である。
    人間の行動には必ず選択が必要とされており、一見、人間は自分自身の意思ですべての選択を行っているように思えるが、実際は、「選択アーキテクト」により、選択を整理され、その中で選択を下している。つまり、選択アーキテクトには‘’ナッジ‘’(望ましい行動をとれるよう人を後押しするアプローチのこと。人が意思決定する際の環境をデザインすることで、自発的な行動変容を促す)ができ、そのような環境の中で、リバタリアン・パターナリズムを保ち、ヒューマンの特性を考慮にいれながら、ナッジすることが必要であると述べている。本書ではナッジが必要となる場面(判断が難しくてまれにしか起こらず、フィードバックがすぐに得られず、状況の文脈を簡単に理解できる言葉に置き換えるのが難しい意思決定をするとき)をいくつか具体例にあげ、なぜナッジが必要なのかと改善策について説明している。

  • タイトルも酷いがブックデザインも最悪

  • #科学道100冊/脳とココロ

    金沢大学附属図書館所在情報
    ▼▼▼▼▼
    https://www1.lib.kanazawa-u.ac.jp/recordID/catalog.bib/BA90583737?caller=xc-search

  • 科学道100冊 2021 テーマ「脳とココロ」
    【配架場所】 図・3F開架
    【請求記号】 331||TH
    【OPACへのリンク】
     https://opac.lib.tut.ac.jp/opac/volume/430056

  • ナッジなどを政府の立場や様々な立場から分析している
    人々は極度に干渉されることを嫌うが、全てを自分で判断はできないし、労力がかかるのである程度は許容している
    その範囲をどれほどにすべきか、また極度に誘導されたナッジなどには警戒心を持つべきである

    しかし、リバタリアンに対する反論なども用意されており、一つずつ読み進めることができる

    今現在、どのように使われているかを気にするきっかけになる

    今後もう一回読みたい

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著者プロフィール

米シカゴ大学経営大学院教授。1945年米ニュージャージー州生まれ。74 年米ロチェスター大学で経済学の博士号取得(Ph.D)。米コーネル大学、米マサチューセッツ工科大学(MIT)経営大学院などを経て95年から現職。行動経済学の研究で、2017 年にノーベル経済学賞を受賞した。著書に『行動経済学の逆襲』(遠藤真美訳、早川書房)、『セイラー教授の行動経済学入門』(篠原勝訳、ダイヤモンド社)などがある。

「2022年 『NUDGE 実践 行動経済学 完全版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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