クリエイティブ・マインドセット 想像力・好奇心・勇気が目覚める驚異の思考法

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  • Amazon.co.jp ・本 (392ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784822250256

感想・レビュー・書評

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  • すべらしい本でした。
    思考の選択肢が増え、日々の仕事でのモチベーションや取り組み方も変わります。また、具体的な実例も多く交えてあり、どのようにアイディアが生まれ、どうすれば創造性が育まれるかが、わかりやすく述べられています。

  • MRIのエピソードは、見てくれを整えることだけではない、「デザイン」の意味を理解させるのによい話だ。

    巻末のアクティビティ一覧も興味深い。
    読むだけでなく、やることが大事だ。

  • レビューはブログにて
    http://ameblo.jp/w92-3/entry-11926478552.html

  • 創造力を発揮するために、クリエイティブ・コンフィデンス(創造力に対する自信)がとても大事。

  • 著者によれば、日本人以外から日本人はクリエイティブに見えるようだ。ところが日本人は、クリエイティブとは思っていない。人は皆クリエイティブと著者は言う。では、どのようにすればクリエイティブなれるかのヒントがここにあります。

    “How might we ~”『どすうれば~できるのか?』ヒントが沢山あります。

  • もともと、自身の行動原理は「想像力・好奇心」なんだけど、まだまだ隠れているんじゃないか(笑)と思って、読んでみたい。

  • IDEOそしてdスクールで行われている手法から、すぐに始められる「自分はクリエイティブであると決める」部分まで、ケリー兄弟の想いが伝わってくる一冊です。翻訳もとても良かったです。

  • アップルやサムスン、P&Gなど名だたるグローバル企業の成長を支えてきたデザイン会社のIDEO(アイディオ)。「世界でもっともイノベーティブな企業」にも選ばれた同社を牽引してきた創業者で、スタンフォード大学dスクールの創設者でもあるデイヴィッド・ケリーと、その弟でIDEO共同経営者のトム・ケリーが、本書で最新の「デザイン思考」のノウハウを語る。

    序章 人間はみんなクリエイティブだ!
    第1章 デザイン思考で生まれ変わる
    第2章 恐怖を克服する
    第3章 創造性の火花を散らせ!
    第4章 計画するより行動しよう
    第5章 義務なんか忘れてしまえ
    第6章 みんなでクリエイティブになる
    第7章 チャレンジ
    第8章 その先へ

  • 人からお借りした本ですが、かなり良本でした。

    “クリエイティブ”=持って生まれた素質、天性の才能、芸術家。。のようなことばを連想してしまいがちですがそうではなくて、誰もが発揮できうるもの、どんな場面でも発揮することで可能性がひろがるもの、とまさにクリエイティブに対する考え方をマインドセットされた本です。

    特に心に残っていることは、以下の4点。備忘録的に。

    ●クリエイティブになる秘訣は、徹底的な人間中心主義であること。その製品やサービス自体の品質だけでなく、顧客がその商品を使うまえ、とちゅう、あと、とそのプロセスのなかでの顧客体験に耳を傾け、想像し、実際に足を運ぶことで新たな視点や潜在的ニーズからクリエイティブな発想が生まれること

    ●プロトタイプ、という考え方。出来るだけ早く実験台となるような“シロモノ”を作り、実際に試し率直なフィードバックを改善に活かし、よりよいものをつくっていく。。このサイクルが実は成功への近道であるのだと、深く実感させてもらった。何も製品だけではない。新しい仕組みの提案にも言えること。まずは皆が試せるようなプロトタイプを作ること。思考より実践、スピード。まずは行動。

    ●(人事という観点で)“創造力の許可証” を会社の仕組みや風土にもっと根付かせていくべきだと強く感じた。働く人が自然と発想したことが、新たなサービスの源泉になったり効率化に繋がるように、制度や育成に携わるものとして、より意識が必要と感じた

    ●人生のデザインを始める
    今日という日をプロトタイプとして、1カ月間の人生をデザインしてみる。現時点で技術的に可能なことは何か?自分の現在の経済力で実現可能性のあることは?人間にとって、有用性のあることは?より周囲の人たちに良い影響を提供出来ることは?試行錯誤しながら、チャレンジしていくのだ。

    とても勇気の湧く本でした。

  • 75%の人が「自分はクリエイティブではない」と思っているが、「創造力に対する自信(Creative Confidence)」を持てば、だれでもデザイン思考ができるようになると。どのようにそのデザイン思考を身に着けていくのか、実例を交えながら教えてくれる。 さすが世界最高峰といわれるIDEOが書くだけのことはある。ロンドンの病院の事例があり、手術室から集中治療室への患者の引き継ぎがうまくいっていないことを、フェラーリのF1のピットクルーに指導を依頼したら、ミスが40%以上改善されたと。アイディアはどんなところからでてくるかわからないと思った。

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著者プロフィール

世界的なイノベーションとデザインのコンサルティング会社である「IDEO」の創設者。アップルの初代マウスをはじめ、数々のヒット商品を生み出し、人間中心のデザイン手法やイノベーション文化を組織に広める後押しを行う。スタンフォード大学教授で、「デザイン思考」の実践を学ぶスタンフォード大学内のプログラム「dスクール」を創設。誰もが内に秘めている潜在的な創造力を開花させる手助けをライフワークとしている。こうしたデザイン分野での教育の貢献によって、サー・ミシャ・ブラック賞など多くの賞を受賞している。

「2014年 『クリエイティブ・マインドセット 想像力・好奇心・勇気が目覚める驚異の思考法』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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