嵐のあと (花音コミックス)

  • 芳文社
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感想 : 121
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (172ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784832285156

感想・レビュー・書評

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  • 「シグナル」で芦原の友人として登場していた榊が主人公になっている話です。
    榊は好みのタイプ兼話のウマも合う岡田と知り合い、仕事とプライベート両方で交流を持ち出しますが岡田はノンケなので下手に手出しができず榊は次第に伝えられない彼への思いを募らせていきます。
    シグナルではひねくれ友人達の輪の中で冷静で大人な食わせ者感があった榊が恋に四苦八苦しているのが印象的でした。途中から出てくる美山の存在も面白い要素だったと思います。
    安定さと面白さを併せ持つ作品ですが、ただ岡田はノンケという設定もあったのでそこから恋仲に落ちてゆく流れは人によっては早回しに感じるかも知れないです。
    ですが全体的な纏まりが素晴らしいのでそこまで気にならないと思います。

  • 榊さんよかったね。

  • 本当、この方は上手いなあと思います。
    ゲイ×ノンケのお話。

    ゲイが二人出てくるんですが、どちらも自ら壁を作り過ぎていてガチガチな感じ。
    過剰に繊細な人が多いのも事実なんで分かるのですが、これって逆に理解もしてもらえないですよね。
    こういうところが妙にリアル。

    岡田さんの台詞のように
    「人の気持ち勝手に想像して勝手に怖がって、また全部なかった事にする」
    恋愛で相手の気持ちがわからなくて怖いのは、男女関係ないのですよ。
    人との付き合いなんだから、分かって貰いたいならば言葉にしないと。
    それが上手く出来ないから、皆もだもだするのですけれど。

    勇気を出せば変われる。
    そんな前向きなラストで、とても読後感が良かったです。
    矢張り、どんなに迷って傷ついても、BLのラストはハッピーエンドであって欲しいです。

  • 輸入インテリア会社社長の榊は、男同士のドライな恋愛関係に満足していた。だから、取引先の担当者・岡田の事も好みだと思うだけで、本気になるはずはないと油断していたのかもしれない。しかし、記憶をなくすほど飲んだ翌日目を覚ましたそこは、岡田の自宅で…!? 岡田の無自覚な言動が榊の心をかき乱す…! 切ない恋が胸に迫る大人の純愛ラブストーリー★ 描き下ろしは後日談♪
    出版社より

  • 最後のほうでの怒涛の追い上げで、見事な一冊でした。
    ノンケで、ホモ気持ち悪い発言をした榊サンの戸惑いが好きです!
    攻めも肉食でもなく俺様でもなく、攻めているのに受けの様子をうかがうのが何とも言えないじれったさが私の心鷲掴みです。

  • 身にまとってる相手の香りが「いい香り」って思っちゃうのは完全に「好き」になっちゃってるってことよね。なんだかそこがツボでした。  
    初恋〜から遡ってきたら、美山くんってばオトコの好みの徹底ぶり素晴らしすぎwww

  • 胸が苦しくなる感じが堪らなくいい。でも最後は悲しい結末にならないのもいい。
    榊さんが岡田さんに「さようなら」と告げるところは一番苦しい。
    繊細な人物描写が好き。

  • バリバリ仕事しながらゲイとして生きながら恋をする感じが良かった。

  • エロなしなのに大人の恋愛話にぐっと掴まれる作品。初恋からこちらへと言う順番。絵がうまいのでエロなくても満足。

  • そんなに面白くなかったです。
    無味無臭

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著者プロフィール

日高ショーコ
東京出身の女性漫画家。
同人活動を経て、2004年『BE・BOY GOLD』(リブレ出版)にて、『リスタート』で商業誌デビュー。
代表作『花は咲くか』が2018年に実写映画化されている。

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