ゆかいなかえる (世界傑作絵本シリーズ)

  • 福音館書店
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感想 : 83
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  • Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784834000337

感想・レビュー・書評

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  • 1才10か月/図書館

    かえるが卵からおたまじゃくしになり、かえるになっていく。その後、どうやってかえる達が暮らし、冬眠するのか、お話形式で楽しく、分かりやすく書かれています。

    最初に読み聞かせした時から興味しんしんで何度も読むのをせがまれました

    娘はこれでかえるが大好きになりました。

  • 見返しではたくさんのおたまじゃくしが泳いでいるのに、本編が始まってすぐ、4個を残してすべての蛙の卵が魚に食べられてしまうのに驚かされる。
    残された4個の卵から孵った蛙たちは、それからも、ときに天敵から逃げ、ときには逆に誰かの天敵となって暮らす。食物連鎖の厳しさの中で、いつでも楽しそうに泳ぐ蛙たちの姿が印象的。
    そして夏の暗い夜にだけ、蛙たちが、他の動物たちと声を合わせ歌を歌う場面は、それまでの自然の描写から距離を取りつつ、とても絵本らしい見せ場を静かに形作っている。
    伸び伸びとした蛙たちの四肢の色や動きが、デフォルメされていながらも、生き物の躍動感や美しさを感じさせる絵本。

    なお作者名については、90刷以降は原音に近い「ジュリエット・ケペシュ」表記。

  • かえるたちの夏の間の仲良く楽しい生活を描いた作品。

    魚に食べられずにすんだ4個の卵がおたまじゃくしになり、やがて4匹のかえるになった。かえるたちは仲良く楽しく暮らす。ときにはさぎに襲われそうになったり、かめに狙われたりもする。夏の間、歌って遊び、冬が来ると土の中で春まで眠る。

    全体的に暗めだが、かえるたちの楽しさが伝わってくる作品。

  • 30年度 仲よし

  • 2歳4ヶ月。

  • 中古購入
    アメリカの絵本
    読み聞かせ対象3才から
    小学校初級向き

    この版ズレはわざとなのか
    それとも印刷会社が適当でこのまま出稿してしまったのか
    こういうレトロな感じが大好きです
    ストーリーは単純明快で
    イラストもかわいらしかったり
    子どももカエルの1年を興味深く見れました

  • 4匹のカエルが卵から生まれ、成長し、天敵をかわして、冬眠するまでの流れが物語になっています。

    墨と絵の具で描かれたような絵です。水辺でお話が展開するので、ページはほとんど青が中心、色使いも黒・緑・白・青のみです。表紙と裏表紙の裏に、びっしりオタマジャクシが描かれているのが可愛くて好きです。我が家では、どのオタマジャクシが好きかを言い合ったりしています。(どれもそっくり同じようですが…笑)

    自然界では弱肉強食が当たり前と言えば、当たり前なのですが、カエルの卵のほとんどが、魚に食べられてしまうというちょっと衝撃的なシーンから始まります。それを運よく免れた4つの卵が成長し、オタマジャクシからカエルへと成長していく過程が描かれています。

    カエルたちは、泳いで競争したり、カタツムリの隠しっこをしたり、夏の夜には歌を歌って遊びます。時折、天敵のサギや亀が現れ、ハラハラしますが、睡蓮の葉の裏に隠れたり、甲羅に乗って亀を冷やかしたりして、愉快にやり過ごします。たくさん遊んだあとは、たっぷりご飯を食べて、雪の降る寒い冬には春まで土の中で眠る、というお話です。

    文章は、数字とひらがなだけで構成されています。文章量も少なく、1ページ1〜2行ですが、ところどころ、「…」で次のページに内容が繋がれていたり、体言止めのような表現があったりするので、ある程度、言葉慣れしている年齢でないと、内容を追うのに苦労するかもしれません。

    【参考】読み聞かせ:2歳0ヶ月

  • リズミカルな、楽しい絵本。
    カエルって。冬…知らなかった。笑

  • 2 30

  • かえるの一生ね

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