ぐりとぐらのおきゃくさま (ぐりとぐらの絵本)

著者 : なかがわりえこ

• 福音館書店 (1967年6月1日発売)

感想・レビュー・書評

[リカさんの感想 · 2011年3月28日]

被災地の友人の子供に送る本として。
子供の頃、大好きだったぐりとぐらの話を読み返してみました。

自分たちの家に戻ると、大きなマントや帽子が置いてあり、気になる二匹。
どろぼうとか、空き巣とかという概念がないところが、いいですね。
お風呂場の絵で、浮き輪があるのが気になりました。
それともあれはシャンプーハットだったのかしら？

家にやってきていたのはサンタクロース。
彼はぐりとぐらの家でクリスマスケーキを焼いていました。
そのケーキを食べに、友達が遊びに来たということは、サンタクロースは各家で作ったわけではなく、彼らは選ばれし者だったということですね。
限定一組さまだったのでしょうか？
子供の時にはついぞ考えなかった、こういったことをあれこれと考えて思いを遊ばせるのも、楽しいことです。

[どんぐりさんの感想 · 2004年12月10日]

森の中で、雪合戦をしていた野ネズミたち。
名前を「ぐり」と「ぐら」
雪の上に、大きな落とし穴を見つけました。
　だれが作ったのだろう ?

でも、よ〜っく見ると
落とし穴ではなく、大きな足跡でした。
　だれの足跡かな ?

ぐりとぐらは
足跡はだれの足跡なのか、調べてみる事にしました。
森もぬけ、はらっぱもぬけて
唐松の林の中に続いています。

ついた場所は…。
煙突から煙が出ている、お家。
どこかで見た事のある家です。

な・ん・と。
そこは、ぐりとぐらのお家でした。
中に入っていくと、玄関に、大きな長靴。
コート掛けには、大きな真っ赤なオーバー。
えりまきを掛けようとすると、真っ白いえりまきが。
帽子を掛けようとすると、大きな真っ赤な帽子が…。
暖炉の前には、大きな手袋と靴下が干してあり、
その横には、大きな袋がおいてありました。

でも、肝心な
これらの持ち主のお客様の姿が
見当たりません。

くんくん…。
いいにおいがします。
台所へ行ってみると…。
赤いズボンをはいた、白いおひげの
おじいさんが、ケーキを持ってたっていました。

おじいさんは、ケーキを置いて
靴下をはき、えりまきをして
オーバーを着て、帽子をかぶり
手袋をはめて、袋をかつぐと
長靴を履き
「良いお年を〜」
と、出て行きました。

その後、ぐりとぐらの家では
ケーキを囲んで
森の動物たちと
クリスマスパーティー♪

あの、おじいさんってダレだっのかな〜 ? ? ?

[みつこさんの感想 · 2023年11月26日]

今も昔もみんな大好きぐりとぐらシリーズ。
たくさんの子どもたちに読んでもらってワクワクして欲しい。

[かのとさんの感想 · 2022年12月24日]

サンタさんが家でケーキを作って待っててくれるなんて、最高のプレゼントだなぁ。チョコレートがけのケーキがすごくおいしそう！

[イワシチョフさんの感想 · 2021年3月26日]

自分のお友達シリーズ。

[gringreenさんの感想 · 2020年5月13日]

プレゼントがほしくなった。

[ちゃびぞうさんの感想 · 2016年12月1日]

雪の足跡をたどると自分たちのおうちだった。
C8795

再読 3歳８ヶ月

[あおいまどこさんの感想 · 2011年12月29日]

足あとをたどって行ったところの家が、見たことあると思ったら自分たちの家でした、と気付くくだりが好き。冬のぐりぐらも相変わらず幸せそうに暮らしてますね。

[marikumaさんの感想 · 2011年12月26日]

クリスマスプレゼントに2歳の娘がいただいた本。
ちょうど図書館で借りて読んでいたので喜ぶ娘。
ぐりとぐらのシリーズの食べ物は、本当に美味しそう。
みんなとでわいわいパーティーもしたくなっちゃいます！

[rabbitnonameさんの感想 · 2011年12月22日]

これが我が家に送られてきたとき、本当に「ああー！これー！」と叫んでしまった…。私が子どもの頃家にあって、本当によく読んでいた本。雪や衣装の質感や、おいしそうなケーキ。どれも懐かしい（涙）

著者プロフィール

なかがわりえこ

「2009年 『ぐりとぐらのあいうえおと１・２・３ (2冊)』 で使われていた紹介文から引用しています。」