しんせつなともだち

  • 福音館書店
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本棚登録 : 2010
感想 : 169
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  • Amazon.co.jp ・本 (28ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784834001327

感想・レビュー・書評

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  • 4分半

    優しいどうぶつたちの繰り返しの絵本

  • 冬に食べ物がなくて友達が困っているんじゃないかと思い、思いやりの連鎖の物語

  • 2歳3ヶ月の娘に。

    優しさの連鎖を教えるのにいい絵本です。
    動物たちのお家もとてもかわいいです。

  • 4歳の息子、みんな優しいね。と。
    人に優しくすると、自分に返ってくること。
    わかりやすい内容。

  • 雪がこんなにふってとてもさむい。友だちはきっと食べる物がなくて困っているでしょうと、みんなともだちに、食べ物を持って行こうとします。

  • 冬に読むと更に心が和みます…。

    仔兎が蕪を見付けて、それを親切心で親友達に届けます。
    親友達も親友達に食物が無かろうと心配し蕪を届け、
    巡り巡って仔兎に蕪が届けられます。
    其処で仔兎は、友達達が親切心で届けてくれたのだと
    感じます。

  • 「しんせつなともだち」、1965.4発行です。雪が降ってる寒い冬、やさしくて親切な動物たちの物語です。寒い冬に心があたたかくなります。香山美子さんの「どうぞのいす」によく似ています。「どうぞのいす」は、ろばさんの籠の中は眠ってるうちに、籠のどんぐりは栗に変わってましたが、この絵本では、うさぎさんが留守のろばさんの家にかぶを置き、そのかぶがろばからこやぎ、こやぎからこじかと、親切が巡り巡ってうさぎに返ってきたお話です(^-^)

  • 初心者向け読みきかせ講座で、受講者がみんなの前で実践してくれた。
    そのときの淡々とした静かな語り口が忘れられず、図書館で借りた。

    食べ物を探しに出かけたこうさぎは、かぶをふたつ見つけた。
    ひとつだけ食べて、あとのひとつは、食べ物がないであろう ろば へ持って行くことにした。

    寒いのにあたたかいおはなしだ。
    自己犠牲でもないし、自分本位でもない、望ましい優しさを感じる。
    なんでそんなに食べ物が落ちてるんだろう、というツッコミはなし。
    山奥の住民が落としたのかもしれないし。
    いまふと思ったけれど、『かさじぞう』たちが落としたのかもしれないし。
    『どうぞのいす』より、私はこちらのほうが好きだ。
    絵の色合いと風合いが最高。
    耳の部分の穴のあいたこうさぎの帽子や、ろばの家の窓の鍵になっている蹄鉄など、細かいところもかわいい。

  • 出てくる動物さんたちが、みんな何気にお洒落さんでステキ。冬の野菜がいろいろ出てきて季節感がある。子どもの好きな繰り返しのパターンで、また最初に戻る。親切の押し売りみたいなところがないので、好き。

  • 小さいときの記憶を頼りに 探した本です。
    見つけたときは とってもうれしかったです。
    ムスコはさほど 興味をしめさなかったんだけど(笑)

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著者プロフィール

方軼羣

「1987年 『しんせつなともだち』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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