こんとあき (日本傑作絵本シリーズ)

著者 :
  • 福音館書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (40ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784834008302

感想・レビュー・書評

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  • とにもかくにもこんも、あきも、二人がかわいい。
    電車でお弁当を食べるエピソードがすごく好き。
    思い返すだけで涙がうるうるきちゃう。
    やさしいきもちがいっぱい。

  • 守られる存在から守ってあげる存在へ。思いやりと優しさが溢れる本。

  • 保育園の時好きだった本。やっぱりすき

  • 懐かしー!って思って立読み始めたら止まらなくなった。笑
    昔読んでた時は普通に読んでただけだと思うんだけど、今読み直したらすごい響いた。親戚の子にちっちゃい子いたらプレゼントしてあげたいくらいw
    すごい好きな場面は、こんの尻尾が電車のドアに挟まれて、あきちゃんとその場でお弁当食べてるとこ。こんの言う「だいじょうぶ、だいじょうぶ」がなんか切なくて、危うく涙目になるとこだった!笑
    プレゼントしたくなる絵本て、こういうのを言うんだろな。

  • お兄さんだった。
    生まれたときから一緒にいて、ずっと過ごしてきたお兄さんだった。

    でも、いつの間にか。
    いつの間にか、お姉さんになっていた。

    追い越されていた。

    でも、これからも、ずっと一緒にいる。

  • 林明子さんの作品の素晴らしさは知っており、そしてこの作品のタイトルも知っていたのですが、拝見出来てなくて大変申し訳なかったです
    とっても良かった、素晴らしい作品です
    こんって、きつねのぬいぐるみだったんですね
    まず冒頭が、こんの型紙の絵から始まるのがかわいいし、こんは赤ちゃんが産まれたお祝いのぬいぐるみだった、ということもほっこりです
    そして、あくまで当たり前のように、こんは赤ちゃんのあきちゃんの面倒を、お兄さんのように見続けます
    何かもう、そんな冒頭部分だけで泣けてきます
    そして、あきちゃんが小学生になるちょっと前くらいなのかな? こんのほころびた腕を治してもらいに、おばあちゃんの家まで旅行をする、それが『こんとあき』の物語ですが、こんが動いて喋ってあきちゃんの面倒をみることが、この世界ではごく当たり前のように描かれて、こんが電車の切符を用意したり駅弁を買いに行ったりもします かわいい
    そしておそらく、こんは人間で言う小学生2~3年生くらいの中身のように感じます だから、あきちゃんの面倒をしっかり見てあげてるけど、上手く行かないこともたくさんあって、でもこんはそのたびに「だいじょうぶ、だいじょうぶ」って言うんです……
    そんなこんを慕って、頼りにして、でもいざと言う時にはこんを守って歩くあきちゃん…
    『こんとあき』というタイトルがこれ以上ない、素晴らしいものだなあ、よかったなあって、また泣けてしまったのでした

    それにしても、林明子さんの絵がほんとに素晴らしいです
    新幹線に乗ってる他の人たちが、別アングルでもちゃんと出てくるところとか、終盤近くの砂丘の表現とか、場面別にこんがしょんぼりしてたりパリッとしてたりする微細な変化とか、絵の見ごたえも凄すぎる、傑作ですね

  • おばあちゃんから赤ちゃんの世話を頼まれたコンは赤ちゃんのアキに会いました
    2人はいつも一緒
    アキはどんどん大きくなりましたが、コンはどんどん古くなりました
    ある日、コンの腕がほころびてしまったので、おばあちゃんに直してもらいに行くことに
    コンとアキは電車にのって砂丘まちを目指します
    無事にたどり着けるのかな

    読み聞かせ時間は9分弱です


  • 子どもに読みきかせながら、毎度愛おしさに涙が出そうになる

    こん、可愛すぎませんか…

    林明子さんの絵はどの場面も子どもらしい表情や仕草を切り取っていて、本当に素敵。

    いつまでも我が家で読み継いでいきたいなあ

  • どんなにぼろぼろになってしまっても、大好きなこん。「だいじょうぶ、だいじょうぶ」は、1番のおまじない。こんは、ぬいぐるみだけど、大切な友だち。大人になっても、忘れたくない優しさが沢山ありました。

  • 列車のドアにしっぽを挟まれているこんが本当にかわいい。
    駅や列車の中に、色々なお話の登場人物がいる(タンタンとスノーウィーなど)と本屋のPOPで見てびっくり!

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著者プロフィール

林明子

「2013年 『文庫版 魔女の宅急便 全6冊』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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