こんとあき (日本傑作絵本シリーズ)

著者 :
  • 福音館書店
4.32
  • (901)
  • (304)
  • (348)
  • (16)
  • (5)
本棚登録 : 6590
感想 : 621
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (40ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784834008302

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 絵が温かい。

  • こんな体験、してみたいなぁ。
    子どもにかえったら、できるかなぁ。
    こんが、だいじょうぶ、だいじょうぶと言い続けてくれるところが、じーんときました。

  • 子どもの頃、大好きだった絵本。
    あきのために必死に頑張るこんの姿に涙、涙です。
    絵本ナビでこんの実物大ぬいぐるみがあることを知り、娘の1歳の誕生日にお迎えしました。仲よしになってくれるといいな…

  • この本のあきちゃんと同様に『はじめてのおつかい』のみいちゃん、『ぼくはあるいたまっすぐまっすぐ』のぼく、など一人で遠出をする幼い子を描かせたら、林さんの右に出る作家はいないのではないでしょうか。

    その表情のせつなさ、不安、頑張り‥どの角度も胸を打たれます。
    あきちゃんを守るぬいぐるみのこんが、砂丘に埋もれている所を助け上げ、夕日をバックに砂丘を駆け降りる場面は、映画の1シーンをスクリーンで観ているよう。
    何十年経っても胸に残る名場面、名作です。

  • 2歳10ヶ月の息子は、お風呂のシーンが好きなようです。(○○君もお風呂入ると気待ちいい〜ってなるよ!と教えてくれます。)
    ただ、こんがなかなか帰ってこないときや尻尾が挟まれるところは少しこわいみたいで、そのシーンが近づくと、毛布などに隠れて遠目に見ています。

    私は大人になって初めて読みましたが、まさかの展開(尻尾、犬など)に驚き過ぎて、切なくなりつつ笑ってしまいました。

  • 2019年くもん推薦図書A
    こんの「だいじょうぶ」という言葉にグググと子どもに戻るような感覚を味わえる。
    子どもより、大人が子どもの頃の不安だった気持ちや、守られている安心感など懐かしい気持ちを楽しめる絵本。
    終わり方も暖かくて、何度も読みたくなる。

  • 子どもの本を選ぶようになって初めて、作家名を意識するようになった。これは、そんな中で覚えたお名前、林明子さんの本。

    こんが赤ちゃんを待っているところ、魔法がかかったよう。あきがだんだん大きくなってこんが古くなっていくところから、迫りくる悲しい結末(成長した子どもはもうふるいぬいぐるみとは遊ばない)を予想してしまったが、物語が始まるのは実はそこから。

    こんとあきは、旅行かばんを持っておばあちゃんのうちに出かける。だけど、どんなにこんが頑張っても彼はちいさなぬいぐるみで、あんなトラブルやこんなトラブルが・・・。ドキドキはらはらの連続だった。こんの健気さが切ない。

    あきの想像上のお話かなと思ったけど、他の大人たちにもちゃんとこんが動いてお話しているのが見えているようで、なんとなく不思議な感じもした。(同じ林明子さんの作品でも、たとえば「きゅっきゅっきゅ」の動物たちはぬいぐるみだし、「おふろだいすき」でプッカがしゃべるのはまこちゃんの想像世界のお話だ。)

    きっと、あきは、自分が大人になっても、こんが古くなっても、大事に大事にしてくれるに違いない。

  • 子どもたちが未だに好きな絵本。
    「だいじょうぶ だいじょうぶ」の読み方を考えて読むのが難しいです。
    新幹線の中に林明子さんの他の絵本の登場人物が描かれているところも楽しいです。

  • だいじょうぶ、だいじょうぶ、と言うコンがいじましく思われます。

  • おばあちゃんちに行くとき、直しに行くのにぎゃくにボロボロになっていって、つかないかと思った。

全621件中 51 - 60件を表示

著者プロフィール

林明子

「2013年 『文庫版 魔女の宅急便 全6冊』 で使われていた紹介文から引用しています。」

林明子の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
ばーじにあ・りー...
エリック・カール
トミー=アンゲラ...
A.トルストイ
エリック=カール
なかの ひろたか
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×