- Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
- / ISBN・EAN: 9784834023527
感想・レビュー・書評
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挿絵がとても可愛くて、ちょっと残酷で、素敵でした。
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挿絵も可愛いし、ストーリーも楽しい。
子ども向けだから、もちろん先を想像できるけど、長く愛されているだけあって、想像できるストーリーでもまったく飽きることなく、夢中で読んじゃった。
醜くなってしまったクマたちは、まるで裕福になった人間を見ているようだったなあ。
ピュアでいることって大事。 -
ブッツァーティの絵もお話も最高に可愛い童話。
人物紹介の時点で愛らしい。イタリア語版が欲しい一冊。 -
挿絵がキッチュでいつまでも観てられる楽しさと美しさ。クマの侵攻を通して、繁栄と没落、再起が童話的に表現。
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クマの王様素晴らしい!
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登場人物の紹介だけでわくわくする!カラーの挿絵がとってもかわいくて切り取って額に入れたいくらい。
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2018.12
人間も、シチリアのクマのように、森へ帰るべきなのかもしれない。 -
とてもセンスの良い物語。シチリアに山があった遠い昔の話、山の上に住んでいたクマたちが厳しい飢えに耐えかねて、山から降りて人間の住んでいる里に住もうとするが、もちろん易々とは行かない話。山の上にいる時に王様の息子、王子トニオも猟師によってさらわれてしまっているままで、王様は山を降りて行く際も、息子が見つかればいいなと思っている。
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『神を見た犬』が良かったので読んでみた。児童書だが、今の子どもたちが面白がるかは疑問。むしろ大人が個性的な挿し絵も含め、面白うてやがて悲しきクマ王国の物語を楽しめるかもしれない。
最後に潔く帰っちゃうところは流石クマ。人間にはできません。