- Amazon.co.jp ・本 (1ページ)
- / ISBN・EAN: 9784835440583
感想・レビュー・書評
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今から35年前に発行された絵本なのだが、今読んでも強烈な印象をもたらす。でも、なぜこの時期に再読したのだろうか。題材はヒ素ミルクと放射能汚染と違うのだが、あまりの悲惨さ、特に将来を担う子供への影響が大きいことへの憤りからか。 この絵本の作者の弟とは小・中学生時代の同級生だったので、その当時彼の家に遊びに行ったのだが、クラシックのレコードがたくさんあったことを覚えている。またこの絵本に描かれている主人公のおかあさんから頂いたソフトクリームの天麩羅の味が忘れられない。
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作者自身の子供時代の体験を元に書かれた作品。
子供のころ読んで衝撃を受けた。
『森永ヒ素ミルク事件』の被害者であるはせがわくんは。他の生徒たちのようにうまくできないことがたくさんある。
友達はそんな彼のことを、『きらいや』と言うが・・・ -
あれもこれも出来ない、こんなところもおかしい、手間かかる、だから長谷川君なんて嫌いや!と怒鳴りながら、長谷川君から離れていかない「僕」。どうして長谷川君がこうなのかなんてわからん、一緒にいてしんどい。でも・・・「長谷川君、大丈夫か、長谷川君」不覚にも、クレヨンハウスの本棚の前で、涙を流してしまいました。道徳的感動ではなく、ただただ衝撃で。
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心に突き刺さる。森永ミルク事件。
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私が生まれる前、実際に起こった事件であり、その当事者がこうして絵本で伝えてくれることに衝撃でもありますが、知ることができてよかったとも思います。
多くの赤ちゃんが犠牲になってしまったのは悲しくて、聞くだけでも辛いけど、知ることでこれから生まれる赤ちゃんを守ることができる。多くの人に知ってほしいと思います。 -
途中で衝撃を受けた。
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乳児の頃、ヒ素ミルクを飲んだ著者が子どもの頃のことを思い出して描いた絵本です。著者はその頃嫌われて嫌われて、それでも、おかあさんが友だちたちに遊んでねとお願いして相手してもらったことを描いています。きらいだと言いながら遊んでくれた人たちのことを描いています。それぞれの人生。涙が出て来ます。
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k
5歳4ヶ月