はせがわくんきらいや

著者 :
  • 復刊ドットコム
3.99
  • (54)
  • (32)
  • (44)
  • (4)
  • (1)
本棚登録 : 420
感想 : 68
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (1ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784835440583

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 著者・長谷川集平氏は
    幼いころヒ素ミルクの被害を受けました。

    長谷川君が
    周りのお友達の大きな愛情に恵まれ
    幼少の時期を過ごした
    想いがいっぱい詰まったいい絵本です。

    小学6年生なら受け止めてくれるかと
    読みきかせをしました。

  • 2008/2/13かずちゃん

  • もう30年以上前の本になるんでしょうか?
    作者の長谷川集平さんの原点となる絵本です。

    「はせがわくん、きらいや!」と言いながらも、時には厳しく時には優しく仲間であり続けるクラスのみんな。
    彼らとはせがわくんの姿に暖かいモノを感じます。

  • 砒素入りミルクについて知らない人でも、
    違った見方で読めると思う。

    はせがわくんなんか大嫌いとぼやきつつも、
    いつもどこかで、はせがわくんを気にかけてる僕や友達。

    スキだけがすべてぢゃない。
    みんな仲よしこよしだけがすべてぢゃない。
    でも、なんだかあったかい。
    そんな作品。

  • 難しい。でも、優しさとか、素直な気持ちとか、大事だと思う。

  • 本当の友達をみた気がします。読んでいてなきそうになりました。あたたかいなと感じました。

  • きらいやってはっきり言うね。
    だけどほんとにきらいなのかな。

  • 7分くらい
    (07.2/13 4年)(07.2/20 5年)(07.2/27 1年)

  • 作者の子ども時代を友達の視点から描いた絵本です。正直な反面やさしさも持っているという、子どもの真実の姿を学ぶことができます。読者の年齢を選びます。(最低でも小学1年生から)

  • 友達に薦めて貰ってから、定期的に借りてしまう一冊。

全68件中 51 - 60件を表示

著者プロフィール

1955年、兵庫県姫路市に生まれる。
絵本、小説、評論、翻訳、作詞作曲、演奏など多様な表現を試みる。長崎市在住。
1976年第3回創作えほん新人賞を受賞した『はせがわくん きらいや』(すばる書房/現在、復刊ドットコム)でデビュー。
森永ヒ素ミルク中毒事件(長谷川自身もヒ素の入った粉ミルクを飲んだ)を扱いながら、日本人の生活や心理を大胆に切り取り、斬新な絵本作法で鮮烈なデビューを飾った。
『見えない絵本』(理論社)で、1990年第20回赤い鳥文学賞。
『石とダイヤモンド』(講談社)、『鉛筆デッサン小池さん』(筑摩書房)で、1992年第14回路傍の石文学賞。
『ホームランを打ったことのない君に』(理論社)で、2007年第12回日本絵本賞。
ジャンルを問わず作品多数。2012年、第34回姫路市芸術文化賞。
2013年『およぐひと』、2014年『アイタイ』(解放出版社)を刊行。原発災害に向き合った視点を貫く。
2002年から京都造形芸術大学客員教授。

「2015年 『あなに』 で使われていた紹介文から引用しています。」

長谷川集平の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×