- Amazon.co.jp ・本 (235ページ)
- / ISBN・EAN: 9784837917687
感想・レビュー・書評
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日本電産社長のアツい自伝
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日本電産社長の永守重信氏が書かれた「熱い」本。
特に参考になったのは「相手のキャリアに応じて話の内容をアレンジする」というくだり。
○一般社員には危機意識30%、夢やロマン70%
○主任クラスのリーダーには危機意識50%、夢やロマン50%
○部課長クラスの管理者には危機意識70%、夢やロマン30%
○役員クラスには危機意識90%、夢やロマン10%
個人的な経験・感覚でも、一般社員には夢やロマンがなく、
役員クラスに危機意識がない会社が多いと思う。 -
日本電産社長の永守氏の本。1998年。主に上司としての接し方について説明し、その合間に家庭の中での役割、個人としての考え方などを説いている。全体的に話が面白く、一貫したポリシーがあるため非常にわかりやすい。万人に伝わるように考えられた構成と思われるが、創業者で社長という人はさすがに違う。会社を強くする為には、能力ももちろん重要だがそれ以上にスピード感や気遣いなどが重要であり、基本的なことを忠実に実行することで企業体質を強めることができる。部下のしかり方には個人的には反対だが、相手を見てやり方を帰ることには賛成する。好みの問題である為、スタイルに合わせて実行するのが良いだろう。会社は、3大精神として「情熱・熱意・執念」「すぐやる・必ずやる・できるまでやる」「知的ハードワーキング」を掲げており、これに則って進んでいる。今後の活躍に期待。
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日本電産永守社長のすごさ。
大阪での営業時代、取引先の社長に贈られる。 -
一から創業して、今の地位を築き上げた人ですから、当然強い情熱とカリスマ性を持っているのでしょう。その雰囲気がよく伝わります。「休みたい人はやめればいい」と言った言わないというような問題がニュースになったことがありますが、その価値観の是非は別にして、ある意味書かれていることはまっとうだと思います。人間的な生活を維持するために、ほどほどに仕事をして、その会社は倒産するリスクも負うか、残業するほど頑張って会社を盛り立てていくか、そんな価値観の違いかもしれません(サービス残業は反対です)。時代とは違った価値観を持っていても、それはそれで、自分の価値観が時代を作るくらいに気力でいるのが経営者でしょうし、むしろそういった時代とは違う価値観が明日の企業を生むのでしょうから。
ただ、経営者の中には、人の2倍働いて競合に勝てというのもいいけど、それ以外の価値観を持つ人もいるかもしれませんね。楽して儲けろという風潮があった時代に、その反動はあってもいいと思いますが、工夫して、どんな価値観を持つかということで、会社そのものがそれぞれ違った輝きを持つのでしょう。私も製造業だし、基本はこの作者と同じような気持ちでいますが、ここまで徹底はできないし、また、働く時間で競争しても、そこには競合しか生まれないと思いのです。新しい価値を生み出す工夫により力を入れたいと思う会社もあるでしょう。
でも、この本に書かれていることは、少したるんでしまった日本の社会全体に活を入れるためにも、基本的な精神として持っていたいと思うようなことも多い感じです。
ところで、この本を手にするにあたって、買って読もうかどうか、、悩むところもあったのっですけど、ぱらぱらとめくったら、いい言葉もあったのでじっくり読もうと買ったわけです。しかし、あとで知りましたが、この本の内容は、「永守\'s Room」で全部読めちゃうので、なんだか、とても残念でした。それで、星は3つ。 -
すぐやる 必ずやる できるまでやる。 リーダーの敵は妥協だそうです。
他には一流、一番を目指すから、人はついてくる
1人間性が一流の人と、三流の人の、この人づかいの差
2人を動かす人間に土日も盆も正月もない
3部下の提案に「しかし」をつけるな
4人の嫌われたくないという考えを捨てろ
5人に動かされるのがうまい人は、人を動かすのもうまい
6「ここまでできれば、これだけ優遇する」と名言せよ
7一度叱ったことは水に流せ
8勝者を強くするよりも、敗者を勝者にするやり方を
年配の方の考えの気がしますね。
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ビジネス雑誌のインタビューで知って以来、永守社長と日本電産に興味を持っていた私です。
転職したら、この会社で働きたいな・・・・・とも思っていましたが、日曜も休むことなく働く社長のようには、私は働けません(笑)。
掃除をとても大切にするということでしたが、この本ではそのエピソードにあまり触れられていなかったのが残念です。
でも、一つ一つのトピックが、見開きでまとめられていて読み易かったです。 -
どんな状況でも言わなければならない一言とは?
ファインいつでもファインファインと答える
人に嫌われたくない本能を捨てろとは?
自分に厳しく部下にも厳しく
2番というのは1番の次ではない
ナポレオンは1日3時間
現場の汚い仕事を自分が一番やることだ
すぐやる!必ずやる!出来るまでやる!! -
人の上に立つ者がどうあるべきか、
日本電産社長である永守さんのリーダー論が書いてあります。
永守さんは平成の名経営者総合5位にランクインするほどの方です。
人を動かす人になるにはどうすればいいのか、
部下とうまくいかない、伝わらない
はじめて部下を持ったがどう指導していけばいいかわからない
そう思って、毎日試行錯誤している方にぴったりな本です。
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知る人ぞ知る日本電産社長、永守重信さんが書いた本!
オススメ!