「脳にいいこと」だけをやりなさい!

著者 : マーシー・シャイモフ 茂木健一郎

• 三笠書房 (2008年11月7日発売)

感想・レビュー・書評

[jxmhp559さんの感想 · 2013年4月11日]

前半はまず徹底的にネガティブな思考を追い出す方法が説かれている。
ので若干退屈。

人間の脳は危機管理の為にものごとを楽観的に考えるより、
悲観的に考える方を選択するようプログラミングされているらしい。
しかし悲観的考えが真実とは限らないし（実例付き）、
マイナスな考えを「手放す」というのは
「握りしめたペンを自らの意思で床に落とす」のと同じで
何も難しいことではないとのことです。

結局のところ幸せに生きるには、感謝すること、運動すること、笑うこと、瞑想すること、加工されていない食品を食べることが必要で...
ってどっかで聞いたような話ばっかりなんですが・・・ｗ
というのが正直な感想。

ヨガの教えに共通する部分も多かった。

科学系というよりスピリチュアル系の本でした。

世界中にこころの家族がいるっていう話はステキだな！と思った。

[石井信之さんの感想 · 2013年3月31日]

時々、こういった類の本を読んで、自分の心と脳に
新鮮な刺激を与えることが大切だ。

＜本から＞
客観的に見て恵まれているから幸せに近づくのではなく、
「自分の脳がそれをどう評価するか」によって「幸せ度」は決まります。

「脳にいいこと」７つのポイント
１　ネガティブ思考の「大そうじ」をする。
２　プラス思考で、脳にポジティブな回路を作る。
３　何事にも「愛情表現」を忘れない。
４　全身の細胞から健康になる。
５　瞑想などで脳を「人智を超えた大いなる力」につなげる。
６　目標をもち、脳に眠る才能を開拓する。
７　つき合う人を選んで、脳にいい刺激を与える。

「ミラー・ニューロン」
他人と分かち合うと喜びはより大きくなるし、喜びを感じたときは、
人と一緒に喜びたくなる。

脳は感情や記憶の中心となる回路をつくり変え、身体全体に
ダイナミックな変化が起こる。

幸せ度を左右するのは「五十％が後天的な要素」

人間の行動の少なくとも九十パーセントは習慣によるもの。

脳は大人になってからも柔軟で、私たちが考え方や感じ方や
行動パターンを変えれば、脳はそれに応じて自らを変えていく。

脳が幸せを感じられるのは〝今" だけ。

引き寄せの法則―今ある「豊かさ」を認めれば、もっと豊かになれます
この法則をわかりやすく言えば、「好きになったものが自分の周りに
集まってくる」ということ。

悲しいときや満たされないときにでも、ひたすら感謝の種を探し、
どんなに小さな進歩でもそれを喜ぶようにするとすごいことが
起こります。

何でも「画像化」すれば、脳はおもしろがって動き出す。

何をやっても「好スタート」が切れる人の秘訣。
過去や現在の状況に捕われず、未来に目を向けて、積極的に
生きている。

脳機能にとって、マイナス思考は毒、プラス思考は良薬である。

人の限界をつくっている一番の要因は「自分はダメな人間だ」
という思い込み。

心臓が直径数十センチの電磁場を創り出していて、それは脳が
つくり出す電磁場の五千倍強力である。

「わけもなく幸せ」な人々は、一日のうちに何度も感謝の気持ちを
意識します。

感謝とは、あるがままの状況を素晴らしいと考え、一瞬一瞬を
満たされた気持ちで生きることです。

「幸せだから感謝するのではありません。感謝するから幸せなのです」

受けた傷がどんなに大きくても、許さなければ本当の幸せは得られ
ないのです。

相手を恨んだり憎んだりするのは、自分で毒を飲んで相手が傷つく
のを期待するようなもの。

私は自分のために許すのです。許しは自分を癒すこと、自分に
力を与えることです。

何をするかは重要ではなく、何か大きな目的のために貢献している
という気持ちが、プラス思考の神経回路づくりに役立ちます。

他の人のためになろうとすることが心の穏やかさや健康や幸福感に
つながるということは、数々の研究によって証明されている。

[minako.uさんの感想 · 2013年3月23日]

なんとゆーかー、、、
わたしって、めでたくできてますわー
(｡-_-｡)笑
ま、いい事ですね

[mtbactzeroさんの感想 · 2013年3月17日]

潜在意識がいかに大切だということ。
脳は自分の考え次第で変わっていく、そして人々が幸せになるように手助けをすれば宇宙は必ず自分のもとへ幸せを導いてくれる。
特に印象に残ったのは自分が今出来るだけのことをして後は大きな力に任せましょうということ。大きな力というのは本書でいう宇宙の事で 宇宙に身を委ねればすべてはベストな方向に行くから不安にならなくても大丈夫だと。迷った時でも今の自分に出来ることをやって行こうと思う

[けーすけさんの感想 · 2013年3月14日]

人生は考え方1つで変わる、と良く言われていますが、その考えというものは思考を司る脳から生まれるものです。

本書は自己啓発セミナーを数々主催するカリスマコーチであり、「こころのチキンスープ」シリーズによって全米ベストセラーとなったマーシー・シャイモフ氏によって書かれている内容を日本で有名な脳科学者である茂木健一郎氏が翻訳した1冊です。

脳の楽観回路を働かせ、物事を楽観的に考える重要性が書かれており、考え方において大切な「脳をいかに活性化させ、幸せになれるか」と言うミッションを達成するために必要な、7つの脳にいい要素を学ぶことができます。

そして脳の仕組みを理解することで、素晴らしい人生をおくるのに邪魔な習慣や思考をフラットな目線で見つめ直すことができます。

習慣や思考に大きく左右される脳に関する仕組みを学び、自分の考え方を見つめ直したい方にとっては非常に参考になる点が多い1冊と言えます。

【私的読書メモ】
・ネガティブ思考の大掃除をする
・何事も愛情表現を忘れない
・付き合う人を選んで脳に良い刺激を与える
・幸せと健康は比例関係
・「豊かさ」が「幸福」ではない

[beautifulword09さんの感想 · 2013年3月1日]

タイトルだけみると、ただの脳科学本かな？と思うのですが、
内容は「引き寄せの法則」について書かれた本です。

「自分の考え」が出来事をどのように引き寄せるか、
ポジティブでいることの大切さ、
考え方の脳への影響等がわかりやすく書かれています。

自他ともに幸せである、と認める
「幸せの国の１００人」へのアンケートから
幸せを感じる人の共通点を見つけ出していく。
「幸せの国の１００人」は、富豪、貧困層、そして余命いくばもない人々まで、実にさまざまなメンバー。
しあわせの条件は、環境ではなく、それぞれの考え方である。


・自分の欠点を受け入れる強さ
・エネルギーの拡大を感じる選択はうまくいく。
迷ったら深呼吸をして心が動く方に決めれば間違いない
・幸せを感じられるのは、今、この瞬間でしかない。
・宇宙は、私にやさしい、と信じる

なかでも「許し」の項目のエピソードにほろり。
「人は自分が傷ついているとき、人を傷つけようとするのです」

とってもよみやすく、
素直な気持ちになれる本です。

[更紗さんの感想 · 2013年2月22日]

科学的な本かと思ったら、かなりスピリチュアル的でした。
結局思考、習慣を変えていくことが幸せへの近道なんですよね。

[もずさんの感想 · 2013年2月15日]

Amazonではあまり評価が高くないようですが、
自分には大変ためになる本でした。
（原著を読んでいないからかもしれませんが。）
少々スピリチュアル的な面もありますが、
主題である「脳を幸福感で満たす」ためのトレーニング方法も多く記載されており、
ぜひ実行してみようと思いました。

[ぽんだなさんの感想 · 2013年2月3日]

１　ネガティブ思考の「大掃除」をする
２　プラス思考で脳にポジティブな回路をつくる
３　何事にも「愛情表現」を忘れない
４　全身の細胞から健康になる
５　瞑想などで脳を「人智を超えた大いなる力」につなげる
６　目標をもち脳に眠る才能を開拓する
７　つきあう人を選んで脳にいい刺激を与える

セドナや引き寄せの法則や支援の法則などをコンパクトにまとめていていいのだけど、なにかしらパッチワークのモザイク的なものに感じてしまう。

[たにきさんの感想 · 2013年1月23日]

脳が喜ぶことをやりましょう、ということが例を交えて書かれています。
そしてそのことが、人生の幸せにつながる。
引き寄せの法則など、他の自己啓発系の本と重なる部分がありました。
茂木健一郎氏の写真が帯にありましたが、脳科学的というより、精神論的な内容という印象をうけました。